
【エンジニアインタビュー】不確実性にわくわくできる会社へ
採用広報担当の髙橋です!
トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりに革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、2024年4月に新卒でトグルに入社した政岡浩平さんのインタビューをご紹介します!
彼の経験を通じて、トグルの魅力やトグルでの働きがいについて深掘りしていきます。
Q1. 自己紹介
-ご経歴を教えてください。-
政岡:大分で生まれ育ちました。高校卒業後は高知の大学に進学しました。もともと生き物や植物を育てるのが好きで、生物系の研究に興味がありました。そこで、フィールドワークができる大学を探して高知大学を選びました。
-その後、地球科学を専攻されていますよね?生物系から地球科学に進まれたのはなぜですか?-
政岡:もともと生態系全体に興味があったのですが、より広い視点で環境を見てみたいと思い、地球科学に関心を持ちました。地球科学では地球そのものや歴史、環境の成り立ちを包括的に学べる点が魅力でした。例えば、地球環境の変化や温暖化といった問題についても、生物だけでなく地球全体の視点で理解する必要があると感じたからです。
昔から物事を連鎖的に考える癖があるんです。「この現象を理解するにはこれが必要だな」と思い、さらにその背景や成り立ちを深掘りしていくうちに、最終的に地球科学に行きつきました。例えば、生き物の生態を知るためには、彼らが暮らす環境を理解する必要があり、その環境の形成過程を知るためには、地球の歴史を知る必要がある――そういうふうに興味が広がっていきました。
-大学時代の研究内容について教えてください。-
政岡:学部4年生からは、地球の磁場の歴史を調べる研究をしていました。地球の磁場は、地球内部で発生し、地球最表層まで広がっています。普段あまり意識されることがありませんが、この磁場で地球は守られているんです。過去の地球の磁場については、岩石に記録された情報を分析することで知ることができます。私はその研究に魅了され、修士課程・博士課程でも引き続き同じテーマを深めました。
-地球科学の研究から、どうしてITエンジニアを目指そうと思ったのでしょうか?-
政岡:ちょうど博士課程に進学したタイミングがコロナ禍でした。大学への立ち入りが制限されてしまったので、その時間を活用して独学でプログラミングを始めたんです。
研究でも、データ処理などでプログラミングを活用する機会が増えていたタイミングで、手作業よりもかなり効率的に処理できることに気付き、テクノロジーに可能性を感じたのでエンジニアを目指すことを決めました。
-その後、就職活動ではスタートアップ企業を中心に見ていたそうですね。-
政岡:大手企業だと、部門や部署で役割が固定されるイメージがあり、自分の裁量や自由度が制限されそうだと感じていました。それに比べて、スタートアップは組織が柔軟で、自由度が高いと感じたのが理由です。エンジニアとして自由な環境で働きたいというのが、就職活動の軸になっていました。
-トグルを知ったきっかけを教えていただけますか?-
政岡:アカリク(求人情報サイト)を見て、トグルのことを知りました。他の会社とは違う、特別な輝きを感じて、「この会社、何か面白そうだな」と直感的に思いました。特に面接官の山﨑さんの話がとても印象に残っています。事業のビジョンや「こういう未来を作りたい」という熱い思いをキラキラと語っていて、こちらにもその熱意が伝わってきました。その話を聞いて、「この人たちと一緒に働きたい」と強く感じました。
-内定後はどのように過ごされていましたか?-
政岡:内定後は内定者インターンに参加しました。大学の研究活動も並行ししながら、1日1〜2時間はインターン、残りは研究に取り組むような日々でした。
内定者インターンでは機械学習を使って東京の賃料を予測するプロジェクトに取り組みました。中村さんと一緒に、データ収集から予測モデルの構築までを進めました。ゼロからデータを集め、分析し、モデルを構築するという一連の流れを経験できて、とても学びの多い内容でした。
-内定者同士の交流についても教えてください。初対面のときの印象など、覚えていることはありますか?-
政岡:初対面のときから「すごく尖っている人たちが集まっているな」と感じました。それぞれが高いモチベーションを持っていて、「この人たちと一緒に働くのが楽しみだな」と思いました。交流を重ねる中で、みんなが自分の強みを発揮しているのを見て、ますますワクワク感が高まりました。

Q2. 入社から現在にかけて
-トグルに入社してから現在までの業務内容を教えてください。-
政岡:入社後、最初の3ヶ月の研修期間は事業部の配属で、再開発用地を仕入れるための営業をしていました。その後は、地図要素技術の研究開発を進めるマイクロチームの配属です。火原さんや尾形さんと、不動産取引の業務で必要な地図データを整備し、簡単に利用できるようにするためのAPIを開発していました。このAPIはデべNAVIを始めさまざまなプロダクトで使用されています。現在は、ボキさんや火原さんと土地仕入れ業務効率化ツールを開発しています。TSURUHASHIのバージョン2とも言える、大幅な改良版です。
-3か月の研修は、大変そうな印象でしたが実際にはどうでしたか?-
政岡:非常に大変でした。入社前は、実際に地権者の方々を訪問して土地仕入れをすることになるとは全く想像していませんでした。しかし、そのときのドメイン知識を身をもって知るという経験は、今の仕事にいきていると思います。当時は正直「早くエンジニアとしてプロダクト開発をやりたい」と思う気持ちが強かったですが、振り返るとやってよかったと思いますし、こういった機会を準備してくださったことに感謝しています。
-4月に25卒の後輩が入社しますが、彼らにどのようなアドバイスをしたいですか?-
政岡:とりあえず、目の前の仕事に全力で取り組むことが大切だと思います。最初は自分がやりたいと思っている「開発」にはすぐに取り組めないかもしれませんが、現場で得られる経験や不動産業界の知識は、エンジニアリングスキル以上に価値があると感じます。現場での経験は後々必ず役に立つので、ぜひ前向きに取り組んでほしいです。
また、新しく入ってくる後輩たちが困ったときには、24卒の私たちがしっかり支えていけるよう、みんなでサポートしていきたいと思っています。

Q3.今後の展望
-今後、トグルでどのように成長していきたいと考えていますか?-
政岡:現在は周りの人たちの力を借りながら開発を進めている状況なので、まずは自走できる力を身につけたいと思っています。それが開発スキルの向上なのか、チームをマネジメントする方向性なのか、まだはっきりとは分かりません。ただ、トグルが目指す未来に向けてしっかり貢献できるポジションを築きたいという気持ちは強いです。そのためには何でもやる覚悟で、目の前の仕事に全力で取り組んでいます。
-現在のトグルに足りないものと、特にどんな人に来てほしいと思いますか?-
政岡:足りないものとしては、まず圧倒的に人数ですね。ただ、人数が増えれば解決するわけではなく、トグルの環境にフィットする人が必要です。具体的には、不確実性に対してわくわくできる人が良いと思います。トグルでは、決定事項が状況に応じて変わることも多く、それを楽しめる柔軟さが大切です。
特に新卒に求めるのは「とりあえずやってみる」という精神です。もちろん仮説を持って動くのは重要ですが、その仮説を考えすぎると動きが止まってしまいます。一度方向が決まったら、まず行動してみる。そして、そこから学びを得て次に活かすようなチャレンジ精神を持った人に来てほしいです。
-トグルの魅力を一言で教えてください。-
政岡:誰もやったことのないことに挑戦している点ですね。それが不確実性を生み出す要因でもありますが、だからこそ楽しさを感じます。挑戦の連続という環境に魅力を感じています。ワクワクしながら仕事に取り組めています。
-最後に、現在就活をしている人たちに向けて何か一言お願いします。-
政岡:就活は「これだ」と決めつけずに、いろんな視点から自分を見つめ直す機会だと思います。徹底的に自分を深掘りし、それを言語化する作業が大切だと思います。
不確実性にワクワクしたいと思った人はぜひトグルにきてください!一緒に働けるのを楽しみにしています!
採用情報
トグルでは現在、エンジニアの知見を活かせるポジションをはじめ複数のポジションでの募集をしています。カジュアル面談も受け付けておりますので、気軽にご連絡ください。
採用ポジションはこちら
最後までお読みいただきありがとうございました!