中国の時代劇も面白い! 映画「SHADOW 影武者」
アマゾンプライムビデオで中国で製作された時代劇映画「SHADOW 影武者」を鑑賞。
日本では昨年公開。
映画館で観たかったのだが、上映しているところが少なく見逃してしまった。
監督は中国映画界の巨匠チャン・イーモウ。
Story
ペイ王国は、ペイの将軍が決闘に敗れたことにより、ヤンという都市を失っていた。
ペイの将軍は決闘で深手を負い、これを隠すため、影武者を使う。
影武者であることは王も知らず、知るのは将軍と将軍の妻だけ。
その影武者は、幼いころから鍛え上げられ、遂にヤンの武人と再戦することとなる。
勝算が低いため、ペイの王は決戦に反対したが、ペイの将軍(影武者)は綿密に計画を練った上で強行。
決闘とともに、ペイ王国の囚人に武器を与え、ヤンに攻め込む。
激闘の末、影武者は勝利を収め帰還。
影武者は、実は影武者であることを知っていた王と本物の将軍に相対し、最後の行動に出る・・・。
アクションだけじゃない洗練された映像美
本作品はワイヤー&CGを駆使したバリバリのアクション映画。
影武者もヤンに攻め込んだ囚人たちも、武器化した傘を使うのだが、これが圧巻。
普通だったら、漫画チックになるはずだが、さすがのチャン監督。素晴らしい映像美。
チャン監督は「色」を意識した撮り方をするのだが、今回は「黒」。
チャン監督は「HERO」というアクション映画も撮っているが、HEROのときは、赤・青・緑・白をシーンごとに使い分けていた。
とにかく、SHADOW・HEROともに画面の隅々までこだわり抜いた美しさに驚くこと間違いなし。
是非、このゴールデンウィークに、天才チャン・イーモウ監督のアクション映画「SHADOW」「HERO」をご覧いただきたい。
絶対に損はさせません。