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自称、自傷行為。

誰しも落ち込んだり、泣いたり、死にたくなったりすることはある、おそらく。それは決して変なことではない。

わたくしたちの住む場所の人々は少し変わっていて、剥き出しの感情を嫌う。ひた隠しにされている。その方が都合が良いから、体裁を保てるから。
でも、時にはその歪な習慣から突き出してしまう人もいる。決して変なことではない。

そして自分を傷付ける。責める。方法は違えどとにかく傷をつけてみる、なんとなく。生を実感するために。


私は突き出てしまった側の人間である。無意識のうちに。気づけばどっぷり浸かってしまっていた。
こんなに気付かなかったのにも理由はある。なぜならそれは一般的には自分を傷付ける行為ではないと思われているからだ。それは感情を剥き出しにする場でもあり、もちろん他人にはひた隠しにされている。

私は生に触れるためにその場所へ行く。自傷行為をするために。

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