日記_12/12 「関西の話術について・ラブライブから学んだこと」
今日は1限から授業があったため、朝7時に家を出なければならなかった。しかし、朝、布団の外が寒すぎてなかなか出ることが出来ず、朝ごはんを食べる時間が無くなってしまった。私は、朝ごはんを食べないと午前中ずっと調子が出ないタイプなのだが、不幸なことに今日は1限は小テストだった。結局、思うように頭が働かず、小テストの出来はあまりよくなさそうだ。たまに、毎日朝ごはんは食べていないという人を見かけるが、そういう人は午前中調子が悪いという事態にはならないのだろうかといつも疑問に思っている。
今日は関西人の友人から、関西で生き残るための話術を教わった。なんでも、関西では、注意をひいてから話始めたときは必ず落ちを付ける必要があるそうだ。よく、「聞いて!」と話し始めたのに特に落ちのない話をする人を関東では見かけるが、関西ではそれはNG、というか(これも本当かは知らないが)関西では一番の侮辱である「おもんない」奴認定されてしまうらしい。それを防ぐためには、どうにかして落ちを付けるか、もはや落ちがないなら話さないのが大前提となるようだ。本人は無意識と言っていたが、話している最中も、何も知らない相手にも面白かったことの前提となる状況は伝わるように、しかし、落ちが予測できないくらいにはとどめるようにしているようだ。そして、落ちを話す際にはよどみなく一気に話す。これが、関西人の話術の極意だそう。さらに言えば、普段から面白いことがあったらその話をストックしているらしい。
確かに、その友人の話はいつも面白いし落ちがあるなと思って聞いていたが、このような秘訣があったのかと納得すると同時に、これを無意識に行えるように育て上げられる、関西のお笑いに対するストイックさに脱帽だった。これを聞いて、私も日々精進していかなければと気が引き締まった。芸人を目指しているわけではないが。
そして明日は、その友人ともう一人留学生の友人とで、外国語カフェに行くことになった。こういった場所には今まで行ったことがないのだが、果たしてどれだけ外国の方がいるのだろうか。国際交流を求めて行ったのに、実際は国際交流がしたい日本人しかいなかったらどうしようかと少し不安でもある。ただ、それがどんな人でも新しい人との出会いというのは常に新鮮で楽しいものである。ちょうど今読んでいる本でも、「時間」というものについて話している部分があり、「今」を生きる大切さについて考えていたところだ。またラブライブオタクが出てしまって恐縮だが、3期第5話(第6話だったかも)で可可が言っていた、「今が一番大事」「今は先のことは考えたくない」という言葉は、特に若いうちは、一番大切なことなのかもしれないと考えている。高校生であれるのは1期生にとって「今だけ」だし、スクールアイドルであれるのも必然的に今だけである。また、2期生・3期生にとっても、第9話でマルガレーテが言っていたように、今の1期生たちと活動できるのは今だけである。そう考えると、常に先のことを考えて生きるように普段から言われることがあるが、むしろ常に考え、大切にしていかなければならないのは「今」の方だろう。常に今を考え、挑戦を続けるLiella!を見習って、そして、一つ一つの出会いを、常に「今だけ」かもしれないと考えて大切にしていきたいものだ。
ちなみに、今日のタイトル写真?(一番上の写真の呼び方がいまだに不明)は、先日行った美術館(たしか国立西洋美術館)で見つけたかわいい鴨が描かれた絵だ。おそらく元の絵は普通の宗教画だった。