
【3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド】「住環境調査です」と名乗る人を玄関に上げたら大変なことに!意外と知らない防犯ライフハック
こんにちは。ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)を運営しているトゥギャッター株式会社です。
Togetter編集部がTwitterで話題になった最新の話題を厳選、考察する連載「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」。
ネタ探しに困っているメディアの皆さんなど、サクッとトレンドチェックしたい方におすすめです。スキしていただけたら励みになります!
今回のテーマは「詐欺や強引な宗教勧誘など、自身の経験談からの注意喚起ツイート」です。
ニュースなどで事件や事故のことを耳にすることはあっても、現実的な解決方法や防犯対策については意外と知らないことが多く、経験談をもとにした注意喚起のツイートはシェアされやすい傾向があります。
注意喚起をツイートする方は怖い経験をされ、その上で他の人が同じ思いをしないためにご自分の体験談を発信されていて、それは簡単なことではないと思います。その点を前提に、いくつかの事例をご紹介します。
アポなし訪問には注意、強引な手を使ってくることも
先日、「住環境調査」を装ったアポなし訪問のツイートが話題になりました。ツイート投稿者さんが「お帰りください」と言っても一向に帰らず、最終的に警察に電話したところようやく訪問者は帰ったそうです。
今日起きたことがクソすぎるので、注意喚起も込めて内容呟きます。
— あまみや (@ammami8) July 8, 2021
・夕方に「お住まいの住環境調査に伺いました」というスーツの男が来る。
・住んでいるアパートの管理会社の人間だと思い、玄関口で対応。
・メモを取るため玄関をお借りしたいと言い、玄関口まで上がり込まれ扉を閉められる
続→
以前にも、類似したケースの経験談があります。
<ポイント>
・アポなし訪問には対応しない、ドアを開けない
・スマートフォンの自動通報機能をチェックしておく(iPhoneの緊急SOSなど)
・管理会社が未連絡で突然訪問することはまずない
巧みに誘導される宗教勧誘
気がついたら個人情報を聞き出され、宗教勧誘の場に連れ出されていたというケースも。知らない人ではなく知り合いだったことで「騙されそうだ」と広くシェアされました。
#怖い話書くからリツイートして
— ヤマネコ (@ume_yamaneko) August 23, 2020
もう10年は前の話。
お盆の時期に、高校時代の友人の友人(何度か一緒に遊んだくらい)から連絡があり、今年は帰省しているのか?帰省しているなら会わないかと尋ねられた。たまたま帰省中で他に予定もなかったので、お茶でもしようと会う事に。
(ツリーに繋げます)
<ポイント>
・親しくない人から突然連絡がきたら注意する
・知らない場所や交通手段が限られるなど、自力で帰れない場所では会わない
覚えておきたい一人暮らしの防犯ライフハック
すぐに人の助けを呼ぶのが難しい、一人暮らしをする人向けの注意喚起もよく話題になります。
①一人暮らしで気をつけるべきことの基本
新生活を始める人が多い4月に合わせて、一人暮らしをする際に留意すべきポイントをまとめたものです。「一人暮らしを始める人は知っておくべきだ」と話題になりました。
【新一人暮らしで気を付けたい事】
— 洗手院(千手院) (@senjuin1010) March 31, 2021
・住居の近くの画像はSNSに上げない(あり得ないモノが落ちていてもその画像を上げてはならない)
・席を立つ際は飲み物を飲み切ってから
・自分が注文したもの以外は飲まない
・「お話聞ける」「会える」的なお誘いには一人で行かない
・ドアチェーンは必ずする
<主なポイント>
・住居の近く、窓からの景色などの写真はSNSにあげない
・ドアチェーンは必ずする
・飲み会などで自分が注文したもの以外は飲まない(他人から何か入れられる可能性があるため)
②隣人でも警戒は怠らない
ベランダに干していた下着が隣人に盗まれそうになったところに遭遇したケースです。防犯意識はあったものの、まさか隣人が犯罪者だったと盲点をつかれた経験談です。
【一人暮らし中の女性へ】
— いぼ (@hpmibib) August 10, 2020
キモすぎる経験をしてしまったので、こんな思いする人が一人でも減ればいいなという思いでシェアします。本当にトラウマになって今でも暗いとこで窓見ると怖いんですが、絶対にこの教訓を生かしてクッソ生きてやります。全世界の一人暮らしの女、共に強く生きような pic.twitter.com/BtyM2VHzPa
<ポイント>
・下着は家の中で干す
・身の回りへの警戒を怠らない
・おかしいな、怖いなと思ったら警察に躊躇わず連絡する
いざという時のために
いろんな経験談を知っておくだけでなく、緊急時のために役立つ電話番号もチェックしておくといいでしょう。いざという時は動揺してしまうことも多いと思うので、パッと目につくところにあるとオススメです。
また、警察への相談専用ダイヤル #9110、救急車を呼ぶべきか悩んだ際の #7119 もぜひ覚えておいてほしい番号です。
以前つくった「3桁の電話番号」をより見やすくしました!ホーム画面サイズにしたのでもしよろしければご活用ください☺️ pic.twitter.com/2SjGNAfTGb
— みっけ (@q_micke) February 14, 2021
・ #9110について
犯罪や事故の発生には至ってないけれど、ストーカーやDV・悪質商法など警察に相談したいことがあるときには、警察相談専用電話#9110をご利用ください。全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながります。
・#7119について
急なケガや病気をしたとき、救急車を呼んだが方がいいか、今すぐに病院に行った方がいいかなど、判断に迷うことがあると思います。
そんなとき、専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口が救急安心センター事業(♯7119)です。
まとめ
多くの人が注意喚起のツイートをシェアする理由は、次の3つです。
①防犯系の話は意外と耳にする機会がないこともあり、注意喚起として拡散する人が多い
②「私もこういう経験があって…」と自身の経験談、防犯知識・グッズについて話す流れになりやすい
③いざというときのために覚えておきたい人も多く、関心を持たれやすい
注意喚起系のツイートには、不確かな情報が含まれていることもあります。ソースは公的な情報か?などにも気をつけましょう。
以上、「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!
スキお待ちしています!
この連載は毎週月曜日更新予定です。今後もTwitterでバズっている、あるいは流行りそうなトピックをテーマとして取り上げていくので、ぜひスキ、マガジン登録お願いします!