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ライターが小説を書いて味わう天国と地獄 #トイアンナマガジン

小説を書いた。実際に書いていた期間は1年くらいになる。書き終えた日、涙がぼろぼろと流れた。こんなに長く付き合ってきたパートナーと、お別れの文字が近づいているなんて……と、センチメンタリズムが体をどっと襲ってきたので。

これまで、「ライター」として本を4冊書いてきた。すべて自己啓発ジャンル。企画はいろいろあったけれど、大体3~4ヶ月で書き上げてきた。つまり、小説には通常の本の3倍時間がかかってしまったことになる。端的に言って、地獄だった。

地獄だけれど、そこには天国も垣間見えたのだ。というわけで、通常はノウハウばかり書いている人間が、小説を書くという稀有?な経験について、体感を述べていきたいと思う。

「○○はこんなこと言わない」

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