p❀ハルジオン

見失って気付いた

そんな真実は知りたくない

枯れそうになった花

決して手放したくないと愚痴るキミ

誰かの手が汚れるならと身を捧ぐなよ

知らなぬフリなんか放棄しな

月を造ると豪語した

こんな不器用なボクも口にした

崩れゆく誰かの影を隠そう

密かに進む計画

水溜まりに映る現実にも

今ならキミと対峙出来るかな?

名もない瀕死な花を束ねた

思い出を宿せばまだ間に合うだろう?

逃げちゃ駄目

ボクらに与えられるだろう答えを訊くまでは

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