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「奈良博三昧」で国宝・重文ざんまい。
行ってきました、「奈良博三昧(ならはくざんまい)」。
仏教美術の殿堂「国立奈良博物館」で国宝13点、重要文化財100点を含む245点が展示されている今回の特別展。
昔学校の教科書で見た「銅鐸」や、日本書紀の写本、多くの仏像などが展示されており、歴史に疎い私でもその規模と展示品の素晴らしさに心奪われっぱなしでした。
なかでも今回一番惹かれた作品は「伽藍神立像」。
昔は大黒天の異形と解釈され「走り大黒」の名で親しまれていたそうで、その躍動感あるお姿とお顔立ちにすっかり惹かれてしまいました。
神様としては、修行や精進をサボる者を釘と槌で懲らしめるというなかなかスパルタな面もあるようです。
今回は一部の作品を除き写真撮影可能とのことで、国宝や重要文化財を間近でカメラに収められる素晴らしい機会ですので、感染対策をしっかりと行った上で、ぜひお楽しみいただきたい特別展ですね。
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に展示品に魅せられていた少年少女たちを見かけ、「その年でこの魅力に気づけるすなんて素敵だなぁ」なんて思いながらも、「40過ぎてからでもこの魅力に気づけてよかったな」としみじみ感じた一日でした。