話題のCOP26とは?
COPとは?
COPとは、『締約国会議(Conference of the Parties)』の略で、「気候変動枠組条約」の加盟国が、地球温暖化を防ぐための枠組みを議論する国際会議です。1995年から始まり、最終的な目標を、地球温暖化の防止のために大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることとしています。加えて先進国には、より具体的な温室効果ガス排出に関する規制が設けられています。(中川)
COP26の議題
COP26では、「1.5℃に抑える努力を追求することを決意する」と1.5℃を強調する姿勢が見られましたが、それだけでは脱炭素社会は実現しないのではないかという印象を受けました。私は早急に具体的な施策を掲げ実行する必要があると思いました。脱炭素社会への移行は私たちの今の生活を大きく変えることとなりますが1.5℃の目標を達成する努力として一刻も早く各国が実行に移すことが重要であると思います。(稲垣)
考察・感想
今回のCOP26は、各国や各世代が協力しあって今後の地球の未来を決めていくための会合として、良かったのではないかと個人的には受け止めました。しかし、今後COPで決めたように動いていけるかどうかはまだ分かりません。国単位ではなく、個人個人も1.5度以内の気温上昇に抑えようとしていることにしっかりと意識を向け、行動していかなければならないと感じました。(神長)
COP26を終えて世界が一体となって、「1.5℃目標」に向かって進められるという点についてすごく大きな決断であったのかなと思いました。また、今年中に2030年目標・削減の引き上げのために各国の目標の再検討と削減の引き上げを作成することによって、具体的な温室効果ガスの数値が可視化でき、脱炭素に向かっていくのではないかなと思いました。IPCC AR6でも「人間活動が、大気、海洋、陸域の温暖化を引き起こしていることに疑いはない」ととても強い言葉で書かれていました。国の間だけではなく、地球に住んでいる私たち一個人の問題だと思って、少しでも温室効果ガスを削減できるように努力していきたいと思います。(高橋)
国立研究開発法人
「COP26閉幕:「決定的な10年間」の最初のCOPで何が決まったのか?」
https://www.nies.go.jp/social/navi/colum/cop26.html