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【メンバーインタビュー】トグル初のマーケターが目指す組織改革
広報担当の髙橋です!
トグルホールディングス(以下トグル)は、まちづくりにDXで革新をもたらす企業です。その独自のビジョンに共感し、多くの優秀な人材が集まっています。
今回は、2024年8月にトグルに入社した、広報チームの藤森雅人さんのインタビューをご紹介します!
Q1. 自己紹介
-経歴を教えてください-
藤森:地元は千葉県の市川市です。自分で言うのもあれですが、幼少期からバランス感覚のある子供だったと思います。
冷静に物事を客観視していたというか、俯瞰して見る感じですね。僕は3人兄弟の真ん中で、姉と弟がいます。姉と弟は自己主張が強く、よく親に怒られていました。二人のわがままに対する親の反応を見ながら、何が許されて何がダメなのかを幼稚園の頃から学んでいました。
その結果、PDCAを回すような感覚を身につけ、怒られないようにちゃんと線をしっかり歩くことを心掛けていました。たぶん、そのときのバランス感覚は今でも生きていると思います。
5歳からサッカーをやっているのですが、始めたきっかけは当時の日本のワールドカップを見て、中田英寿や小野伸二のプレーに感動したことです。その後、大学までサッカーを続け、今でも趣味程度ですが社会人チームでプレーしています。
その後、2015年に新卒で株式会社ウィルゲートに入社しました。そこで新卒として8年間働いた後、株式会社リブ・コンサルティングというコンサルファームに移りました。そこでは約1年半働いて、今の職場に至る流れになっています。
1社目のウィルゲート社はSEOを中心とするWebマーケティング支援の会社で、最初の4年間くらいはクライアントワーク中心の業務を担当していました。朝から晩までテレアポしたり、SEOコンサルタントとしてクライアントのWebサイト改善などをやっていました。後半の4年間は新規事業の立ち上げやグロースを中心に担っており、マネージャーとして事業責任者に近いような動きをしつつ、事業管理や採用、自部門のプロモーションなどに関わる業務もやっていました。
2社目のリブ・コンサルティング社では、スタートアップやベンチャー企業向けに、事業グロース支援のコンサルティングを行っていました。ベンチャー企業には共通の課題が多く、私たちはそのノウハウを集約して、単に教えるだけでなく、一緒に実行し、成果にコミットする伴走型のコンサルティングを提供していました。
-ウィルゲートという会社に就職されたきっかけは何ですか?マーケティングの分野での仕事をしたいと思った理由を教えてください。-
藤森:元々、僕はずっとサッカーをやっていて、いつかサッカークラブの経営をしたいと考えていました。その関係で大学ではスポーツ健康学部に進み、スポーツビジネスを専門に学んでいました。
スポーツ業界のクラブチームの経営スタッフと話をしていく中で、この業界は非常にクローズドな環境だと感じました。今でこそ変わりつつありますが、以前は他業界出身者は数なく、スポーツ業界でキャリアを積んできた方々がほとんどでした。そのため、業界の変化が遅いという印象を持ちました。不動産業界と同様に、デジタル化はそこまですすんでおらず、まだまだアナログな領域が多かった印象でした。
そういった背景もあり、このままでは業界を変革できるような人間にはなれないなと考え始めました。そこで、新しいスキルを身に付けて、業界に新しい風を吹かせたいと思い、マーケティングの世界に飛び込むことに決めました。結構短絡的なんですけど「マーケティングってかっこいいな」という気持ちから入社を決めたという流れです。
-そこからリブコンサルティングに転職した理由を教えてください。-
藤森:前職のウィルゲート社では、プランニングよりも実行量を重んじる傾向がありました。まずは可能性のありそうなものを洗い出し、徹底的に実行する。その中で最も成果が出る兆しがあったものを事業化していくというサイクルです。個人的にはスピード感持って進められるので好きな手法ではあったのですが、当然失敗もたくさんします。個人で完結する範囲であればそれでも良いかなと思いつつ、事業責任者の立場になると話は変わってきます。
将来的には、事業全体を見られるような人間になりたいと考えていました。そのためには、しっかりとした戦略を立てる力が必要だと思ったんです。自分なりに戦略を考えてみたものの、正攻法が分からない部分もありました。
そこで、戦略をしっかりと学べる環境に行きたいと思い、コンサルティングファームを選んだというのが転職の理由です。
Q2. トグルとの出会い
-転職しようと思ったきっかけを教えてください。-
藤森:戦略を学ぶ経験は十分ではありませんでしたが、ある程度の経験を積んでいました。自分の事業でその戦略を実践してみたいという思いがあり、たまたまトグルにその分野の人がいなかったときに声をかけていただきました。
ちょうどいい機会だと思い、求められているレベルは高いものの、チャレンジしてみようかなと思って意思決定をしました。
-面接の際に印象的だったエピソードはありますか?-
藤森:具体的なスキルセットというよりも、人の本質を見極めようとするようなコミュニケーションが中心だったことが印象的でしたね。過去の意思決定軸や課題解決プロセスなどを中心に深堀りしていただきながら、自分がどういう人間なのか一緒に探っていくような面接は初めてでした。価値観を大事にするトグルならではのスタイルで、このあたりも決め手の1つでしたね。
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Q3. 現在の業務内容
-入社してからの業務内容について教えてください。-
藤森:最初の1ヶ月ほどは不動産クラウドファンディングのマーケティング担当として働いていました。そのときの業務内容は、基本的にWebマーケティングを中心に、SNS広告やアフィリエイト、動画制作、SNS運用などを行っていました。
10月から管掌範囲が変わり、ホールディングスにて横断的な広報・マーケティング組織を担当させてもらっています。直近でいくとつくるAIの新規リード獲得や新サービスのPoCに向けたアプローチ、全社的なブランディングといった実務を行いつつ、組織拡大に向けた採用活動も積極的に行っています。
-入社してみて感じたことはありますか?-
藤森:意思決定スピードの速さは驚きました。業務領域上、代表の伊藤さんとコミュニケーションを取る機会が多いのですが、基本的にその場でほとんどのことが意思決定されるので、推進側としても非常にやりやすさを感じています。
ただ、意思決定のスピードが早いがゆえに、アウトプットするものの精度は非常に問われるなと感じています。任せてもらえているということはつまり、責任を負っているということになります。だからこそあらゆるリスクも想定したうえで、どんな提案を持っていくかは腕の見せ所です。こういったコミュニケーションが日々生まれているので、大変ですが非常にやりがいを感じてます。
Q4.今後の展望
-トグルでの目標や展望について教えてください。-
藤森:僕の個人的な目標としては、トグル初のCMOになることが今の目標です。このトグルという会社が外部から「すごい」と言われるような組織を作りたいと思っています。多くの人がマーケティングに関わってきたわけではないと思いますが、全社員にマーケティングの考え方をどんどんインプットし、生産性を上げていく文化を醸成したいと考えています。気合だけではなく、効率も考慮することが重要だと思っています。
また、組織としての再現性も非常に重要な論点でもあるので、人に依存しない、トグルらしく仕組みで解決できるような環境も構築していきたいですね。
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Q5. 今のトグルに足りないものは何で、その上でどんな人にトグルに来てほしいですか?
藤森:まだまだいろんなピースは足りないですが、個人的なことを言うとマーケティングの実務を担える方がほしいですね。現状僕と福山さんの2人で担当していますが、そもそも組織の立ち上げ期ということもあり、やるべきことは山積みなので。
Q6. トグルの魅力を一言で教えてください
藤森:少し月並みかもしれませんが、みんなが手を挙げれば何でもできる環境です。とぐるはまだ成長過程にあり、やらなければいけないことは山積みです。日々新しい役割が生まれるので、チャレンジする機会は無限にあります。やりたいこと、実現したいことが明確な人にとっては本当に魅力的な環境だと思います。
採用情報
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