見出し画像

M9独特の色とは〜M10Rと比較〜

M9はCCDセンサー故、独特な色合いがあり、そこが魅力。巷ではそんな話を聞く。
センサーが色を決定しているのか?
映像エンジンが色を決定しているのか?
専門的な事は私にはわからないし、知ったところでどうにもできない。
私にとって趣味の道具とは
使っていて、満足していれば所有し続ける
何かしらの事情や不満があれば手放す

素人の私が現像段階でどれほど近づけられるのか?自己満足の範疇でいじってみることにした
近づけられるか?と言っている時点で、M9の出す写真がそれだけ好きだ(笑)

M9の色

参考として
私が使用しているモニターは、EIZOCS2740
sRGBで色を調整
(この記事はモニターで読まれることが前提なので、sRGBとした)

ApoSummicron50mmF2ASPH.
Adobeカラー初期取り込み状態
WBオート
初期取り込み時

ホワイトバランスは、撮影時のまま調整なし
色温度4,550
色かぶり補正-10

Adobeカラー+自動補正(⌘+U)
Adobe風景+自動補正

Adobe風景にして、自動補正
これだけの調整で満足いく写真になった

M10Rの色

M10Rは、Lightroomでプロファイルに対応しているため、私は基本的にプロファイルは「M10R」に設定している。
厳密に比較するなら、パラメーターや撮影条件など同じにするべきだと思うが、
いつも通りに撮って、自分好みに勝手にアレンジ現像していくスタイルで見比べる

Summilux35mmF1.4ASPH.(11874)
カラープロファイルAdobeカラー
初期取り込み状態WBオート
カラープロファイルM10R
初期取り込み状態

カラープロファイル M10Rがあるものの、
ほぼ違いはわからない

プロファイルにM10Rがある
M10R+自動補正(⌘+U)
M10R+自動補正
トーンカーブなど調整
コントラスト高め

今回の写真は、コントラストは少し高めにすると自分好みになり、M9で現像した写真に近付いている
これで満足なのだが、
今回のコンセプト
M9っぽく現像する
WBは低め、色かぶり補正はシアン寄りに補正してみると以下のような画像になった

シアン寄りに現像
色温度を低く、色かぶり補正はマイナス補正

(Lightroomの現像タブでみただけではあるが)M10RはM9よりもマゼンタ寄りな色傾向である気がするので、シアン寄りにM10Rを現像してみた
コントラストを強めにして、シアン寄りに現像するとM9っぽくなりM9に近づけられる。気がする。

いいなと思ったら応援しよう!