年度代表雀士
野口恭一郎賞
麻雀界には以前、野口恭一郎賞というモノがありました。
野口恭一郎氏とは竹書房の創業者であり、麻雀界に多くの功績を残された方です。野口恭一郎賞は、『21世紀の麻雀界を担う若手棋士を発掘するために設立された』とだけあって、団体の垣根を取り払って様々な方が受賞しています。
※〇〇賞というと『直木賞』や『芥川賞』を想像する方も多いかもしれないけど、麻雀のタイトル戦です。少しググったらこんな記事がヒットしました。なんて熱いメンバーなんだ。
無くなってしまったのがとても残念。
表彰システム
無いのであれば、勝手に表彰してみよう!!!
『お前そんなに麻雀プロに詳しいのかよ』とか『誰がどんな基準で選ぶんだよ』『何様www』とか言われるんだろうな。仰る通りでございます。
ま、基準が無いなら勝手に作ればいいじゃない?
こちとらただのアマチュアよ。アマチュアの強みはある程度ならば無責任が許されること。死ぬほど大変だろうけど、年間のリーグ戦のデータとか収集してさ。1着奪取率とか4着回避率とかなら、データさえあれば簡単に計算できるじゃん?『ルールが違うのにそんな数値比較しても意味無いじゃん』。仰る通りでございます。でも1着が嬉しくて4着が悔しいのは麻雀打つ上で誰もが一緒、、、のはず。ま、トーナメントとかは含めない方がいいのかもしれないけどさ。
ポイントの比較だって、無理矢理だけどやろうと思えばできると思う。
例えば。
その年のMリーグルールで行われた試合の順位毎の平均点を出す。(数値は適当)
1着 +60pt
2着 +10pt
3着 -20pt
4着 -50pt
だとする。
これに対し最高位戦ルールの平均が
1着 +40pt
2着 +15pt
3着 -15pt
4着 -40pt
だった場合。
基準をMリーグルールにするとして、各着順毎の倍率(Mリーグルール/最高位戦ルール)を算出して数値を導くのはどうか?
つまり、最高位戦ルールで35000点のトップ(+35pt)を取ったら、Mリーグルール換算だと「+35×(60/40)」となり、Mリーグルールで「+52.5pt」扱いとするわけだ。数字は好きだけど得意では無いので、この計算方法が意味あるのかは分からないけど。なんとなくそれっぽい数字じゃない?
ま、節の合計ポイントだけ表記する団体さんもあるので、現状では無理なんですけどね。
でも、団体の垣根を越えて記者投票みたいなので選ぶ年度代表雀士や、前述のポイント計算による最優秀雀士や最優秀20代雀士とか、ありだと思う。JRA賞ぽくて、私は好きです。
未来妄想図
ゆくゆくはアカデミー賞やJリーグアウォーズみたいにパーティー形式で表彰するようになったりして。最高位戦パーティーの『麻雀業界全体バージョン』。
ついでに、団体とかプロの枠を超えて、ただただ麻雀界の発展に尽力した人を表彰したい!って、正岡子規が野球殿堂入りした時(20年前)から思ってました。
例えば今年だったら。神域リーグの主催・天開司氏や、サクラナイツのユニフォームにコンビ名を入れたシソンヌのお二人に功労賞とかあげたいです(※個人の見解です)。たぶん長谷川さんは何のことだか解らずに会場に来るんでしょうね。
あればいいのになー。選手以外の人を表彰する場。阿佐田先生や片山先生や藤田社長はとっくに殿堂入りですよ。現状では、そういう『団体』の外に対しての表彰とかって難しいんだろうなー。
ずっと、団体の枠組みが邪魔だと思ってました。でも最近では団体が複数あるからこそ、Mリーグが生まれたのかな、と思うようにもなりました。そして今日のビッグニュース。
龍龍に協会プロ参入!
麻雀界の詳しいこととか何も知らない人間が勝手なことを言いますが、『もっと団体同士、仲良くやれよ。特に連盟さんと協会さん。』とか思ってました。理由は何も無いけどなんとなく思ってました。本当に勝手なイメージです。ごめんなさい。
その両団体が、まさかの展開です。限定的な場ですが、融合するんですよ。
10月1日より龍龍に協会プロ参戦
— 龍龍(ロンロン) 日本プロ麻雀連盟公式麻雀サイト (@ron2jp) September 29, 2022
日本プロ麻雀連盟公式麻雀サイト龍龍では、これまでは他団体選手の皆様は特定のタイトル戦のみの参戦でしたが、このたび通常のゲームモードにおいて、日本プロ麻雀協会プロの皆様にご参加いただけることになりました。
ますますプロと対戦できるチャンスが増えますよ!
フュージョンです。ゴジータです。殺し合いまでしたライバルが一つになるんですよ?熱すぎませんか?これは大きな一歩の予感がします。
てことで、近々龍龍に復帰します!
まだアカウントは生きているのかな???
最後まで読んでいただきありがとうございました!
龍龍で会いましょう!
(終)