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受け子・出し子で逮捕された私の物語:自己紹介編

はじめまして、【とい】です。
2024年1月、私は特殊詐欺(UD:受け子·出し子)で逮捕され、約9ヶ月間、勾留生活を送りました。そして同年10月、奇跡的に釈放されました。判決は懲役3年、執行猶予5年(保護観察付き)。この経験を誰かの役に立てたいと思い、このブログを始めることにしました。


犯罪に手を出す事になった、その根本的な理由は借金の返済が金銭的に難しくなったことでした。特殊詐欺の「受け子」や「出し子」に手を染めた時、経済的な問題から逃れる手段としてそれを選んでしまったのです。そして結果的に、逮捕されるという形でその道を断たれることとなったのです。


借金返済の重圧と後悔


特殊詐欺に関わることになったきっかけは、借金の返済が追い詰められた結果でした。経済的な困難から逃れようとして手を出した行動が、まったく違う方向へと進んでしまいました。犯罪で得られるお金は一時的な解決に過ぎず、後でどれほどの代償を払うことになるか、当時の私は考えていませんでした。


もし、これを読んでいる方の中に、今まさに同じような状況にいる方がいたら、一人で悩まずに相談してください。犯罪に手を染める前に、そして後戻りできなくなる前に、誰かと話をすることが本当に大切です。


釈放後の生活と再スタート


10月に釈放されたとき、私にとって再スタートを切る機会が与えられました。もちろん、釈放後の生活は簡単ではありません。懲役3年の判決は、執行猶予5年と保護観察付きという厳しい条件のもとです。毎日の生活は、不安と向き合いながら、自分を取り戻す過程の中にあります。


しかし、この経験を経て、私は一つの大切なことに気づきました。それは「孤独でいる必要はない」ということです。経済的な問題に直面しているとき、周囲に助けを求めることが難しくなりがちですが、そうした状況から抜け出す手段は必ずあります。


今後のブログについて


このブログは、私の初投稿であり、自己紹介の場でもあります。これからは不定期で更新を続け、特殊詐欺を始めるきっかけから逮捕されるまでの経緯を詳しくお話ししていきます。どのようにしてその道に進んでしまったのか、どんな思いでその瞬間を迎えたのか、皆さんと共有したいと思っています。これが誰かの役に立てばと願っています。


相談する勇気が未来を変える


私が伝えたいのは、今後、同じような状況に陥っている人がいたら、一人で悩まずに誰かに相談してほしいということです。犯罪に手を染める前でも、すでに関わってしまっている人でも、どんな質問でも構いません。私自身の経験を踏まえ、正直にお話しします。


特殊詐欺は、決して解決策にはなりません。短期間で得られるお金は、長い後悔と引き換えに過ぎません。今、この瞬間が大切です。もし、同じ過ちを犯す前に相談できる人がいたら、私は違う道を選んでいたかもしれません。


このブログでは、これからも私の体験や学びをシェアしていきます。質問や気になることがあれば、ぜひお気軽にコメントやメッセージをください。皆さんが一歩踏み出すためのきっかけになることを願っています。


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