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3-12. 選択法による整列のアルゴリズム

 本記事では、比較範囲の値を左から順に比較していき、左端に比較範囲の最小値がくるように交換する選択法のアルゴリズムを使って、配列データをを昇順に整列(ソート)する問題演習をします。

問題 比較範囲の値を左から順に比較していき、左端に比較範囲の最小値がくるように交換する選択法のアルゴリズムで、5つの要素をもつ配列を昇順に整列(ソート)します。各周の配列内容を記入してください。

整列前の配列
A[1] = 52
A[2] = 10
A[3] = 31
A[4] = 26
A[5] = 8

今回の選択法の手順
1. 配列の左から順に、未整列部分の最小値を探す。
2. 見つかった最小値を未整列部分の先頭の要素(左端)と交換する。
3. これを配列の最後まで繰り返す。

解答

図1. 今回の選択法による配列の昇順整列

整列前の配列を1周スキャンして交換する流れ

52 10 31 26 8 (整列前の配列)
10 52 31 26 8
10 52 31 26 8
10 52 31 26 8
8 52 31 26 10 (1周目の後)

以上です。

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