
noteで年収〇億稼ぐ方法を発信する人が実際にどう稼いでいるか突き止めてきた
私の悪趣味の一つに「怪しげなインフルエンサーの追跡調査」があります。「日給100万円!凡人の私が年収〇万円になれた秘訣とは!?」みたいなものを売っている方ですね。
私は「本当に成果を出した方が、その成果を高値で売る」ことについては何も思いません。たとえ高値で「Excelのショートカットキーの使い方講座」を売っていても、その情報がほしい人と、売りたい人がマッチしていればそれでいい」と思っています。
こういう商材を見ると、賢い人は「本を読めばわかる」と念仏のように言いますが、本のような10万文字以上の文字列を読むのに労力がかかる人間ってごまんといますからね。
問題だと思うのは、売っているものを誤認させうるものです。「あたかもYouTubeだけで〇億円稼げるかのようにうたいながら、実際にはYouTubeマスター講座を作って売ることで稼がせる」みたいなやつですね。
そして、最近ちょっとずつ増えてきたのが「noteで稼ぐための講座」です。まあ、noteが稼げるのは事実です。月50万円くらいなら、わりと達成できます。しかし、年収5,000万円オーバーはリアリティがない。
そこまで稼げていたらnote社の株主総会に呼ばれるレベルですし、達成できているのはごく一部のトップクリエイターだけでしょう。しいたけさんとか、岸田奈美さんとか。※わたしがこれらの方々の年収を確認したわけではないので、どうかご本人へ吹聴しないでください。
しかし、現実に「noteで〇億稼げる」と吹聴する方はいる。ではどういう方々なのか? 実際にそういう売り方をしている方々のLINEやメルマガ、noteを追いかけてみることにしました。
なぜ「noteで5,000万円稼ぐ人」を怪しいと思ったのか?

noteは売上の最大90%がクリエイターに還元される神プラットフォームです。そして、仮にnoteで年に5,000万円を稼ぐなら、noteでの売り上げは5,500万円以上に達します。ところで、note社の売上高は40.1億円しかありません。
つまり、このクリエイターはnoteの売上の1%以上をたたき出す、超VIPです。この方が別プラットフォームへ逃げてしまったら、noteは大打撃を受ける。だとしたら、絶対に何らかの特別待遇をするはずなのです。
ところが、こういう商材を扱っている方が、そういう「note社の会社説明会かパーティ」に招かれることもなければ、「note社員に接触した」という話すらない。もし本当にnoteが何もしていないのだとしたら、note社がよほど売上構成比を気にしていない間抜けカンパニーということになってしまいます。そんなの、株主が許しません。
というわけで「怪しい」と踏んで、そういう発信をしている方々のメルマガやらLINEやらを購読したわけです。全部で4~5名でしょうか。
結論「noteだけで1億円」はありえませんでした
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