この度の台風第19号災害に寄せて
先日の台風第19号により、東北地方、さらには全国各地で土砂災害や河川の氾濫が相次いで発生しました。東北風土マラソンの開催地である宮城県登米市の方々、並びに例年エイドステーションやフェスティバル会場でお世話になっている生産者・事業者の方々の中でも、被害にあわれた方が多くいらっしゃいます。災害の犠牲となられた皆様に哀悼の意を表しますとともに、負傷された方及び被災された方、ご家族、関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
私たち東北風土マラソン&フェスティバルとしても、大会として今回の災害にあたり何ができるのか、議論を重ねてまいりました。初期復旧段階でできることは限られているものの(もちろん可能なことは大会としても個人としても行いつつ)、「マラソンで東北と世界をつなげる」を掲げている大会として、実際に「東北風土マラソン&フェスティバル2020」を通して、復旧復興に向かう生産者や事業者の方々のお役に少しでも立つことこそ、私たちが大会としてできることなのだと考えています。
具体的には、
(1) 2019大会で余ったお水について、関係する支援組織を通して、500リットル相当分を未だ断水が続く地域支援に向け送らせていただきました。
(2) 「東北風土マラソン&フェスティバル2020」のエイドステーション、及び食や日本酒のフェスティバル会場で、復旧復興に向かう地域や、生産者・事業者の方々の食を提供してまいります。
(3) 新たに「東北風土マラソン2020」の「チャリティランナー」枠を設け、その資金を復旧復興に向かう地域や、生産者・事業者の方々のために活用してまいります。
実際に(1)は実行済み、(2)、(3)について、さらに他の案についても、今後詳細を詰め、実行してまいる予定です。東北風土マラソン&フェスティバルに関わる一人でも多くの方々のご参加、ご支援、ご協力をいただければ幸いです。
今後も悪天候が予想され、被害が拡大しないことを願うばかりです。今回被災された方々、そしてその地域に、一日も早く平穏な生活が戻ってくることを心から願いつつ、その復興を出来る限り応援してまいりたいと存じます。
令和元年10月22日
東北風土マラソン&フェスティバル
発起人代表 竹川隆司
(10/22発行のメールマガジンより転載、一部変更)