「わたし」の心の溶かし方
仕事では、友達には、家族には「つらい」と言えないこともある。他の人に申し訳ない、迷惑を掛けたくない。「わたし」が頑張らなくちゃ。スキルは少しずつ上がり、効率的になっていくけれど、心はどんどん冷たい氷で包まれる。心がカチカチで動かない。まずは自分で氷を溶かしてみませんか。
息抜きができない
息抜きは大切。自分の好きなリラックス法をと言うけれど、最近何をしてもモヤモヤが晴れない。音楽も聴けない。好きなお笑いを観ても前より笑えない。映画や本も何だか遠ざけてしまう。「わたし」の心が凍っているサインかも。
太陽の光をあてよう
太陽の光のように「わたし」に光を当ててみる。そう言えば「わたし」を見ていなかったね。毎日毎日、こんなことを考えて、こんなことをやってきた。普段目を向けなかった自分の頑張りを日なたに出してみる。決して一つ一つに土をかけないで。いつも比べているんだから、他の人と比べなくていい。「わたし」だけを見て、「こんなことあったね。こんな気持ちがあったね」優しく見つめる。
自然と溶けていく
氷に隠れていた本当の「わたし」を見つけると、あとは自然とゆっくりゆっくり溶けていく。こころに任せる。この時、頑張り過ぎる「わたし」は口出ししない。時間はどのくらいかかるかわからない。期限はないから、焦らなくていい。でも必ず氷が溶けて、柔らかな「わたし」に会える。
あなたの心は柔らかですか。凍りついている時、どうやって溶かしていきますか。