Zeiss Opton Sonnar 135mm F4
行動はシンプル
外爪・内爪兼用のAmedeoアダプター(ブライトフレーム35/135枠表示) を手に入れたため、35mmか135mmのレンズを使ってみたくなった。
(通常このアダプターは50/75枠表示なので、購入時に追加加工料金で対応して頂けると思われるが、確認要)
使えるアダプターがあれば、レンズを使ってみたいという単純な考えと行動
Amedeo×ライカM型の組み合わせ
35mmで装着できるレンズはレア物のみ!
茨の道じゃないか!
いや、むしろ、困難な道の方が楽しいと思ってしまった(笑)
比較的入手しやすいBiogonは、ライカM型ボディでは、距離計のコロが干渉してしまうため、物理的に装着できない。
実は、ライブビューは使用可能などの抜け道は無い・・・
手に入れやすそうな135mmを探す
レモン社銀座教会店で発見
ヘリコイドは硬いが、レンズの状態は良い
ZeissOpton製135mmを格安で発見
分解して、グリスを入れ替えれば、回復するだろう・・・と安易な考えで購入。
清掃及びグリスアップで見事に回復、滑らかになった
ヘリコイドグリスは#10を使用
無水エタノール
使用している清掃セット
望遠ゾナー
最も売れたContax用の望遠レンズ
135mmの人気は1980年代まで続いていたらしい。
3群4枚のゾナー構成
戦後のレンズは、軽金属製のフレームで製作され、軽い
販売時の価格
ZeissOpton Sonnar135mmF4_412DM(1953年)
DM=ドイツマルク(1948年から1998年まで使用されたドイツ連邦共和国の公式通貨)
戦後のレンズ
解像力もあり、安心して使用できる
色も濃く出て、コントラストもほどよい
常用していて不満に思うことはない
ZeissOpton製は軽金属で作られているため、軽量でハンドリングも良い
F4と暗いレンズで、長焦点のためシャッタースピードは気を遣う
レンジファインダーカメラで135mmレンズを使用する際は、マグニファイアーはマストアイテム
ライト・レンズ・ラボのものは、視度補正もできる。
135mmは被写界深度が浅い
最短撮影距離付近で開放だと、ピント合わせは困難を極める
レンジファインダーカメラにおいては、マグニファイアーを使用して、有効基線長を伸ばすことで、ピント精度を向上させることができる。