成績管理システム【落書き①】
取扱説明書って、こんな適当な感じでしたっけ??
私は自分で欲しい物を自分で作っているので、ユーザーさんが何を不便に感じるのかが分からないのです。運用が始まって実際に使用した方から意見をいただければ改善できると思うので、見捨てないでお付き合い下さい。
さて、このシステムを作った経緯を
フリー雀荘に通うようになったのは10代後半、体重が今の3/4くらいだった頃。月に200半荘以上打つ生活が続くのですが、途中から着順だけは記録するようになります。私は「数字の羅列を見ると落ち着く」という異常者でした。「1234を記録するだけでこんなに楽しいのに、なんでみんなやらないんだろう??」と本気で思っていました。今回のシステムより簡素なものを実際に作ったこともあり、通い詰めてたお店に「使ってみない?」と聞いたこともあります。異常者ですね。
「ウチじゃ要らないかな」と言われ、自分が異常者であることに気付きます。別にそれが原因ではありませんが、20代後半からはほとんど麻雀を打たなくなりました。
千葉に居を戻し、30代中盤くらいから麻雀熱が復活します。すると、SNSやネット麻雀が浸透したせいもあるのか、着順を記録している打ち手をちらほら見かけます。何よりチェーン店などでは成績を管理するお店がたくさんあります。私は異常者ではなくなっていました。
特に勇気をもらえたのが園田賢プロが自作して公開している「麻雀対局管理ツール(MMC)」を使ってみた時です。店舗主体型とユーザー主体型で違いはありますが、僕が提供したかったものがそこにはありました。「サシウマ集計システム」として実装しようとした、特定の対戦相手との成績を集計する機能もついてます。「憧れのトッププロと同じ思考だった」と大はしゃぎ。熱闘Mリーグの翌晩は月曜日にもかかわらず、憧れのトッププロと同じように気持ちよく酔っ払っていました。
その頃の私は麻雀に対する考え方を改めていて、お金を賭ける麻雀を一切やらなくなっていました。「ノーレートの麻雀にこそ、長い期間成績を集計するシステムが必要だ!」との想いが強くなります。
ある日、麻雀大会の打ち上げの席で、ニコニコした男性が近付いてきてこう言います。「いぬかもめさん。レーティングシステム作りたいんですけど。」
(つづく)