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FX月足相場分析 - 2023年1月

 FXデイトレーダーの「たぬとれ」です。昨日の年足に続き、月足相場を分析しました。明日から本格的に始まる今月のトレードに適宜ご参照いただければ幸いです。

 今後は週足以下はタイムリーにTwitterで投稿し、月足以上は一定期間参照できるようnoteの記事にする予定です。

前提

FX月足相場分析の前提は以下の通りです。

  • TradingViewのFXCMロウソク足チャートに200EMAと20SMAを描写

  • 自分がトレードする12通貨ペアをドルスト、クロス円、その他の順に分析

  • ダウ理論とロウソク足分析が基本

  • ロウソクヒゲ先より実体を重視

  • 「分析」でチャートから見れる事実を、「見立て」で意見を記載

通貨ペア別月足分析

USDJPY

【分析】
上昇ダウがチャネルライン上限達成した後の押し目。20SMA/200EMAゴールデンクロス後に20SMAが押し上げる形。FR50達成目前の128.6~129.7にDemandあり。

【見立て】
過去2ヶ月の下落は大きいが大局の上昇ダウは継続。押し目からの反転ポイントを探る展開。130のキリ番と128.6~129.7Demandに注目したい。20SMAがまだ追いついておらず、V字上昇ではなく暫くもみ合いで足場を固めると見る。

EURUSD

【分析】
下落ダウが2002年の押し安値で踏み止まった後の戻り目。FR50達成目前でSupply到達。20SMAが上から迫っている。

【見立て】
下落ダウの戻り目がSupplyに着いており、陰線が出て来れば下目線で考えたい。陽線が出ても上にFR50と20SMAあり、最長2~3ヶ月で頭を押さえられると見る。

GBPUSD

【分析】
EURUSDと似た形だがこちらは、下落ダウの戻りがFR50達成し先月陽線も上ヒゲピンバーとなっている。

【見立て】
下落ダウの戻りのFR50達成と上ヒゲピンバーから、陰線が出て来れば下目線で考えたい。Supplyと20SMAまでにはまだ上に若干スペースあるがここからのロングは選択肢としない。

AUDUSD

【分析】
下落ダウの戻りが略FR50達成しSupply目前で先月十字線気味陽線。大局三角持合い。

【見立て】
下落ダウの戻りのFR50達成と十字線、真上のSupplyから、陰線が出て来れば下目線で考えたい。大局は三角持合いであり長く引っ張るのは避けたい。

USDCAD

【分析】
大局20SMAを挟むレンジもミクロで上昇ダウのFR38.2への押し目から先月陽線。支えとなる足場は下の方。

【見立て】
上目線も大局レンジで支えとなる足場はまだ下の方にあるり、このまま急上昇するとは考え難い。

EURJPY

【分析】
上昇ダウで2014年の前回高値到達後の押し目。20SMA/200EMAゴールデンクロスから20SMAが突き上げる形。

【見立て】
上目線も一旦前回高値に到達しており再上昇して上抜けする力はなさそう。クロス円の中では唯一押し目がミクロで下落ダウ転しておらず、クロス円ロングなら最優先候補。

GBPJPY

【分析】
先月上昇先端から下落ダウ転し200EMA下抜け。但し、上向き20SMAの上に乗っている。

【見立て】
大局上目線で上向き20SMAに乗ったが、ミクロでは下目線。暫く方向感が出辛い展開と見る。

AUDJPY

【分析】
2014/15年Supply到達後先月下落ダウ転。但し、ゴールデンクロス後の上向き20SMAとチャネルライン下限に到達している。

【見立て】
大局上目線も目立つSupplyでのもみ合い後の下落で下げ圧力もある。更に下を掘って来ない限りは、暫く方向感が出辛い展開と見る。

CADJPY

【分析】
大局上昇ダウの押し目が先々月下落ダウ転し先月は続落大陰線。但し、上向き20SMAとチャネルライン下限に到達している。

【見立て】
大局上目線もミクロでの下落の勢いは強い。チャネル下限と20SMA以外は下支えなく安易なロングは避けるべき。勿論ショートもしたくない。

EURAUD

【分析】
大局下落ダウの深戻しがSupply到達。ミクロでは上昇ダウ更新しデッドクロスした20SMA/200EMAを上抜け。

【見立て】
大局下目線でSupply到達。方やミクロでは高値更新し20SMA/200EMA上抜け。上下挟まれて方向感が出辛い展開と見る。

GBPAUD

【分析】
下落ダウの戻りがミクロで上昇ダウ転も20SMAで押さえられ先月上ヒゲ陰線ピンバー。

【見立て】
ミクロでは依然上昇ダウも、陰線出て来れば下目線で考えたい。

EURGBP

【分析】
下落ダウの戻りがミクロで上昇ダウ更新。大局は20SMAを上下するレンジで2022年9月の上ヒゲが高値切下げを意識させる。

【見立て】
ミクロで上昇ダウの上目線も基本的にはレンジで方向感がなしと見る。

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