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1-4. 特定の変数の値を変えながら繰り返し処理を行う場合に便利な記述方法
本記事では、特定の変数の値を変えながら繰り返し処理を行う記述方法について解説します。「初期値、増分、終値」の3つの値を指定する。
ループ名
変数名:初期値、増分、終値
増分には、負の値を指定することができます。
おはようございます!を100回表示するアルゴリズムは、この記述方法を用いると次のように表現できます。
表示ループ
カウント:0, 1, 99
おはようございます!と表示
表示ループ
変数 "カウント" の初期値が 0 で、処理を行うたびに +1 します。そして"カウント"が 99 になるまで処理を繰り返し、100 になったら繰り返し処理を終了します。
擬似言語で表記する場合は、 for 文によって、次のように変数の初期値、終値、増分について文章で記述します。
for 文で示す繰り返し条件に関する記述を、擬似言語では制御記述といいます。
for (カウント を 1 から 100 まで 1 ずつ増やす)
「おはようございます!」と表示
endfor
以上です。