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フェイクドキュメンタリーといえばホラー映画みたいなとこあるよね

でっかいゲームも終わったし、久々にアマプラで映画を見まくった。面白かったやつだけ感想を書いていく。

トンソン荘事件の記録
トンソン荘という旅館でおきた殺人事件は犯人が犯行の様子をビデオに撮っていて、そのビデオには幽霊が映っているらしい。ビデオの行方を追ううちに取材班は──。というフェイクドキュメンタリーホラー映画。

こわい。ストーリーをひっくり返してオチをうやむやにする感じあんまり好きじゃないんだけど、そういう展開がこの映画では効果的に怖さを増している。気持ち悪い不可解さが残るのがリアルで怖い。

フェイクドキュメンタリーって要はいかにも本当っぽい嘘のドキュメンタリーなんだけど、なぜかホラーの専売特許みたいになってますよね。まあ、ホラーと相性がいいのかな。嘘のドキュメンタリー自体がちょっと不謹慎で不気味なので、コメディとかドラマには向いてないんでしょう。

ピンク・クラウド
突如世界をピンク色の雲が覆って、その空気を10秒吸うと死ぬから誰も外に出られなくなった、という映画。暗いけど面白かった。

なんかコロナ禍のステイホーム期間を経たせいで妙に切実な感じがある。もっとも、企画したのも撮ったのもコロナ禍より前だそうで、実際のステイホーム生活を経たら筋も描写も変わりそうだなという部分は結構あった。

僕に殺されろ 2巻(完結)
これはホラー漫画で、大傑作。謎の力に目覚めた少年少女は次々と悪を成敗していっているのか、それとも妄想に囚われた殺人鬼なのか、というのがわからないままどんどん進んで、とんでもない事になっていく話。

血みどろの話なんだけど突拍子もなくてユーモラスで、良い漫画だった。白石晃士監督とかで映画化してくれないかなあ。

殺人鬼一家の娘が恋をする「ときめきのいけにえ」とか、死んだ先輩の幽霊と2人で次々と事件に巻き込まれる「死人の声を聞くがよい」とか、この人の漫画、どれも好きなんだよね。怖いけど笑えるしヒロインもかわいい。オススメです。うぐいす祥子

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