彼女の初めての誕生日に変なプレゼントあげたのと、サプライズが失敗する話

プレゼントの準備よし、美術展の前売り券のチケット準備よし、レストランの予約準備&マップのピン留めよし、、、。

２０代、初めて彼女の誕生日をお祝いする日、うっかりミスをやらかしがちな僕はいつものデートより何倍も気合を入れていました。

といってもプレゼントの準備は現金です。

何ヶ月か彼女と過ごしてきて一番あげたいと感じたプレゼントはバッグやアクセサリーではなく、、、

スマホのギガでした。

当時はまだ、簡単に２０ギガも使えるような格安スマホの概念がなく、就職もしていなかった年下の彼女は月に数ギガとかしか使えず月末になると必ず通信制限くらってむちゃくちゃ不便そうにしていたのです。

なのでプレゼントは、一緒にケータイショップに行って月２０００円くらいのプランを月６０００円くらいに変更してあげて差額を一年間僕が払い続けるというもの、、、笑

もちろん何日も前にプレゼントはそれでいいか確認しました笑　それはいきなりサプライズでケータイショップに連れて行かれても「は？？？」ですからね。

「たしかに今はバッグよりもギガの方がありがたい」と彼女は面白がってくれていました。(翌年の誕生日は彼女の生活に余裕ができて自分で払えるようになったので、彼女が好きなブランドのバッグをあげました)

無事に契約変更してプレゼントも渡せて、美術展も楽しめて、いよいよレストランへ。

気を遣うからそこまで高い店にはしないでほしいけど、美味しいエビや牡蠣が食べたい！　という彼女のリクエスト通り、海鮮系がたらふく食べれるカジュアルなレストランへ。人気でけっこう混んでる中、個室ではないけれど４人席に２人で座れて、ゆったりといい感じ。

美味しい食事に笑顔の絶えないお喋り、そして最高の幸せな時間をダメ押しするように、、、

店員さんが火花のパチパチはじけるバースデープレートを運んできてくれました。

「はあい、お誕生日おめでとう〜〜〜！！！！」

目を輝かせる彼女と、祝福する僕。

「申し訳ありませんっ」

小声で謝りながら通り過ぎていく店員さんどうしてええええええええええええええええええええええええ！！！！？

口あんぐり、呆然としながら店員さんの背中を追うと、僕たちより先に食事していたＯＬ３人の席にサプライズバースデープレートが運ばれて、「ハッピーバースデー！！！」ときゃっきゃきゃっきゃ盛り上がってる！！！！！！

まさかの誕生日サプライズ被りそんなのありかよ勘弁してくれよ！！！！！！！！！！！！！！！泣

「あっ、あのバースデープレートがっ、た、たぶんきっと３０分後くらいとかに僕たちのところにもきますぅ、、、！！！」

「わ、わーい、、、」

アクシデントにテンパりまくる僕、気を遣って喜ぶ彼女。

サプライズ失敗

確実に祝うには個室じゃないと、ダメだダメだダメだ！！！！！！！！

(まあ彼女が「デジャブ笑笑笑」とイジってくれながらバースデープレートのチョコレートなど食べてるところとかたくさん動画にとって、向こうのギガを気にせず送れてよかったです！！！ということに、僕はしています！！！泣)

おわり