応用情報技術者試験 午後問題をどうやって速読するか
応用情報技術者試験の午後問題についてです。
午後問題は、普通に解いていたのでは時間が足りないと思います。
ここで必要になるのは、以下①②のバランスだと思います。
①文章題を二度読みせずに済むよう、下線を引きながら読む
②下線は最小限にする
①が多すぎると、かえって時間がかかり、
②が少なすぎるとと、結局二度読みが要る、
という関係です。
下線をどこに付けるかですが、試行錯誤の結果、以下のようにしていました。
■下線の対象
(1)主体(誰が、何が)
→ 人物または機能部位と、その役割の把握
(2)客体(何を)
→ 受渡しする物、情報、媒体の把握
(3)数値(どれだけ、いつ)
→ スペック、時刻情報、発動条件等の把握
(4)問題点
→ 処置の必要な部分の把握
特に(4)は、「○○という問題が起こっていた」とハッキリ書いてあったり、これはアカンやつだと解るような記述があったりします。ほぼ間違いなく対処を問われるので、チェックしていました。
(1)〜(4)の全てに下線を引いていると時間が足りなくなることが解ったので、出題ごとに優先度を付けていました。
■出題と優先度
\ 優先度 (1) (2) (3)(4)
出題 主体 客体 数値 問題点
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・情報セキュリティ ○ ○ ○
・経営戦略 ○ ○ ○
・組込システム開発 ○ ○ ○
・プロジェクトマネジ ○ ○ ○
・サービスマネジ ○ ○ ○
(詳細)
・情報セキュリティ
→機能部位とその役割の把握が必要
・経営戦略
→担当部署とその役割の把握が必要
・組込システム開発
→機能部位や、スペックの把握が必要
・プロジェクトマネジメント
→担当部署と分担の把握が必要
・サービスマネジメント
→担当部署とその役割の把握が必要
下線の形式は、好みによると思います。私は、以下のようにしていました。
■下線の形式
(1)主体 →丸囲み
(2)客体 →四角囲み
(3)数値 →二本線
(4)問題点 →波線
あとは、解答スピードが最速になるように、過去問で下線の量を調整しました。
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