サーナイトex【CL横浜5-3】
はじめに
どうも、とがめです
CL横浜に運良く当選したので、参加してきました!
前回惨敗したCL新潟のリベンジだと思い、望みましたが、結果は5-3とプライズのサンダーexこそ獲得できたものの目標であった優先権の獲得はなりませんでした。
プレイ・構築ともに自信があっただけに悔しいというのが正直な気持ちですが、この3週間ポケモンカードと向き合い、とても幸せな時間を過ごすことができました。
練習会にお邪魔させていただき、調整に付き合ってくれた方々、本当にありがとうございます!
ちなみに今回サーナイトを使った理由は単純で前回のCL新潟で惨敗した理由として、デッキを悩みすぎてプレイ・構築を煮詰め切ることができなかったため、当選の画面を見た瞬間にサーナイトで行くと決めていました。
今回はマッチアップと構築のこだわった部分についてのちょっとした解説記事になります。
CLも終わったので、細かいプレイとか気をつけていた点についてはTwitterで呟こうかなと思っていますので、フォローしてもらえたらと嬉しいです。
1.環境読み
Tier1
ロストギラティナ
Tier1.5
サーナイト、ルギア
Tier2〜3
パオジアン、ミュウ、リザードン、ミライドン
その他
デッキの強さであれば間違いなくサーナイトが頭一つ抜けていますが、シェア率は上記のように考えました。
新弾後の環境から少しずつ環境が進みロストに強いルギアが流行傾向ではありましたが、シティリーグを挟まないことからルギア爆増の手前くらいで落ち着くだろうという予想です。
実際のマッチアップと照らし合わせてみても環境読みに間違いはありませんでした。
2.構築について
オーソドックスな構築です。
CLを終えて、変更加えるとしたら基本エネルギー1枚を博士の研究3枚目に変えても良いかもって思うくらいで後悔はありません。
ほとんどカードは説明不要だと思うので、調整の中でこだわった部分を抜粋して解説します。
・ラルトス
ロスギラのシェアが多いと考えていたので、メモリースキップではなくテレポートブレイク4枚です。
メモリースキップ(HP60)だと、ロスト相手の中盤に置きにくくなるため現環境ではテレポートブレイク4枚が正解だと思います。
アローラロコンVSTARについてはミュウexで対応します。
・ミュウ(ふしぎなしっぽ)
調整を始めた段階では、HP60がロスト相手に心許無くミラステ全力構築であったため1ターン目にエネルギーを切ってしまうこのカードを抜いて調整していました。
ただ調整の中で(特に)後攻時に、相手の攻撃をラルトスではなくミュウで受けることで後の展開を強くできるため採用し直しました。
ラルトスを全てHP70にしたので、そういう意味でも構築の噛み合いは良かったです。
不要であると感じるなら、レベルボール4枚目に変えても良いと思います。
・ミュウex
最初は採用を悩んでいましたが、シンオウ神殿が採用候補となった際に、ロスギラの雪道をシンオウ神殿で剥がしにいくと自分のリバーサルが起動しなくなるパターンを考慮し、ミュウexの採用を決めました。
ロストインパクト、げっこうしゅりけん以外にもアローラロコンvstar対策にもなります。
単純にアタッカーが増えるのでアルカナシャインが温存できるのも強みです。
ロストギラティナのシェアが多いのであれば採用しておいて損はないです。
・スタジアム(頂への雪道対策)
この枠は最後まで悩みました。
CL横浜ではロスギラのシェアが高いことが予想され、頂への雪道は平均3枚ほど採用されていることから、対策として4回分は剥がせる必要があると判断しました。
今回の構築では、月明かりの丘2枚、崩れたスタジアム1枚、シンオウ神殿1枚の計4枚採用と、強く意識していたため8回戦行った中で雪道で負けた試合は一度もありませんでした。
これらを採用した理由と採用しなかったカードについても軽く触れます。
・月明かりの丘
スタジアム枠の中でもカードパワーが段違い。
1枚の採用はマスト、2枚目はなくても問題ないが他の候補カードよりも2枚目の優先度が高いと判断
・崩れたスタジアム
最終盤面からサーナイトexを消す動きが最強です。
スタートしてしまったザシアンやミュウex、役割のミュウ、マナフィを消す役割です。
特にサーナイトexを消して相手の勝ちを消せるムーヴが最強なので月明かり1枚目と同じくマストだと思います。
・シンオウ神殿
ルギアVSTAR後攻がシビアな試合になるため採用しました。
ロスギラのジェットエネルギー、雪ミュウのダブルターボ、ミラーのリバーサルエネルギーなどブッ刺さりはしないが、相手の要求値を少し上げられるカードです。
ルギアと当たった場合に安易に落とすようなことはしたくなかったため採用しました。
月明かりや崩れたスタジアムより優先度は下がりますが、ルギアを意識するのであれば採用しましょう。
・さぎょういん
雪道対策とドロサポを兼ねている、ともだちてちょうで戻せるなど、他のカードと比較した際にデッキのスロットを空けてくれるカードですが、雪道対策としてはサポート権を使用しなければならずドローサポートとしてはイマイチです。
ナンジャモや博士の研究などカードパワーの高いカードを使用して、雪道を剥がしたかったため不採用としました。
またスタジアムとしてカードパワーの高い月明かりの丘が登場したことが不採用となった一番大きな理由です。
・ロストスイーパー
しっぽミュウで回収できる、リベンジパンチや災いの箱のケアなどができることから採用を検討しましたが、しっぽミュウで回収しなくともドロサポ、リファインで十分引きに行けること、リベンジパンチなどは月明かりの丘でケアすることができるため不採用になりました。
・ボウルタウン
事故を軽減できるカードなのでCL向きではあったかもしれませんが、同時に相手の事故を軽減してしまうカードでもあります。
そもそもスタジアムの役割は第一に雪道を割ることで、事故を軽減することではないので、中盤以降に役割を持ちやすいカードを優先するべきだと考えています。
・ドローサポート
・ナンジャモ4枚
他のデッキと比べサーナイトはスタートが遅く、捲りに行く試合展開が多いことやロスギラやパオジアンなど序盤から積極的に使用したい対面が多いため4枚フル投入です。
序盤からこちらがアグレッシブに動いたパターンでも相手を妨害しつつ、こちらはアルカナシャインやリファインでドローを補えるためどのような試合展開になったとしても強く使えることがほとんどです。
個人的に減らすことは考えられません。
・博士の研究2枚
前述した通り3枚目の採用は検討するべきかもしれません。
そのくらい活躍してくれました。
もちろん手札のサーナイトやキルリア、すごいつりざおなど切りたくないカードはありますが、このカードを打つことでのデッキの減り方は凄まじいです。
サーナイトというデッキは如何にして終盤に強い山作りができるかに掛かっているので、デッキ枚数を大きく減らすことができるこのカードは特に相性が良いと考えています。
またナンジャモと被ってしまっても相手の展開によって使い分けることができること、終盤に不要であればリファイン、ハイパーボールで切る対象になるので嵩張ってもさほど問題ではありません。
手札のリソースを切る切らないの判断が少し難しいとは思いますが、使いこなすことができればこれほど強力なカードは他にありません。
※不採用
・ヒガナの決意
博士の研究3枚目として一時期試していましたが、お互いに渋い展開の際に、ドローサポートとして機能しない点がとてもネックです。
序盤〜終盤までブレない博士の研究3枚目の方が優先度が高いと考えています。
5.まとめ
サーナイトというデッキは、どの対面でもデッキを限りなく薄くして、引き切って勝つデッキです。
その性質上、60枚のカードをほぼ全てを使用して戦うため1枚の妥協も許されないと思って構築し、細部にまで拘り調整を重ね、納得の行ける60枚になりました。
勝ちきれなかったことは悔しいですが、調整を始めてから当日までポケモンカードをいっぱいできて楽しかったです!
次はシティリーグで優勝できるよう、練習に励みます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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