親と子供と生きる証

証なんて、何を残すのが正解かなんて正直わからない。でも、せっかく生きているなら歴史の教科書とまではいかなくても何か証を残したいと思うのは、悪いことだとは思わない。ただ、間違った残し方さえしなければ…

僕は、親の影響ほど子供に与える学びはないと思っている。
自分の子供が、思うように言うことを聞いてくれない。そう思っているでしょうが、子供なんて意外と親の話をしっかりと聴いているもんです。特に口酸っぱくいってることなんて嫌でも頭に入ります。礼儀の話、家計の話、親の愚痴、いろんなのが子供の耳に入ってしっかり記憶されていくのです。
かくいう僕もその一人、反抗期なんかも反抗しつつもしっかりと耳には入ってました。
ある時母親が「せっかく生きているなら生きた証を1日1日残しなさい。」といったのです。話の流れなんて覚えていないですし、正直その頃も反抗的な態度をとっていたので「あー」と軽い返事で終わりました。
たった一回の話でも何か心に引っかかったまま成人していきました。
ある日母親に、「生きた証残すの難しいわ。」とボソッというと母親は、あの頃のことは覚えていませんでした。
何気ない一言、何気ない話。そんな話でも覚えている人はいるし、特に親からの言葉は頭から離したくても離せないんです。どんな態度をとっていてもしっかり感謝はしているし、本当は親のことを思っている子供が多いのです。

この世で一番怖いのは恨みだったり勘違いだったりしますが、僕は、勘違いと、お金と、親の仇と、食だと思ってます。
食の恨みなんて平和的に解決したことなんてないですからね笑

この続きはまたの機会に…

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