バイト経験談①〜ユニクロという会社の物凄い裏側〜
おはようございます。こんにちは。こんばんは。Togoです。
本日は、大学時代4年間を捧げたユニクロでのアルバイトについて、
様々な経験を書いていこうと思います。
ユニクロでのアルバイトでは様々な事を学ばせて頂き、
そこで得た学びは社会人2年目が終わろうとしている今も生きています。
今でも連絡くれる社員の方もいて、幸せです。
社会人になって更にヘビーユーザーと化したTogoが、
今や日経平均を牽引するスーパー大企業の裏側を
2回に分けてこんな感じで語ります。
①では、
ユニクロでのアルバイトはどんなものなのか
ユニクロのアルバイトに向く人/向かない人
ユニクロって就活で役立つってホント?
②では、
「ユニクロはブラック?」に対する回答
バイトなのに社員と店長にブチ切れちゃった話
敵視していた店長陣営が卒業する僕に放った言葉
それではいきましょう!
(パリのユニクロです)
【1】ユニクロでのアルバイト概要
僕がユニクロでアルバイトをし始めたのは、高校卒業後すぐでした。
大学に入る直前に、家の近くのユニクロに履歴書を出し、
当時は人も少なく、割とすんなり受かりました。
そもそもなんでユニクロでバイトしようと思ったか。
理由は3つ。
・大企業の裏側を見てみたかった。
・飲食orアパレルの選択肢しかなく、アパレルの方が汚れなさそうだった。
・姉が他の店舗で働いていて、社会勉強にいいと勧められた。
そんなこんなで人生初バイトをいわゆる大型店のユニクロで始めました。
店長が複数いるという事実に戸惑いながら、導入研修を終えてフロア配属。
メンズフロアへの配属で、初めての仕事は品出し。
倉庫から送られてくる商品の梱包を解いて、店頭に出せる状態にする仕事。
ある程度研修を積み、店頭に出られるようになってからは、
商品整理をひたすら覚えていく。商品名やSKUなどはここで覚えました。
売場である程度一人立ちできたら、レジの練習。
今はセルフレジ主流だけど、当時はマニュアルのレジでした。
現金、クレジット、電子マネーなど、覚える事は多かったけど、
研修の前に社員の人に言われたのは、
「レジはお客様にとって最後に店員と顔を合わせる場所」
終わり良ければではないけど、その自覚を持ってお客様と接するように。
こう教わりました。どれだけストレスを掛けずにお待たせしないか、
心地よくお見送りできるか、ここがかなり重要だと教わりました。
レジの後は試着室のスタッフ研修や、価格変更など、
実務的な事から管理的な事まで、幅広くやらせてもらえます。
ランクが上がっていけば、新人スタッフの教育や時間帯フロア責任者も
任せてもらえるようになります。バイトでもここまでできてしまう。
ある意味成果主義的な面もある組織でした。
そんな組織にはどんな人が多かったか。
【2】ユニクロに向く人/向かない人
ズバリ、ユニクロのアルバイトに向いている人は、
自分の頭で考え、行動に移せる人です。
業務の幅から、人間関係、お客様の期待の個人差など、
多くの課題に普段から直面するので常に主体的に動いていれば、
この仕事楽しいなあ、、と思えるようになるのかなと。
マニュアルがかなり厳しいイメージのあるユニクロですが、
顧客層の幅や商品の多さがえげつないので、イレギュラーが多発します。
その時にマニュアルが頭にあって且つ、自分で考えて行動できる。
そんな人には仕事が面白く感じるんじゃないでしょうか。
逆に向いていない人は、
受け身の姿勢で、お金だけもらえればというスタンスの人とか、
真面目すぎて全て抱え込んでしまうような人は、楽しいと感じないかも。
とりあえずバイトして、給料もらえればいい。というスタンスの人、
いらっしゃると思います。そこを割り切れるのも才能です。
そういう人は逆に強い。と僕は思います。余計な事考えなくていいから。
でも、ユニクロの場合対人という事もあり単純作業はあまりなく、
想定外のご要望も多々。そんな中で、YES/NOだけで答えてしまったり、
なんとかしてこの人の為に、、という思えないと、
「なんかつまんないなこの仕事」って感じるかもしれません。
「ユニクロ」という柳井会長が築き上げた時価総額10兆円に迫るブランドに対する、
お客様の期待は並々ならぬものだと思っています。社員でもないのに。笑
ヒートテックの在庫が店頭に揃っている、試着した商品を戻してくれる、
売場が綺麗に整っている、などは前提として、
スタッフは、数ある商品の知識を知っていると期待してます。
全種類の商品名、在庫量などを頭に入れるのは不可能に近い。でも、
それに応えるべく試行錯誤できる人は楽しめるんじゃないの。という感じ。
そんな事意識してないよ、というスタッフも多いかもしれませんが、
自然にそれができる人が集まっているとも思います。
【3】ユニクロバイトは就活に役立つってホント?
僕が大学生の時はよく、
ユニクロ、マック、スタバは就活に役立つからおすすめ。
とか言われてましたね。ぶっちゃけどうなの、という事ですが、
結論、いい面も悪い面もあります。伝え方次第。
いい面と悪い面、表裏一体なので見ていきます。
1点目は、誰もがイメージしやすいこと。
面接官も一度は行った事があるユニクロ。
仕事内容を説明するハードルも下がりますし、
裏で実はそんな苦悩があったのね、、と感心させられれば、
イメージとのギャップで主導権が握れます。
イメージしやすい分、組織に対する質問も多く、僕のケースだと
「ぶっちゃけブラックなの?」
「厳しいって聞くけどどうだった?」
みたいな事はよく聞かれました。
ブラックの定義は人によるし、厳しいのかも人によりますね。
個人的には商学部というのもあり、ユニクロのビジネスモデルとかにも、
少なからず興味はあったのでその辺りも上手く絡めて話しました。
自分にとっての労働というものを定義して、どんな事に価値を感じるか、
バイト経験を話していると見せかけてそれを話したつもりです。
2点目は、大手や有名な企業に就職している先輩が多い。
これは店舗によるかもしれませんが、僕のバイト先では、
大手商社、コンサル、航空会社、アパレルなど、聞いた事ある会社への
就職を先輩たちがバンバン決めてました。
もちろんユニクロに就職して、店長になっている先輩も多くいます。
いいお手本がいましたし、ユニクロでアルバイトとはいえ長く働ける人は、
事実就職活動でも評価されるのかもしれません。
どっちが必要条件なのかはわかりませんが。笑
そんな先輩たちの力も借りながら、
どんな質問をされるのか、どんな伝え方をするのかを研究しました。
ここで3点目、質問の傾向がほぼ予測できる。
ユニクロは大企業というだけでなく、ネットや週刊誌で様々な噂が出ています。
潜入した記者の暴露本とか、一時世間を賑わせました。
世の中にどんな情報がどれだけ出ているのか、容易に見当がつきます。
面接官的には、噂は本当なのか、本当にブラックなのか、気になります。
柳井会長の本も多く出版されており、それが店舗まで浸透しているのか、
みたいな疑問を持つ人もいるかもしれません。
すなわち、どんな質問が飛んでくるかも予測できます。
世に出ていない情報を小出しにすれば、主導権を握れます笑
そして経験上、大体同じような質問が飛んできました。
聞かれる事リストあげときます。
「なんでユニクロで働こうと思ったの?」
「ユニクロに就職しようとは思わなかったの?」
「本当にブラックだった?」
この3つを聞かれた時の僕の「キタきた!」顔を見て欲しい。
そんな感じで就活では擦り切れるほどユニクロの話をしました。
大事なのは1点目に集約されています。
イメージのしやすさをどう自分の考えとリンクさせて伝えるか。
これですね。
イメージしやすい分、そのイメージ通りならインパクトは残らないですし
面接官の身内にスタッフがいる可能性もあります。
僕は転職先の上司が元ファーストリテイリングの方で、
面接中にカミングアウトされ、自分のストーリーが全て飛びました。笑
ここまで3項目みて頂きありがとうございます。
ユニクロでの経験は非常に貴重でした。。。が、
色々と騒動もあり、波乱も多かったです。それについて、
次回では書いていこうと思います。
本当にユニクロはブラックなのか。
社員と店長にブチ切れちゃった話。
そんな店長陣に卒業の時に言われた事。
乞うご期待!!
次回も読んでください。未熟者ですが、何卒。