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配牌レーダー

先日、↓のような記事を書かせていただきました。

「いいね」の数が僕にしては多いですね。読んでくれた皆様ありがとうございます。まだ読んでない方は、気が向いたらでいいので読んでいただけると嬉しいです!

要約すると、配牌を数値化してみたい!というだけの話です。
前の記事ではシャンテン数を基にした速度指標、「シャンテン値」って言葉を創作してみました。私は数学どころか算数もおぼつかない人間なので、厳密な計算結果から導き出した計算方法とかではありません。なんとなく雰囲気を楽しめる要素にならないかな?と。

配牌を無理矢理7要素に分解してみた

・速度(前述のシャンテン値)
・ドラ
・一色手
・トイツ手
・三色同順
・一気通貫
・タンヤオ

私が配牌受け取り時に、比較的強く意識する項目です。ということで、速度以外の項目の算出方法を(適当に)設定してみました。あまり計算方法が複雑にならず、暗算で算出できるくらいのシンプルなものにしています。

ドラ判定

・ドラ1枚につき10点加算。赤ドラも同様。
・ドラと組み合わせて両面となる牌、1種につき2点加算。
・その他のドラ側、1種につき1点加算。
・赤ドラに対するドラ側については考慮しない。

適当に決めました。ドラ受け入れがあることは評価すべき点だと思いますが、ドラ側が複数枚あってもあまり役に立たない場面が多いと思い、ドラ側については「1種につき」としてみました。

※以下の手牌画像の「ドラ」はドラ表示牌を示す

ドラ評価最高配牌(100万回シュミレート時)


一色手判定

・同色数牌1枚につき2点加算。
・字牌1枚につき1点加算。
・各色の合計値が最大となる色の合計値を、評価点とする。

適当に決めました。メンゼン時の翻数がホンイツはチンイツの半分になるということで、こんな数値にしてみました。

一色評価最高配牌(100万回シュミレート時)


トイツ手判定

・トイツ1種につき2点加算。
・役牌がトイツの場合、さらに1点加算。W東・W南の場合、2点加算。
・暗刻1種につき3点加算。
・役牌が暗刻の場合、さらに2点加算。W東・W南の場合、4点加算。
・トイツ判定と暗刻判定は重複しない。

適当に決めました。役牌以外のヤオチュウ牌と中張牌が同価値なことに違和感を覚える方もいるかもしれませんが、ご容赦下さい。

トイツ手評価最高配牌(100万回シュミレート時)


三色同順判定

・7種(123~789)の内、最も三色成分が高い三色の値。

適当に・・・(以下、略)。
ちょっと分かりにくいので例を挙げます。

123の三色に必要な牌の数・・・5種(123m2p3s)
234の三色に必要な牌の数・・・7種(234m24p34s)
345の三色に必要な牌の数・・・6種(345m4p34s)
456の三色に必要な牌の数・・・4種(45m4p4s)
567の三色に必要な牌の数・・・1種(5m)

234の三色が最も近い(残り2種)ので、三色同順の判定値は7となります。値にグラデーションを付けるために、2番目に近い三色の値なども加味するべきかもしれませんね。めんどくさいので現状はこのままで。

三色評価最高配牌(100万回シュミレート時)


一気通貫判定

・3種(マンズ・ピンズ・ソーズ)の内、最も一通成分が高い色の値。

判定方法は三色と同様です。

一通評価最高配牌(100万回シュミレート時)

タンヤオ判定

・456牌を3点
・37牌を2点
・28牌を1点

中張牌に点数を付けて合計点で比較します。逆にこの数値が低い場合はチャンタ寄り、ということになります。

タンヤオ評価最高配牌(100万回シュミレート時)

最高配牌と残念配牌

評価値合計最高配牌(100万回シュミレート時)
評価値合計残念配牌(100万回シュミレート時)

各項目は、最も低い値を0、最も高い値を100として数値設定しています。統計をしっかり勉強してこなかったことを後悔しています。数学は苦手です。

まとめ

放送対局でこういう画面が出てきたり、データを採って数値化した配牌に対する期待収支とかを算出できたら面白いと思うんですけどね。選手によって得意な配牌が違ってたりするかもしれない、とか楽しみ方も増えそうな気が。こんな適当だらけのものとは違う、ちゃんとしたものを誰か作ってくれないかなぁ。
最後まで読んでくださりありがとうございました。

(終)

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