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橋本病

8歳の夏休みに発覚した甲状腺機能低下症。(橋本病)
自分としては、20歳までに治れば嬉しいな、などと楽観的になっていた時もあった。

実は、血液検査でしか診察が出来ないこと、薬を服用し続けないと生きられないこと(レベルの数値)だと分かったのは、実は高校生になってから。
きっかけは忘れたけれど、母の数少ない書籍にあった『甲状腺機能低下症について』とかいうタイトルの本を読んで、納得をした気がする。
(ほとんどのかたは、30~40代位で発症するため、こんなに低年齢で発症がわかること自体、とても珍しいことだったらしく、数日検査が続き、治療方針もなかなか決まらなかった、とは追追で聞いた話)

発覚したきっかけも、なんとも不思議で…
その頃、まだ父とお風呂に入っていて、髪を洗ってもらってたら、喉仏が腫れてるように見えて(じつは甲状腺が腫れてた)、風邪か?と思われていた。
次の日、妹が発熱でかかりつけの個人病院へ行って、次いでに私もーと診てもらったら、先生の表情が固くて、『今すぐ、大きい病院行ってください』と言われてしまった。

軽い気持ちで風邪薬もらう予定からの、紹介状を持たされ……私の生まれた病院へ行く羽目に(笑
そして即刻言われた『今日から入院です』
珍しく、母の素っ頓狂な『はい?!今日ですか?』を聞いたのも、『私、夏休みえ?病院?初めてなんだけど??』の困惑っぷりも……何だか忘れられずにいる。

ただ、こんな楽観的にかけるのも、自覚症状皆無。
薬を飲んでいれば、特に日常生活にも支障ないという…唯一の懸念は遺伝性があること。
娘も、万一同じ病気になっても、私のように、あまり日常生活に支障出なければと思い、思い立ったが吉日で書いた次第です。

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