僕と陸上 #1 中学時代

 僕は現在大学一年生。陸上は今はしていない。中学から高校まで陸上の長距離種目をしていた。本当は走るのは好きだが今は走るのさえも嫌だ。今日はなぜ私が現在のようになったかの経緯を話そうと思う。

 私は中学1年生の春に左腕橈骨を骨折した。完全にぽきっと。自転車でふざけていてこうなった。自業自得だ。プレート固定をしてそれを高3まで入れていた。そしてそれから陸上を始めた。

 初めのうちは何も考えず走っていた。しかし、このプレートが影響して腕振りが遅くなることに中3の時くらいから気づき始めていた。

 中3の地区総体の後に県内の強豪校の監督が声をかけてくれた。君の走りを春先からずっと見ていたと。うちに来れば君は速くなると言ってくれた。とても嬉しかった。しかし、プレートが腕に入っている事で結局、別の理由で断り、家の近くの高校に通うことになった。高校ではもう陸上をしないつもりだった。


#2に続く ……


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