UNISON SQUARE GARDEN × bus stop mouse (uniっとbus) @心斎橋BIGCAT 2024/9/19



 
※20thに感化されて初めてブログというものを書いてます泣
2年前のライブ参戦が初のユニゾン初心者につき至らぬ点多数ございますが、そんなこと思うやつもいるんだなぁ…くらいの感覚でお読みいただけると幸いです。
直近参加した武道館・20thBESTMACHINE(大阪・浜松)の内容を含みます。(BMツアーのセトリバレはありません。)
 
 

 
はじめに


東のUNISON・西のbusとインディーズ時代を共に過ごしたbus stop mouseとの16年ぶりの2マンライブ。以前はuniっとbusと題して開催されていたようです。BMツアーの真っただ中に開催ということもあって驚きしかありませんでした。
正直なところ対バン告知が出てはじめてbusさんを知りました。(ごめんなさい)
いろいろ調べてみると、関東のライブでは貴雄の実家に泊まらせてもらい関西のライブではbusのシェアハウスに泊めさせてもらうほどの関係だったとか。
 
この日が2つのバンドにとってどんな日であるかは、busのタムラさんのブログを見るのが一番良いと思います。
https://note.com/busstopmouse/n/nf2577c78c0fd
 
 
それではライブの感想に移ります
場所は大阪・心斎橋にあるBIGCATというライブハウス。オールスタンディングでキャパ800人程度と今のユニゾンからすると小さな箱。
 
物販の並びはそこまでいなかったように見えますが、ユニゾンのリュックやデイルくんは早々に売り切れた模様。busのuniっとbusタオルも開場前に完売と平日にも関わらず売れ行き好調。
物販時間を15分間違えていたのが功を奏して無事目当てのuniっとbusタオル購入。
 
開場してドリンクを交換すると
やや田淵側が多く、自分は真ん中やや田淵側の4列目くらいを確保。
 

①   bus stop mouse


 
入場曲はフルハウスのアレ。
気になったのはドラムのシンバルが高いところにあること…笑
ニコニコで入場するメンバー。
お笑い芸人さんみたいにどうもーって感じ。
 
ライブで印象に残った曲…
 
・テレポーテーション
新譜の曲ではじめましてでしたが、すごく刺さりました。
それぞれ家庭や仕事、音楽以外の自分の居場所がある中でも
いざライブとなったらメンバーも観客もライブハウスへテレポートして音を共有しあう
そんな想いもあっての1曲目だったと自己解釈。
 
 
・ときどきメモリアル
busって何者!?ってなってApple musicで最初に聞いた曲、そしてこの曲を聴くためにbusのライブに行こうと思った曲。聞いていると自然に口角が上がる感じ。Xで色んな人の意見を見ているとユニゾン要素がふんだんに盛り込まれているらしいです!
“西の空からリズムに沿って五線譜をめぐる”“東の空へと合図はきっと五線譜をめぐる”東西でバチバチ対バンしていたあの頃を想起し、音楽の“はじまりはいつもすぐそばにあるものです“と締めたこの曲に120点あげたいです。
 
 
・music from the bus stop
こちらもユニゾンが歌詞に入る曲ですね“箱庭(Square Garden)でユニゾンしてる”
この曲はやるだろうってことで予習してきた人が多かったのかな?周りもめっちゃノッてる人多かったです。スマホで聞いているとふわふわした素敵な曲ですがライブハウスで演奏すると5倍マシでノリノリな曲でした。
 
busのライブを観て音楽にプロもアマも関係ないと感じました。
今日のライブのために有休を使って集結したメンバーに物販を仕切っていたご家族の方、今日の為に準備してきた関係者の方、社会人で日々仕事をしている合間に音楽活動をするって本当に大変な事だと思います。アマとはいえ僕は間違いなくあのステージで心弾んだしすげーバンドでした。
しかも今日の相手は旧友にして最強のバンドですよ、ワクワクとプレッシャーがある中あんなにかっこいいステージをやり遂げたbusは同じ社会人として尊敬しかありません。
 
そして素敵なバンドに巡り合わせてくれたユニゾンにも重ねて感謝です。
 

②   UNISON SQUARE GARDEN


 
小休憩をはさみ幕が上がりました
僕はまだ全部の曲を聴きこめているほどではなくて聞いたことない曲がある状態でライブに行くのが苦手だったのでセトリは先に確認してからライブに臨むタイプなので、予習ゼロのライブに一抹の不安がありましたが、「mouse to mouse(sent you)とか月と天秤とかライトフライト(2019 uniっとbusのセトリの頭)とかはやるかなー」って想像しながらいざライブへ…
 
いつも通り「絵の具」で3人が入場。田淵は恐竜みたいに入場してたな…
いつもと違うのは距離感!!!今までは一般発売とかのチケットでしか参加できていなかったので2階席とか全体を眺めるような視点でしか見られなかったUSGが1~2m先にいる!顔の表情までぜーんぶ見られる超貴重な一日になるぞ!と期待に包まれながら1曲目が始まります。
 
 
・センチメンタルピリオド
724でも726でも幾度となく聞いてきたセンチピもこの距離はやばああああい!!
イントロで後光の指すあの演出も本当にかっこよくて、ああユニゾンのライブが始まったな…と
田淵がかっこよすぎて終始眺めてました。
 
 
・10% roll 10% romance
僕の1番好きな曲。
今日は古めのセトリかなーって思ってたらいきなり10%飛んできて大興奮…
なんで今日これやるのかなって考えると、タイアップアニメ「ボールルームにようこそ」が浮かんできました。このアニメは主人公の男の子がボールダンス(社交ダンス)と出会いダンスのパートナー女の子と共に成長する物語なんです。それがユニゾンとbusの二人三脚で歩んできたことのメタファーなんじゃないかと。そんな解釈も相まってボロボロ泣いてました。すぐに感情あふれる系オタクなので。
 
 
・オリオンをなぞる
最高。何度聞いても最高。
ただこの辺りで「あれ?対バンだから有名どころなぞる系セトリ?」となってました。そんな訳ないのはfun timeとか極まるツアーで知ってたんだけどね…笑
今回のオリオンの見どころは貴雄の合いの手一択。
THE FIRST TAKEで知ったんだけどオリオンの暫定ロマン、最高ロマン!の所って貴雄も声入れているんですよね。それで、最高ろまあ“あ”あ“あ”あ“ん!って叫んでて、「ユニゾンの暴れ屋は田淵だと思われてるけど本当の暴れ屋は貴雄」ってコメント欄にも書かれてるのよ。超好き。
この日貴雄のテンションがあがったのか最高ろまあああああああん!!!って叫んだの。
こ、これFIRST TAKEのやつだー!!!生で聞けたーーー!!!ってまたもや大興奮しました。
その時その場所でしか味わえない演出があるからライブってのはやめられねぇんだなぁ!!!!!!
 
・MC(斎藤さん) ※はっきりとは覚えてないので雰囲気だけ…
busとは昔から一緒にやってきたバンドで…今日はユニゾンも昔から何も変わることなく頑張ってるってことを見せつけてやりたいと思います。
 
そして4曲目へ…
 
 
・カオスが極まる
今を時めく激熱曲をここに持ってくるかーーーー!
やっぱりライブ専用イントロたまらないね
暗転・赤x青照明・のカオス確定演出が出た時って今のユニゾンライブで一番盛り上がる所なんじゃないかな。
セトリもみんな今日知る訳だしね、セトリ神田淵恐るべし。
ツーマンしてた頃から何倍も進化したユニゾンを間近で見てたbusの人たちもびっくりしたと思う。
 
・mouse to mouse (sent you)
カオスで極まった会場に次にぶち込んだのはこの曲。Bus解散のタイミングで田淵がbusに贈った曲とされている。曲はbusの解散した2009年頃に作られたらしいけど頑なに音源化しなかったみたいですね。2018年にbusが復活したことで満を持してPhantom jokeのB面として世に出た曲っていうのも2組の関係性を示すエピソードとしてあるみたいですね、本当に尊い。
sent you=君に贈るとかsent youは戦友とかけてるとかネットで目にしたことあるかな。mouse to mouseも(bus stop)mouse達にユニゾンのmouth(口)で歌を吹き込むとも考えられたり…そんな考察の余地を与えてくれてますよね。一度ユニゾンメンバーの頭の中身を覗いてみたいですね笑
 
 
・月と天秤
こちらもbusが登場する一曲。自分はSMBMのDisc1で初めて知ったんだけどCD買っておいてよかったなと思いました。口酸っぱく「CD買え」と言っているだけある。
“バス停のネズミたち“って一節もあるし、インディーズ時代の対バンでもよくやっていた曲とbusのタムラさんも言ってた。
今でこそ三者共に人の域を超えたメロディーをお届けしているけどこの曲は手数の少ない曲だけどそれもまた優しく心に届きました。
 
 
・MC(斎藤さん)
busとの思い出について語る
前とその前の2曲はbusともゆかりのある曲で…インディーズのころは関西へ活動しに行くときはbusのシェアハウスに泊まらせてもらって…最大14連泊したかな、宿泊代も払わずに笑
今busに向けて2曲やったからこれでチャラってことにしてもらいます笑
こんな感じでした。2週間とまりこみってなかなか出来ないですよね笑
自分もとある事情で10日ほど友達の家に泊めさせてもらったことあったけど生活リズムも家での過ごし方も違うから喧嘩寸前に何度もなったんですよね
なかなかできることじゃないよね。busの心が広いのかユニゾンがお行儀がとってもいいのか、はたまた両方なのか…笑
「ではここから後半に入ります」とMCを締めて6曲目。
 
 
・フルカラープログラム
この曲もユニゾンの周年を祝うのに欠かせない一曲。726のラストでもやったね。
イントロと共に後ろの人たちに押圧されてワーってなりました笑 ユニゾンのライブは比較的おとなしいと聞いてたけど、今自分がいるのはステージまで1,2mの最前だもんなーそりゃこうもなるよなーってしみじみ思いました。周りにあんまりぶつからないようにノッてました。この辺りから音と人に埋もれてました。熱がすげぇや。
 
 
・さよなら第九惑星
特徴的なギターリフから始まる。15thトリビュートでクリープがカバーしていたのもあってよく聞いてて726でも生で聴けてめっちゃよかった曲が2か月振りにまた聴けました。新世界ノートの曲だし最近のライブに登場することもいレア曲がこのスパンで聴けることは二度とないだろうな…
 
この曲はちょうど冥王星が太陽系の惑星から外れた時に作られた曲なんですよね・
水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)…って皆さんも学校で唱えたことあると思います。小学校で天体の授業を受けていた時に冥王星が外れるニュースがやってて当時はそうなんだーくらいにしか思いませんでしたが、その当時にユニゾンがすでにこの曲を生み出してたと思うとすごいですよね。 話がそれました…
 
 
・ガリレオのショーケース
こちらも昔のユニゾンを代表する一曲ですよね、ninth peelで初めて聞いたんですけど「毎日(が、そう)!」の所乗れなかったな~とか思い出しました。酸欠になりながら「が、そう!」ってできて楽しかったな~
この曲も間奏で田淵と斎藤が向き合って弾き鳴らしてるのが好きで好きで。
パフォーマーとしてもユニゾンって最高のバンドですよね。
 
 
・徹頭徹尾夜な夜なドライブ
貴雄の3,4,1,2,3,4!から始まって(これも確定演出ですよね!)僕の体力もそろそろ限界になってきました笑
スラダンの三井ばりに この音が…オレを甦らせる。何度でもよ。って感じで力いっぱいノリました。ワタシドコ、ココハダレ、ダアレってあの一体感が最高ですよね!
ユニゾンってあんまりお客さんとのコール&レスポンスをするバンドじゃないけどこの曲だけはみんなよー歌ってますもんね!熱量の高いファンがいっぱいのあの場所で一緒にノれたのはホントにいい思い出になりました。
 
・MC
体力限界突破して自分の体がいつまで持つのか心配になったところでMC入りました。
せっかくなのでbusとセッションします~とのことで大盛り上がり。Busメンバーもステージに登場。ハートランド?のビールもって登場。みんなで飲もや!ってしてました。絶対にこんなライブないだろうな~。
 
タムラ「ユニゾンの曲だと思った?ライトフライトとか笑 今回はbusの曲やりまーす!」
タムラさんがMCを回してほらユニゾン喋って!みたいになってました
「たぶさ!たぶさも喋ろ!」って言われて俺?あと俺のことたぶさって呼ぶの君たちだけだよー笑みたいな感じでいつものステージの田淵とは全然違いました。笑
田淵がbusの物販のタオルを広げて「売ってます、買いましょう。しかも日付入りだからレアだよ~」って話したりしてました。さすがCDを買おう委員会会長。
貴雄さんが乾杯の音頭をとることになりステージ会場一緒にドリンクもって乾杯。
僕らはあの日uniっとbusと乾杯をしました!!!
 
そしてセッションのフォーメーションは
ドラムがイクラちゃんで
左からナカノ・田淵・貴雄・斎藤・タムラの横1列。Xにもこの写真は載ってるので見た方もいると思います。
 
センターの貴雄が踊りだしてイントロがはじまりました。歌った曲は…
 
 
・ダンスパーティ
聞いたことない曲でしたが、busがライブでよくやってた曲だそうで解散前ライブの最後の曲もこれだったみたいです。
“ダンスパーティ土曜の夜は二人で踊りに行こうよBaby”
東西でしのぎを削り合った2組がこうやって踊りながら披露した曲 一生忘れることはないでしょう。1フレーズずつそれぞれが歌い回していく感じで今日のライブのまさに大団円。
 
斎藤が歌うのを手でキラキラやってるタムラと貴雄、ひとりで歌う田淵、貴雄のドラムセットを使うのに戦々恐々するイクラちゃん…情報量が多すぎる!
 
一番印象的だったのは…
自分のパートを歌い忘れる貴雄。
貴雄「ここ俺のところだった笑 忘れてた笑」
田淵「もっかい歌え!笑」みたいな感じで歌ったときにマイクを握ってステージからフロアに降臨する貴雄(笑)
ゆっくり降りてきて観客席に身を乗り出す貴雄(笑)
もうほんとにハチャメチャセッションでした。ツアーでは絶対にやれないことのオンパレードで脳内は骨抜き間近でした。
 
幸せなセッションを終えて
斎藤「あと一曲だけやります!」 ついにラスト一曲に。
 
 
・MR.アンディ
こちらもギターリフを聞いてイントロドン状態になってる観客席からはあらゆる方向から歓声が。僕もその一人でした。
 
大好きすぎるこの曲で今日のライブ、ひいては今日という日が終えられる幸せ
 
“君が残像に”
 
“僕が残像に”
 
ッパパン!
 
もう流れるのは涙か汗か何もわからない状態。今この瞬間を目に焼き付けることに精いっぱいの自分。
田淵が斎藤に耳打ち。これは公式の写真に上がっていましたね。
なんとAメロでダンスパーティの一節をアドリブで歌う斎藤!!!どよめく場内。
後日タムラさんのブログにてコード進行が一緒だからアドリブ入れた、みたいなことが書かれてました。
音楽素人ですが、そんなこともできるのかと感動しました。
 
他には個人的に気になったのが“僕のキャンパスに君が入り込んで ほら 遊ぼう”の後のギターソロのパートで Miss.サンディのサビのギターのアレンジが良かったです!(mouse to mouseの2サビ後のギターソロの所かもしれません、覚えている人いたら教えてください…)
 

おわりに

今日の残像を焼き付けてライブは終了。本当にすごいライブでした。語彙力を失ってました。すごいしか出てこない…笑
21時過ぎにライブが終了しましたが、自分の終電は22時丁度と結構ギリギリ。あろうことかbusのタオルを落としてしまう大チョンボ。スタッフさんに伺うとちょうど落とし主が届けに来てくれていたところでした。本当にありがとうございました。
 
地下鉄まで猛ダッシュで向かい、終電には間に合い無事帰宅することができました。
 
今回のライブのあれやこれやはbusだからできたことだったんだろうな…こんな貴重なライブに参加できて一生の思い出になりました。
20thBESTMACHINEツアーの合間にこんなライブやっちゃうユニゾン…一生ついていきます。笑
 
“B”us  stop  “M”ouse という意味ではこれも20thBMツアーの一部なのかもしれませんね!
 
 
 
 
駄文読んでくださった方、お付き合い誠にありがとうございました。
またユニゾンに関するあれやこれや文章にしていこうと考えてます。
コメント等々お待ちしてます。
 
おしまい。


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