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積読かわりに読んだよ:『ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の法則』2024年10月2本目

あなたの積読を代わりに読んで、読みやすいよう噛み砕くレビュ―シリーズ。今回ご紹介するのは、ビジネス書界隈で今や「古典」ともいえる『ビジョナリーカンパニー 』シリーズの第一弾『ビジョナリーカンパニー 時代を超える生存の法則』です!

ご存じの方も多いと思いますが、『ビジョナリーカンパニー』シリーズは1994年に出版された本書を皮切りに全5巻出版されており、総ページ数は約1,400ページ、全世界で発行部数は1,000万部を超えるモンスター級のビジネス書です。

かなり昔に読んでおり、「いい本だったな」という記憶だけ残っているのですが、肝心の中身がほぼ抜けており、再度読むことにしました。
久しぶりに本書を手に取るにあたって一番気になったのが、1994年に出版された本書で論じられた「生存の法則」なるものが約30年の時を経て、いまでも有効なのかということです。

この本のテーマをざっくりまとめると

  • 時を告げる予言者になるな、時計をつくる設計者になれ

  • ビジョナリーカンパニーにはカルトのような文化がある

  • 「神は細部に宿る」はビジネスにも当てはまる

要するにここ読めばよくない?本の重要ポイント

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