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オレの仕事はキャラメルフラペチーノ
現在の仕事はホームページ制作だ。
お客様と触れる機会は少ない。
代表が商談して仕事を取ってくるので私達は代表がヒアリングした目的や相手の雰囲気を参考にHP(ホームページ)をコーディングしていくことになる。
自分からすれば代表がお客様だ。
今回私は自分の仕事を「キャラメルフラペチーノ」と名付けることにした。
自社を紹介する場面が来たら、
「弊社はHP制作会社におけるキャラメルフラペチーノです!!」とプレゼンする。
想像してみて欲しい、スタバでキャラメルフラペチーノを頼んだ時のことを。
注文すると「キャラメルフラペチーノ〜」と店員の声がこだまする。
素早くカップが用意され、氷を砕いたシャリシャリのエスプレッソが注がれる。その上にクルクルとクリームが乗せられていき、十分にキャラメルシロップが掛けられて、丁寧にカップが閉じられる。
最も重要なことはこの丁寧にカップを閉じることだと思う。
ここが一番伝わるのだ。
カップを閉じる前に製品は出来上がっていて、美味しさは変わらない。しかし、作り手の思いはここに集約される。制作において見落としはなかったか、完全に要望を満たせたかと思考を巡らし、冷静に、そして丁寧に、フタをするのだ。
受け取り側はここをすごく見ていて、作業的にパチンパチンとフタをされては台無しだ。スタバの料金設定はここまで含まれていると私は思う。
私の仕事はこのように「速く・キレイに・親切に」HPを制作することだ。
① 速い とにかく速さ重視。コーディングはコピペ推奨。
② キレイ キレイなレイアウト、ズレないレスポンシブ。
③ 親切 丁寧なヒアリングとユーザー目線の提案。
プロジェクトがスタートすると同時に目的の共有が行われ、素早く準備と制作が進んでいく、ユーザー目線を意識し最後まで丁寧に制作を行っていく。
書いていて思ったのだが、若い世代には「キャラメルフラペチーノ」で伝わるけど、40代には少し甘ったるく重たく感じるかもしれないな。
おじさん対策も必要だ。
こうして自社を自信満々に「キャラメルフラペチーノです」とプレゼンできるように、営業担当じゃないうちからブツブツと声に出して地下鉄で練習することにしよう。