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仕事で人と話すと「元気のゲージが減る」方が、削られない方法

人と話して元気のゲージが溜まるひとと、削られる人がいます。私はよほどのハラスメントを受けないかぎりは「ゲージが溜まる派」なのですが、以前は仕事の人付き合いで削られる側でした。

特に、初対面はまだいいのですが、2回目以降の人付き合いにおいてゲージが減るタイプ。自分の「接待モード」の仮面を外すタイミングがわからず、いつまでも気をつかいすぎてグッタリ……。というのが、私のお定まりなパターンでした。

そこで、自分が仕事で「削られないコミュニケーション」を身に着けるために意識したことを、ここに書いていきたいと思います。

「なぜ、仕事で人と話すと削られるか」を考える

そもそも論なのですが、仕事で人と話すだけで元気のゲージが減る方は「なぜ、そうなのか」を考えたことはあるでしょうか。コミュ障、陰キャだからといった世間のレッテルに惑わされず、自分にとってなぜこんなにも、会話は苦痛なのか? を考えたことはあるでしょうか。

私は、自分のゲージが削られるときのようすを、いくつかに要素分解しました。私たちが仕事でゲージが削られる理由は多岐にわたり、それをひとくくりにして理解しようとするから「どうせ陰キャだから」とレッテルだけ貼って逃げたくなるのです。しかし、実際には仕事の会話がしんどい理由は複数あり、それぞれ対策が全く異なるのだ、という視点から話を始めましょう。

ここからは、理由をそれぞれ分解したうえでの対処法を書いていきます。

1. 相手がクソ野郎である

仕事で人間関係に悩む方は、自分を責めがちです。そして、シンプルに相手がクソ野郎である可能性を忘れています。待てよ、と思ってください。人間関係って双方向のやりとりだぞ。自分だけが悪いってことはないでしょう。自分の元気が勝手になくなっているのではなく、相手が自分の元気を奪っている可能性はないのかと。

「普段はいい人だから」といって、自分にとってもいい人とは限りません。たとえば、弱そうな人間にだけあたりが強いヤツはたくさんいます。あなたの心が削られている理由は、もしかしてクソとの衝突事故を起こしているだけであり、あなたのせいではないのでは?

特に、「特定の相手とだけ話しているとき、グッタリしてしまう」方は、あなたが……というより、その相手がクソである可能性が高いです。ブルシットじゃん。そいつから離れましょう。

とはいえ、職場の人間関係だと、距離を置きたくても隣の席だったり、最悪の場合は上司だったりして、どうにもならないことがありますよね。上司に相談しましょう。当該するクソが上司なら、上司の上司に相談しましょう。

解決策:軽いノリで関係者へ相談しておく

それも、限界まで思い詰めてから相談するのではなく、軽くお茶にでも誘って「ところでちょっと困っていることがあるんですけど~」くらいのノリで、頭出ししておきましょう。偉い人は、トラブルが芽のうちに相談してくれる人のことを信頼します。思い詰めて「もう辞める!」となられるより、うん十倍もマシだからです。

2. 全員へ気遣いをしてしまう

「この人は飲み会でキノコが嫌いだから、できれば野菜中心のコースにして……でもAさんはお肉派なんだよね。あと、Bさんってお酒飲めないんじゃなかったっけ」と、無限に気配りをしていくと、パズルのピースは永遠にはまりません。

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