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「突然腕を掴まれ、怒鳴られる…」厳しすぎる『着物警察』その存在が業界の衰退を招く?
こんにちは。ツイートまとめサービスTogetter(トゥギャッター)を運営しているトゥギャッター株式会社です。
Togetter編集部がTwitterで話題になった最新の話題を厳選、考察する連載「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」。
ネタ探しに困っているメディアの皆さんなど、サクッとトレンドチェックしたい方におすすめです。スキしていただけたら励みになります!
今回のテーマは「着物警察」です。先日、着物で外出中に「私が着物を直してあげるから!」と、突然腕を掴まれてトイレに連れ込まれた話が話題になりました。被害にあったユーザーは、その後しっかりと対処を進めているそうです。
そのエピソードから「着物警察」がトレンド入りしました。
着物警察に絡まれた話ですが、一応皆様が同じような事にならないために、何があったのか綴っておきたいと思います。
— はるた まち (@harutama212) September 11, 2021
昼ごろに駅を歩いていた時、おばさまに突然腕を掴まれ、トイレに連れ込まれました(;ω;)
その方にトイレで怒鳴られたのですが、ひたすら怖くて、何を言われてたかほぼ覚えておらず→
逃げることもできず、ひたすら謝っていました。
— はるた まち (@harutama212) September 11, 2021
『私が直してあげるから!』と言われ、唐突に帯を触られ、帯締めを解かれて強く引っ張られ、
今日はお太鼓ではなく引き抜き結びだったからか、それとも抵抗しようと体を捩ったせいか、解けてしまいました。帯あげだけでブラ〜ンとなってる感じ。
ネットにはびこる「○○警察」
コロナ禍の当初によく見かけた「自粛警察」をはじめ、「ジャズ警察」「弓道警察」など自らが考える”正しさ”から外れる人を批判する、通称「○○警察」と呼ばれる人たちがいます。
今回の「着物警察」とは、今風のアレンジや着崩れなどを許せない人たちのことです。
今までも着物警察は語られてきた
実は、着物警察のエピソードはこれまでも話題になってきました。調べてみると、「着物警察」のワードが含まれたツイートがされ始めたのは2013年。Togetterでは、2015年から多くの関連まとめが作成されています。
しかし成人式に行く子達をみて「着物に一家言ある人達」が「着物警察・"伝統的"着こなし以外取締班」と化してるのを見るとなんだか渋い気分になる。伝統を知らなければ、確かにアレンジも出来ないだろうけど外の世界から見ると「内輪だけでぐるぐる回ってる」だけにも見えるんだ。
— Humonyoro (@porofox) January 16, 2013
伝統的な着方しか許せない人が多いことで、着物業界の衰退にも繋がっていると語るユーザーもいます。
ajijiさんはじめまして。業界の方も嘆いてるんですね…!折角興味をもってくれた人が「こうあるべき」みたいなしがらみでめんどくさくなって離れてしまうのがとても勿体無いですね…着物に関らず好きな組み合わせや好みの装いを手軽に楽しめるようになるといいですね
— べ🐻ア@低出没 (@720_72) November 23, 2016
また、たびたび耳にする着物業界の不親切な販売方法についても疑問視されてきました。
そいえば去年の夏の事なんだけど。1回浴衣仕立てたことのある、モールの中の呉服屋さん。そこで浴衣をまた仕立てた。受け取りの時に「これに覚えはないですか?」と3年前に私が京友禅の訪問着を襦袢含め一式仕立てた旨の契約書を見せられる。私の名前、前住んでた家の住所、合ってるけど
— 洲🌱🍀🌿🌳🍃 (@shrn_9) January 28, 2021
ちなみに、インドではサリー警察もいるそうです…!伝統的な着方にこだわりがある人がいるのは、どこの国も一緒なんですね。
日本に着物警察がいるように、インドにはサリー警察がいるんだよ
— インド神話の天竺奇譚 (@tenjikukitan) September 12, 2021
「着物天使」や 「#着物で幸せな話が聞きたい」も話題に
一方、着物警察が話題になったことで、親切に優しく指南してくれる「着物天使」や着物で良かったエピソードを語る「#着物で幸せな話が聞きたい」タグも盛り上がりました。
ぼくが10代の小娘の頃
— みみH☺︎みみら(みみてぃ) (@mimi1go) September 12, 2021
お正月帰省しなかった彼氏のために気張って着物着てお出かけした時にそっと声かけて
「良かったら私お直しするわ」
って言って下さった上品なおばさまのような方はどこ行ってしまったんだ…(鏡見て慌てて着たから合わせが逆だった)
同じ東京なのに着物警察ってどっから…
#着物で幸せな話が聞きたい
— まちか (@machika3) September 14, 2021
歩いてるだけで褒めてもらえる✨
結構オトナでも推しコーデ楽しめる✨✨
このスタイルで藤子・F・不二雄ミュージアム行ったらスタッフさんが「お着物がドラえもんですね!」って気づいてくれた🥰
1人でもそんな方がいてくれたらホント幸せ❤️ pic.twitter.com/tj6B6Uikjk
「○○警察」はネタ化もしている
また「着物警察」などから派生して、「○○警察だ!」と自ら名乗るツイートがされるようになり、ネタ化している様子もみられます。
#テレキャスター警察 とは、昨今の楽器界隈に蔓延る極めて違法性が高い危険なテレキャスターを取り締まり、その根絶を目指すことでテレキャスター平和を守る正義のヒーローです。違法テレキャスターの生みの親と言われる悪のギタリスト布袋寅泰を絶対逮捕する!俺がテレキャスター警察だ!!!!!!
— nemo 新作ソロEP配信中 asakura (@nemoasakura) June 26, 2016
まとめ
「着物警察」が再び注目された理由は、次の3つです。
・着物警察は以前から話題になっていたため
・ハードルを上げる行為や不親切な売り方など、着物業界に不満を持つ人が多い
・〇〇警察ネタはネットで人気のため
今回は印象の悪いエピソードに注目が集まりましたが、「#着物で幸せな話が聞きたい」タグのような素敵なエピソードがもっと語られるようになるといいですね!
以上、「3分くらいで分かる週刊Twitterトレンド」でした!
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