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繊細で完璧主義者&負けず嫌いの育て方~将来の夢はネイリストガール編~

今回は将来の夢ネイリストガール編です。小さいときからネイリストになると決めているこどもだちのお話です。

あっ!そうそう。「こどもだち」とはこどもの友達って意味です。私にはこどもだちがたくさんいる。42歳にだと友達というと大人の人を対象に考えがちなんだけど、私はどうも大人は苦手なもんで。いないわけではないんだけどね。ともだちを大人とこどもに分けていて、大人の友達は友達だけどこどもの友達はこどもだちにしています。

小さいときからネイリストになりたいとネイルしたり、ネイルサロンに行ってやってもらっているのは知っていて、数年前にネイルをやってもらったんだよね。けど、やっぱりこどもっていうのもあって技術はまだまだ。けど、親御さんは基本、ほめる教育だからなのか?!「すごい!」「すごいでしょ。」と絶賛でこの子ののネイルの技術はこれ以上の向上ってあるのだろうか?いつか大きくなった時にもっとうまい人がたくさんゴロゴロいて私って下手だったんじゃんってショックを受けるんじゃないだろうかとかって私が勝手に思い始めた。

私も小さいとき、ネイルが大好きでよくポリッシュを使っては塗って遊んでいた。最初は確かに下手だったんだけど、高学年になるにしたがって指の周りには付けないようにしかも均一に塗れるようになっていて、中学校・高校の時はネイルアートもその当時、あんまりネイルアートする材料がなかったからアクリル絵の具を使って絵を描いたりしていた。自分で言うのもなんだが塗るのもアートするのも結構上手だったんだよね。それと比べるとどっこいどっこいか細かいところが完璧主義な私なもんで塗り方については私の小さい頃の方が上だと思ったんだよね。

この子も結構の完璧主義者で心も繊細ときているから、自分の自信であるネイルを批判されるとおうちの褒めの教育も相まって結構打撃を食らうんじゃないかなって思った。

だから、私はまずは専門家に習ってちゃんと指導してもらって、その子に教えるというよりも自分のやっていることを見てもらって気づいてもらおう大作戦に出た!

これもお金かかるし、時間もかかるんだけど、ラッキーなことに人脈を使うとトップネイリストだという奥さんを発見。そして、仲良くなった。ネイル検定の指導員だったり、審査する人もやっているほどの腕前でネイルもマジでセンス半端ない。習うならこの人に習いたいと思って。ダメ元でお願いしてみた。

「私には時間もお金もないから。出来るだけ激安でジェルネイルが出来るセットを調達し、3日間で基礎を叩き込んでほしい。」

そうすると、優しい素敵なネイルストさん。

「いいよ!」と快諾

ほんと感謝しかない!というわけで早速習い始めたのだった。ノートに書きまくって教えてもらったことを毎日復習して、緊張しながら先生の前でやってダメ出しされまくって。私自身、ネイルに関しては自信も少しあったからいけると思ったけど、下処理やファイリング、塗り方、アートどれをとっても極めるのは本当に時間かかるし難しい!いや~~自信を持っていた自分が恥ずかしいほどだwけど、私はそれでいい。私は素直だからきっちり受け止めて出来る人の話を聞いてコツを極めるだけの事。黙って練習して上手くなるまで自分が満足するまでやり続けるだけなのだ。

3日間の講習が終わって本当に基礎の基礎の基礎の基礎の、、、基礎を学び終わった。そこから私は時間がなくても睡眠時間削って練習しまくった。そして、ある程度上手く出来るようになって半年後、その子に話を持ち掛けた。

「ね~ね~。月に一回、マキと一緒にネイルの練習しようよ。私のジェルネイルやアートのやつ使っていいからさ~。一緒にネイルやろうぜ!」

って。ママと一緒にでもいい?と聞かれたのでもちろん♪って答えた。一緒にやってくれるならそれでいい。今のネイル技術だとまだまだなんだって知ってほしかった。細かいところにこだわりを持ってやってほしかった。センスを磨いてほしかった。いろんな想いがあるから来てくれるだけでそれだけでよかった。わたしのネイルのやり方を見て、自分のネイルとの違いに気づいてくれたらそれで良かったんだ。あとは今後、交流が途絶えるのが嫌だったから絆をつなぎとめるためもあったのかもしれない。

この子は少し私に似ている。きっと大きくなって私と同じような問題にぶつかるような気がした。現に4年生の時に悩んで学校に行きたくない病にかかっていたから。繊細、完璧主義者、負けず嫌いこの3つはなかなか厄介なんだな。取り扱い注なんだよね。だから、わかってほしいときにわかってあげる人間としてそばにいたかったんだろうな。

毎月1回、ネイルを練習した。ネイルの勉強をして分かった事はジェルネイルをやるのは初めてらしく、材料も全然もっていなかった。なので、誕生日に筆とか基本的なジェルネイルをプレゼントしてみたりした。ご褒美の時にはネイルグッズを。本物に触れさせて基本的な事をまずは学んでもらおうと思った。だから、私は気が抜けなかった。少しでもはげるとこの子が来るから直さないとといつだってネイルを完璧に仕上げていた。いつみられてもいいように。あんな風にできるようになりたいと思ってもらえるように。

ほぼ毎日のようにネイルの練習をしているから、やり始めた当初よりも塗るのが上手になっていった。やっぱり回数重ねると努力すると上手くなるもんなんだなって改めて感じた。

だんだんと塗るのが上手くなってきている気がするがキワがどうしても気になる~。なので、キワを極めるのが大切らしいよとアドバイスをしてみた。嫌な顔はされずけど、少し不満げな顔も見え隠れしつつ、気にして塗るようになってくれた。

その後も、光を当てて光の形が変わらずに上下動くと上手に塗れているんだよ。凸凹しているとその光の形が変わるからわかりやすいんだって。先生が言ってたというと話をより聞いてくれる。だから、プロのネイリストの先生に習って本当に良かった。

だんだんと上達していく姿を見て嬉しかった。いつかしかネイリストになってくれることを心から応援しているよ。ただ、ネイルだけでは食べていけない時が来るだろうからそれ以外の差別化を図った何かも考えておくといいだろうな。

そして、勝手に最初、ネイリストとしてやるならうちの学童の場所を午前中なら空いてるから貸してあげるのもありだななんて勝手に思ったりしている。一緒にやるのも楽しそうだなとか。私は究極な過保護なのかもしれないな~。仕事先まで考えちゃうなんて。ダメダメ!自分で道を作っていけないんだから。足がかりだけならいいかな~なんてひとりで考えていたりする。

繊細で完璧主義者&負けず嫌いのこどもだち

その繊細さはたくさん失敗して努力して成功していくうちにいつしか私のように鋼の心臓になるよ。実は私も昔は薄いガラスのように繊細でしたwきっとその繊細さは負けず嫌いが助けてくれる。負けず嫌いなだけに出来ない事が絶対に嫌だからきっと成功するまで努力し続けることが出来るよ。そして、何度も失敗を重ねていくうちにコツがつかめて上手く出来るようになっていくんだな。より自分の描いた完璧に近いものが作れるようになるんだ。今スグには出来ない事を受け止めてとにかく努力を積み重ねるべし。するとね。いつしか自分の思い通りのものが偶然ではなく必然的につくり上げられるんだな。

だから、今はそれを楽しみに自分の成長を楽しみながら精進するべしだね。

きっと君は夢を叶えるよ!楽しみにしてるからね♪

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