牌アートの作り方
牌アートの作り方。
— いぬかもめ (@toijuichi3) June 30, 2020
・画像を適当に縮小する(使用ツール:チビすな)
・モザイク化処理する(使用ツール:bigart)
・色データを適当な牌画に変換する(自作プログラム:今回はExcelVBA)
街で見かけるモザイクの画とかをタイルアートって言うらしい。
英語では牌=タイルなので、牌アートとしてみた。
絵が上手な人に憧れます。『絵を描いて応援』をしたいけど絵を描くセンスとか皆無なので、苦肉の策で産み出したのがこの手法です。試しにやってみたら意外と悪くないものが出来たので、まぁまぁ気に入ってます。ただ、最初の画像選びに失敗すると、お蔵入りになることもあります。
①画像ファイルを準備。
熱闘Mリーグでちょうどカラフルな画像を拾ったので、こちらを変換したいと思います。左下の「②」が気になる方は、8/2放送の熱闘Mリーグをご覧ください。
②「チビすな!!」というツールを使用します。画像の解像度や縦横比を変換するフリーソフトです。ドットを麻雀牌(高さ32×幅24)で置き換えるので、少し太らせておく必要があります。
③次に、モザイク壁画作成ソフト・BigArtというフリーソフトを使います。
「画像読込」ボタンをクリックして、②で太らせた画像を読み込みます。
読み込むと「モザイク化」というボタンが選択できるのでクリックします。
「色変更」が立ち上がるので、麻雀牌で使っている色のみチェックを入れて、実行します。
「画像読込」ボタンの下に347、「モザイク化」ボタンの下に358と出力されます。これが縦×横で使用する牌の数なので「1列の枚数」と「1段の枚数」に+1して設定てください。
保存を押すと、データをファイル化してくれるので、名前を付けて保存してください。bmp・csv・txtファイルがそれぞれ出来上がります。そこで、txtファイルを開くと、下記のような文字データが出力されています。
④テキストデータを牌に置き換えていきます。Excelのセルに一文字ずつ出力。文字に対応する牌を1個ずつ貼り付けるというプログラムを実行します。
12万5千個もの牌の画像を貼り付けるので、まあまあ時間がかかります。
⑤Excelに張り付けられた牌画像を、ペイントなどのツールに張り付けて画像化します。
余白をトリミングして完成。
黄色を表現する牌が無いので、自由度は低めです。牌の背を使うと、違和感が半端ないんですよ。今回も完成した画像を見て「背景が白などの画像でやれば良かった」と反省。白鳥翔プロの画像はまた別の機会に作ろうと思います。大好きな選手の一人ですので。
試作機として作ったExcelVBAで、なんとなく出来上がっちゃったものを使ってます。専用のツールを作って作業手順や時間を削減することもできると思いますが、大量生産するタイプの画像でもありませんし、今後手を加えることは無さそうです。もっと便利な「Andrea Mosaic」みたいなツールを使って、「最高位戦所属選手の画像を使って、最高位の写真を作る」みたいな方が喜ばれそうな気もしますしね。