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絵本に応募

先々月、生まれて初めて絵本を描きました。絵本なんか、大人になってから1冊か2冊しか読んだことがなかったのですが、何故か急に絵本みたいなものを描いてみたいと思い、生まれて初めて絵本を描いてみました。そしてある絵本の公募に応募したのですが…

この自作の絵本は20ページくらいで、後半はなんとなく自分では尻切れとんぼの感があり、嫁さんも前半はいいけど後半がダメと言っていたので、まず、一次選考で速攻落選するだろうと思っていたのですが、どういうわけか一次選考を通過出来ました。

二十代前半にマンガの投稿を3度くらいして、全て一次選考すら通過出来なかった事を思えば、今回の生涯初の一次選考通過は快挙でした!

内容は小学生の主人公が、不思議な体験をするといった感じなのですが、制作は鉛筆のみで、色もシロクロで、これを書き上げるのに、仕事をしながら5日程度で書き上げたし、構図等もあまり考えず行き当たりばったりで描き、しかも、話は途中までしか考えていない状況からの見切り発車。だからまた、いつものように結末が今ひとつ。いつものように出たとこ勝負で、途中まで描いて結末が思いつかなかったら投げ出し終了予定。
そんな気持ちで描いていたので、一次選考を通るとは思ってもいませんでした。
お話がダメだとしたら、絵が絵本向きだったのかもしれません。

……が、しかし、ここまででしょう。次がない事は百も千も承知です。

でも、好きな絵でほんの少しでも評価してもらえた事は本当に嬉しいです。

実はこの絵本応募と時を同じくして、昔描いた三重人格者の、人でなしのマンガをブラッシュアップしたものを、あるマンガ出版社に応募したのですが、なしのつぶてでした。マンガはやっぱり箸にも棒にも掛かりません💦

このマンガは最初で最後の合作マンガで、ストーリィとネーム制作を週末に地下の喫茶店で何十回も打ち合わせをして、更に下書きからペン入れまで二年近くもかかり、足かけ約5年くらいもかけて完成させた60ページもある大作です。
製作期間➡ マンガが5年。絵本は5日。
なのに、マンガはかすりもせず、絵本は一次選考通過…
なぜ? やはり、マンガは向いてないのでしょう。

それとも私は精神年齢が幼いので、絵本の方がまだ向いているのかも知れません。

あと、ここ10何年かは、会社でも9割はイラストの仕事ばかりしてきました。会社で一日中絵ばかり描いてるなんて…私のような会社員生活は珍しいと思います。
これは、本を出版している仕事内容と、たまたま社員の中に絵を描ける人がいなかったからこういう仕事ができたのだと思います。今、朝の通勤電車内でこの文章を書いていますが、特に最近は、ほぼ絵の仕事オンリーになり、今日も一日ひたすら絵を描く仕事です。クリスタ、フォトショ、イラストレーター、インデザ。これらのソフトのスキルは上がるので、それはそれで良かったと思うようにしています。

ただ、会社で一日中パソコンで絵を描いているので、パソコンに向かうのが少し飽きてきて、現在noteで描いてるマンガが、デジタルなので、マンガをアップする頻度が以前より少なくなってしまいました。

それでも描きたい話が、まだまだ出てくるので、今は、noteのマンガと平行して、ケント紙に手書きのマンガを制作中です。このマンガも完成したらまた懲りもせず、マイナーな出版社に応募するかもしれません。

なのでノートの更新が…💦

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