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JAWSDAYS2024_初参戦 2024-03-03
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どうも、ゆきひろです。
今回は、JAWS-Days2024に初参加!
最近は、非エンジニアの私にとって、非常に刺激的な回だった。
純粋に面白かったし、もっと勉強したいと心から感じる日となった。
休日に1200人が勉強したくて登録するって相当な熱気。
■ジェフバー(Jeff barr)さんのKey note
<私が受け取った内容>
私は肩書きから自己紹介はしない。
なぜなら、今までの自分の時間の積み重ねの結果であり、そこが1番大事な部分である。
肩書はついてきたものだ。
元々、コミュニケーションとデジタルメディアで学位を取得し、マイクロソフトに勤務。常に、新しいものが出てきたら自分が個人として触れてみる。
そして、その個人的な体験をすることが大切だと思っている。
だから、自己紹介の時には、肩書よりもやってきたことを最初にシェアしてる。最も成功したことは何か?と聞かれることがあるが、その時真っ先に思い出したのは、JAWSである。
普通に考えて欲しい。
休日に勉強するために人がこんなに集まっているが、それは会社に言われたこと?
違うでしょ。
それが特別なことなんだ。
だから、日本を変革できるメンバーがここにいる。
最初のJAWS-UGの最初の頃は、人は多くなかった。
でも、大切なのは人数ではない。
人が集まり、1日中、技術に関連した話をし続ける。
そして、夜のパーティでも話し続ける。
そういう熱量のある人が集まることがとても大事なのだ。1975年に発売された1家に1台のコンピュータALtair-8080は、13万円程度の箱だった。
買ってからも、自分で調整しなければならないことがたくさんあった。
それでも、みんなこぞって箱を触り続けた。
みんな、それが未来への入り口だと思い、ずっとワクワクしていた。
未来への入り口から今現在の技術発展につながっている。
当時、EC2がリリース出来たタイミングで、ある一定の層がが興味を持ち、トライするのも未来への入り口としてワクワクするからだ。いつの時代も多様性が新しい価値を生み出す。
社内だけでは多様性は生まれない。
コミュニティで学ぶことで多様性を社内に持ち帰ることができ、新たな発展を遂げる。
<私の備忘録>
今回、最前列に座り、拝聴させていただいた。
登壇は、まるで会場全体が温かいオーラで包まれるような感覚。
私の上のメモは、正確性に欠いているかもしれないが、Jeff Barrから放たれる言葉は、透明感のあり、間違いなく会場を一体化させていたと思う。
「やる気が出た」という表現では圧倒的に足りないほど、心に刺さり続けている。
世界で活躍されている方の話を生で受け止めることができ、表現しきれない感謝がある。
個人的なことを振り返れば、私はJAWS-UG札幌、AWS_carnivalしか参加していないから、よく遊んでもらっているメンバーのやる気もアウトプットも凄すぎて、これがIT業界の普通だと思い込んでいた。
が、よくよく考えると「あれ、普通じゃないかも」ってことがよくわかった。
IT業界の常識というより、JAWSの雰囲気と捉える方が正しい。
今回、社内からは合計5名(2名登壇、3名参加)した。登録忘れなどで2名ほど不参加となったが、結果として、7名もJAWS-Daysに行こうとする風土が形成できているだけでも、とても感謝したい。
語るではなく
常に、個人の体験にする。
これからハンズオンをちょこちょこと進めてみようと思った。
まずは、触って体験することから始める。
あと、こんなに英語を勉強したいと思ったのも初めてかもしれない。
■ランチにまつわるちょっといい話
これはかっこいい話だったなぁ。なおみ姉さん流石だった。
<受け取った内容>
今の北海道における給食の課題について
要件:温かいご飯を小学生に食べさせたい
車の設備は、食材を温かくて美味しく運べる機材を選定.
システムはPoCとしてノーコードで一気にリリース。
小学生からも、保護者からも感謝がすごい。
そして、課題が見つかる+他の地域からの要望あり
アレルギー管理などを含めて、システム開発決定
納期は半年以内でやりきるサーバレスアーキテクチャ
アレルギーの設定をした場合には、表示画面からそもそも出さないなどのUIも優れている。
小学生からの感謝の手紙
うぇ〜ん、感動しちゃう
<私の備忘録>
こういうのかっこいいんだなぁ。
地域課題を解決するために、「現存の事業の長所」
「ITの力」を活用する。
そして、この速度感で、やりきる。
高い技術があり、判断も早いからこそ、成し得るのだろう。
しかも、感謝の手紙は泣けちゃう。
しっかり現場に向き合い、必要なものを必要な分だけ最短で用意する。
うん、やっぱりかっこいい。こうなりたいよ。頑張る。
■クラウド黎明期、いかにしてJAWSは始まったのか。〜熱い歴史をコミュニティ史として語り継ぐ〜
私はこのセッションも非常に刺激を受けた。
渥美さんと札幌でお酒をご一緒させていただいたので、聞いてみたいという思いも強かった。
<受け止めた内容>
当時のシステムの勉強は、基本的にオラクルやマイクロソフトについて勉強することが通例であり、多様な人が集まり議論するような場所はあまりなかった。
「クラウドごった煮」を企画し、とにかくいろんなクラウドを触っている人を集めて、議論する場を作ってみた。
当初の運営メンバーの方は、今はほとんどが起業。
Seasar2に橋本さんの若い写真が映る
人間CloudformationとCloudformationどっちが勝つかを7年擦る。
3・11の際に技術力と人間力が生み出した協力体制
昔話をする姿が本当に楽しそうだった
<私の備忘録>
今のJAWSの熱量しか体験していない私にとっては、非常に面白かった。
昔もずっと熱かったんだなって。AWS_Carnivalの際に、クラウドファームの田名辺さんが「昔からこういう暑場所だよ」っとおっしゃっていた意味がわかった気がした。
AWS芸人という言葉があるが、AWSとの向き合い方としてネタに走るのはいいなと思った。
※非エンジニアが自然にAWSで遊んだ結果、できることが増えるという意味で。
これまで「ちゃんとしなければ」というハードルを自分であげてたかも。。。
もっと肩の力抜いて、色々やっちゃおう。
あと有事の際に何ができるか。
しっかり力を貯めたいと思った。
311の際には、私の会社で私がやるべきことはやった。
ただ、個人として何かできる可能性も持っておきたいと感じた。
持つ力を結束して、問題を解消していく姿は、かっこいい。
■ Momento
技術的な内容は、初心者の私では追いきれてなかったな。
わかった部分だけでも記載していく。
ペリカンキャッシュを使っている
サーバレスアーキテクトとして、Lambdaのあり方自体が重くなり過ぎている。
その部分をより先進的な技術発展を遂げるために、Momento、TiDB、Cloud Flareがチャレンジしている。Momentoは、見た目はスタートアップなのに、エンタープライズレベルのサービス提供を行っている。
SOC2(Service Organization Control type 2)を取得
<私の備忘録>
そもそも、私はサーバレスアーキテクチャから勉強する必要があるが、このような分野が存在する事実をまずちゃんと理解したい。
もう少し言語化する必要があるが、サーバレスやSaaSは飛び道具っぽく見える。
「戦術を積み上げるようなVPCを張ってEC2・ECS等への作りこみ」と、
「飛び道具的に問題にアプローチしてパパッと撃ち抜き解決してしまうスタイル」
どっちも大切だとは思いつつも、今の私の立場で内製開発をするなら飛び道具で完全に勝負し、外注部分ではIaCを取り入れて綺麗にまとめ上げる感じがいいのだろう。うむ。
■サーバレスのハイパーチューニング
回線不良で着手できなかったけど、後でハンズオンやるんだ〜!
x-rayでどの部分が悪いのかを把握できる
AWS SAMもよろしくやってくれる。
<私の備忘録>
SAMはIaCなのかな? ハンズオンをやってみて、何ができるか確認する作業はやっぱりやっていこう。そこに付随する知識はたくさん増えそう。
ハンズオンのタイミングでネットワーク不良が起きてしまうのはどうしようもないですよね。清家さん気にしないで〜、そして、また札幌来て〜〜笑 ハンズオン資料ありがとうございます
【総評】
初JAWSDAYS参戦でしたが、これは毎年行きたいと素直に思った。
今回は極力、距離の遠い人の登壇を聞いたので、アーカイブ配信も楽しみ。
AWS_carnivalの2次会に参加された方ともネットワーキングできて、嬉しかった。
BacklogWorldでお会いした方々にも挨拶できて、個人的には満足。
今回のJAWS DAYS参加の目的:「AWSに対するインプットを再燃させる」
こちらはしっかり達成。
誰もが最初は初心者だから、これから楽しめる領域が多いなぁと。
まずは運営、スポンサー、登壇者の皆様、表現しきれないほど感謝申し上げます。ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。凄すぎて言葉にならないのですが、素晴らしい1日でした。
今回をあえて三行にまとめると
有事の際に何ができるか
地域課題の解決とスピード感
何から始めてAWS芸人になるか
加えて、飲み会からが本番という意味がよくわかった。裏話がオモロいのよ。
あ、カラオケで判明しましたがKAGの若松さんと同い年で、
新潟すれ違いということが判明したのも面白かった。歌って踊って楽しすぎた笑
あと、北海道への帰りがけ、Fusicの清家さんとお会いして、
「最近たくさん会ってますよね?ある意味、友達より会っているかもしれません!」
っと声をかけたら・・・
「それがコミュニティですね」という熱い一言をもらいました。うぇ〜い、最高!
■写真
<JAWSーUG!JAWSーUG!JAWSーUG!>
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<大学のサークルメンバーでパシャリ> ※尚、サークルはAWS全く関係ありません。
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<ヌーラボさんのブースに顔出しました>
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<西馬さんとパシャリ!>
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<ビルダーカード当選!みんなで遊ぼう>
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<4次会終了時点での盛り上がり。画像から溢れ出る勢いが凄いんじゃ>
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