見出し画像

“ととのわない男”がととのってみた件

広報担当という職業柄、文書を書くことが仕事の大半を占めています。書ける時はスラスラとペンが走るのですが、ダメな時は全く…。支離滅裂な文書になり整わない時がたまにあります。

昨日も夜、文書を書いていたのですが全くペンが進まなく、早めに切り上げて町内にオープンしたアースバッグサウナを経営する「りとりーとびれっじTōma」さんにお邪魔しました。アースバックとは土を詰めた土嚢袋を積み上げて建築物を作る工法の一つで、その工法を使って作ったのがアースバックサウナです。りとりーとびれっじさんは材料にその土地の土や砂を使い洞窟のようなサウナを作りサービスを行っています。「当麻の自然を満喫しながらサウナを楽しんでほしい」と、北星地区という農村地域にポツリと立っています。

画像3

ちなみに自分はサウナ―ではありません。目や鼻に入り込む焼けるような熱気が嫌なのです。サウナ好きの方の中には二日酔いでお酒を抜くために入るという人もいますね。どうしても“サウナといえばガマン大会”というイメージが拭いきれないのです。当麻町ではサウナプロジェクトを作り、サウナによるまちづくりを始めています。広報担当がサウナの魅力を知らないというわけにはいかないと思ったのとサウナに入ると頭が冴え仕事がしやすくなるという噂もあったので体験してみようと思いました。

画像5

りとりーとびれっじさんには電気式と薪ストーブ式の2つのサウナが楽しめます。どちらもサウナストーンをストーブの上で熱しておりロウリュも楽しめます。水風呂も完備。男女別の更衣室にはシャワーも備わっています。またサウナハットやポンチョ、タオルも有料でレンタルしてくれますので、水着、Tシャツがあれば手ぶらで楽しむことができます。仕事帰りにサウナを楽しむなんてのも良いかもしれません。

画像4

…で使用してみた感想ですが、正直驚きました!こんなにサウナが良いものだったとは…。サウナ―が増加しブームになるのが良くわかりました。サウナ初心者である自分が感じたアースバッグサウナの魅力ポイントを挙げてみました

【痛い熱波ではない】これが一番感激したところです。80℃以上まで上がるサウナですが熱さが“やさしい”のです。普通の(?)サウナでは5分と持たないのですがここのサウナは15分入ってもつらくありませんでした。もちろん鼻や目が焼けるような感じは皆無です

【ロウリュっていいかも?】ロウリュをすると一気に体感温度が上がります。しかし前述のとおり痛い熱波は全くありません。心地良い熱さを満喫できました

【水風呂はガマン大会ではない】ととのうためには水風呂に入ることも一つの行程のようです。一番初めにお店の方に「水風呂に入りますか?」と聞かれ結構ですと断ったのですが、あまりにもサウナが心地良かったので「もしかして…」と思い体験してみました。この日の外気は10℃前後、結構寒い日だったのですがサウナから上がり火照った体で水に浸かるとなぜか全く寒くないんです。1分くらいすると少し冷たさを感じるので、またサウナに戻り暖まる。この繰り返しが何とも気持ち良かったです

【外気浴でととのう】サウナの締めは外気浴。最後にもう一度サウナに入って十分暖まってから設置されている椅子に座り外気を浴びます。これが本当に心地良い!気温10℃前後の中、半そで短パンでいるのが信じられないくらいポカポカと暖かいのです

画像7

りとりーとびれっじさんは田園風景の中にあります。目の前には将軍山と呼ばれる山があります。夕方にはこの山に向かって落ちていく夕日を眺めながら外気浴をするのも乙なもんです。

画像1

日が沈むと美しい星空が瞬き始めます。「星空サウナ」なんていうのも素敵ですね!

画像2

本当にサウナに対するイメージが180℃変わりました。至福の時間を過ごすことができました。こういったサウナが自分の町にあることは非常に幸せだなぁと感じました。

頭もスッキリ、これで“ととのった文章”が書けそうです。…と思ったのですがなぜか眠たくなってきました。心も体もリラックスできた証拠ですね。今日はゆっくり寝て、明日しっかりお仕事します。

画像6

りとりーとびれっじTōmaさんはネットでも利用予約を受け付けています

ととのう町プロジェクト。サウナバスの記事はこちらから