どうしたら伝わる？イメージのもつ力

こんにちは、こんばんは。toga.shiです。
私は障害者施設で働いているのですが…今日はある利用者さんとお話をしました。ここで過ごすルールを、確認するためのお話しでした。
その人は注意されると怒ってしまって、ここで過ごすルールを守れなくて、周りの人を困らせています。どうしたら、ルールを確認してもらえるのか、効果のある注意の仕方は何か。お話をするにしても、耳の痛い話ばかりで、話している間に気分が悪くなるかもしれない…と、頭を悩ませるのでした。そこで、その人が好きなアニメのキャラクターを使うことにしました。そのキャラクターが「たたきません、けりません」とか、「休んでもいいよ」とか、言葉を言っているようなカードを作りました。ルールが描かれた紙にも、キャラクターの画像をいれてみました。そしたら…興味をもってくれたんです。耳の痛い話はぶすっとして聴いていたけれど、ルールの紙やカードは嬉しそうに見てくれていたんです。
あらためてイメージ（画像）の持つ力を感じたのでした。
最近は施設に通うモチベーションが下がっていたその人が、また楽しみを見つけて通えるように、キャラクターの力を使わせてもらおう、と思っているわけです。効果があるといいけれど…。
言葉を話せるけれど、文字も読めないわけじゃないけど、やっぱり視覚が伝わりやすい人なんだなと思いました。

さて、今回はオイルパステルというか、クレパスで絵を描いてみました。この画材は、パステルに比べて、力を使うというか、荒々しくて男っぽいというか。私にとっては扱いやすい画材で、自分らしい表現ができるなぁと改めて感じたのでした。アートセラピーとして、どんな性質をもつのか…またゆっくりと考えていきたいと思います。

パステルアートの描き方動画
（まだはじめたばかりで模索中ですが、描き方を紹介しています）
https://www.youtube.com/channel/UClSvJ4c8cHldWi6BOTBarDg

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