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職場に敵がいるときは「チャンス」だ

平和に働きたいだけなのに、なんかいるじゃないですか。
自分のやることに口を全部挟んでくる人。
言っていることが二転三転する人。

でも、そういう「敵」になっちゃう人が、実は自分を破滅から救ってくれているよ、という話をします。

仕事に慣れて、適当にやっても回るようになりだしたら「ピンチ」

働き始めてしばらくたつと、誰しも「あ、この仕事前やったわ」ということが増えていきます。そして、力の抜きどころがわかって、うまく回せるようになります。むしろ、がむしゃらに頑張っていた最初のころより、手抜きした今のほうが成果を褒められるようになって。

……で、こういうときに現れるのが敵です。敵というのは抽象的な言葉ですが、自分の働き方を妨げるすべての者を指していいと思います。

そして、敵だからといって、悪い人間というわけではありません。たとえば、どうあがいても相性が悪い上司がいたとして、上司も自分もすり合わせようとすればするほどお互い疲弊するわけで、双方がキャリアの「敵同士」といえるわけですが、別にどっちも悪人ではないのです。

とはいえ敵が現れると、「こいつさえいなければ、どんなに楽に働けたか」と思ってしまうのは、どうしても避けられません。

あなたも「どこにも行けないおじさん・おばさん社員」を見ているはずだ

ですが、敵というのはあんがい、自分を破滅から救ってくれるものです。

あなたの職場にも、「部署異動もできないだろうし、転職も厳しそうなおじさん・おばさん」っていると思うのです。そういう人がなんで生まれるかというと、敵がいないからなんですね。

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会社サバイバル論

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