当麻山展望台からの景色は絶景だと思う
町民のふるさとの山「当麻山」には観光施設とスポーツ施設が数多く整備されています。当麻山の中にはアスレチック、キャンプ場、世界の昆虫標本を展示する「パピヨンシャトー」、くるみなの庭、くるみなの散歩道。麓には球場や多目的運動場、温浴施設「ヘルシーシャトー」などがあり、外で遊びたい方にとっては非常に充実した環境です。
山といっても平坦な場所にポッコリとできた山で、市街地からもさほど離れていません(JR当麻駅から車で3分、徒歩で30分程)。標高も263メートルと非常に小さな山ですが、豊富な森に囲まれ、たくさんの野生植物が生息しています。
当麻山には展望台があり、登山道も整備されています。頂上まで20分程の短い道のりですが、道中では四季折々の植物を観察したり、美味しい空気を味わいながら森林浴を楽しむことができます。心地よい汗をかいた頃には展望台に到着。ここから見える景色が個人的には絶景だと思うんです。
春まだ早い季節は、雪が融け、土が顔を出した大地と高く澄んだ青空のパノラマを見ることができます。
暖かくなると生い茂った木の葉と水田に植えた苗が広がる緑の大地が、目の前に広がります。
秋は格別で、登山道には赤、黄と鮮やかな色を付けた木が並び、早い時間に展望台に登ると街を流れる勇壮な雲海を見下ろすことができます。
冬は真っ白になった大地と真っ青な空が広がります。冬は特に空気が澄んでいるので、どこまでも広がる広大な北海道の大地を遠くまで見渡せます。
どの時期でも左側には広大な大雪山連峰を望むことができます。
高い山には高い山なりの絶景を見ることができます。しかし軽装で登ることができ、行程20分という散歩気分の登山で見ることのできる当麻山展望台からの絶景は、当麻にしかない“絶景”だと思います。