ライカとの出会い
同級生がキヤノンに勤めていた事から、
キヤノンを使い始め、気がつけば10年以上
機種変遷
EOS40D→EOS6D→EOS5DMarkⅣ→EOSR5
キヤノンに不満はなかったものの、違うメーカーのカメラも触ってみたいと思い始めていた。
ライカという名前は聞いた事はあったが特に気にしていなかった。
2020年頃にフィルムカメラを始めた事で知る事になる。
フィルムカメラを始めるために購入した
「フィルムカメラの楽しみ方」という本に書かれている一文に目がとまった
「一流品とされるものでも、人気と実力が一致しないものもある。でもライカはそうではない」
そんなにすごいカメラなら、触れてみたいと単純に思ったことが、興味を持ったきっかけ。
本の中で紹介されていたのはバースイヤーライカ。
生まれた年のライカで、自分と同じ年月を過ごしてきたと思えば愛着も特別なものになるだろう。
と書かれている。
気になった私は、バースイヤーライカは何かを探し出し、M4-Pの製造番号を携帯のメモに控えておいた。
2021年3月
RF50mm F1.8STMレンズを購入するために訪れた三宝カメラ
RFレンズの新品売り場で在庫を確認する。
店員さんに声をかける前に・・・
他のカメラも見てみようとショーケースを覗く。
偶然見かけたのはM4-P
チャンスの神様は前髪しかない
M4-Pじゃないか
製造番号見てみよう・・・
バースイヤーじゃないか!
見つけたという事は、チャンスが来たという事
不意に出会ったからこそ、また出会えると思っていると、もう2度と出会う事はない。
チャンスの神様は前髪しかないから、今、ここで掴まないと、通り過ぎてしまう。
ズミクロン50mmと一緒に購入。
Leica M4-P
発売期間 1981年〜1987年
通算生産台数 22,444台
距離計基線長 68.5mm
有効基線長 49.3mm
重量 545g
発売時の価格 ¥310,000
シリアルナンバー 1,543,351〜最後の番号は未公表
1981年M型ライカの完成形といわれたM4をベースにわずかの改良が加えられたモデル。
M4-Pの「P」はProfessionalを意味し、プロカメラマン向けに作られた機種とされている。
しかし、実際には基本的設計はM4-2とほとんど変わっていない。ブライトフレームに28mmと75mmが加えられ、合計6種類となった。
カナダ・ライツ製造で発売当時も精密感がないとか、操作感が悪いとか酷評されていた機種である。
バースイヤーライカがこの機種である私には、何を言われても愛着しかない。
Summicron 50mm F2
発売期間 1969年〜1979年(第二の光学設計)
最短撮影距離 0.7m
フィルターサイズ E39
カタログ番号 11817
シリアルナンバー 2,269,251〜2,909,101
通算生産台数 40,529台
1969年の再設計で、新しいガラスが採用された。
三宝カメラで、M4-Pと同時に購入したレンズは、シリアル番号から推測すると1969年製。状態は並品だったが、15万円を超える。
高額だなぁ・・・さすがライカ。
ファーストライカは、M4-Pとズミクロン50mm
このライカとの出会いが
なぜ
ContaxのZeissに導かれていくのか?
この時は、その後を知る由もない。
試写・金時山
シャッターフィーリングがよい。
満足いくカメラを手に入れられた。
2重像を合わせるとピントが合う、レンジファインダーが楽しい。
ライカが紹介されていた本