価値観がズレると変わること
3月10日になりました。
土砂降りだった1日ももうすぐ終わります。
明日であれから9年が過ぎます。
僕が住む、奈良県大和郡山市から
東北までは800kmくらいの距離があります。
それだけ離れているにもかかわらず
大きな揺れを感じた事を覚えています。
あらためて、震災を振り返るために
ニュース記事を見回していると
いまだに見つからないままの人達が
1000人以上も居ると言う現実。
被災地入りしたことのある知り合いからの
話を聞いていてもまだ手つかずの場所も
残っているとのこと・・。
あれから9年経って、日本はまた苦難に立ち向かっています。
あの震災で起きた事は、遠い奈良の地で生活している僕にも
じわじわと間接的に「生き方」に対する価値観を変えてきました。
最初の数年間よりも、9年目を迎えるここ最近になって
特に、考え方が変わってきた気がします。
生きるということ。
そして、生きる上で何を大切にして
何に優先順位を付けるのか・・。
個としての生き方を大切に考えるようになりました。
戦後の価値観は日本全体が同じような状態になって
同じような価値観を以て、日本の経済成長の為に尽力を出し切りました。
震災後と戦後の違いはここかもしれません。
失った物は帰らないからこそ
個人個人がそれぞれ、信念を持って生きなければならない。
なので、それぞれが違う価値観をもっていていい。
明らかに10年前とは価値観がズレている。
だからか10年前より今は幸せです。
色々と捨てたから
色々と縁を切れたから
色々と選別できたから
これからも、多くを抱えず、
自分の人生を豊かにするための
事だけに集中していきます。
家族や仲間、お客様のために
パワーを使うだけなんです。
要らない物は捨てて、
必要な物にパワーを注ぐ。
そんな考え方が書かれた本です。
東川正樹
ブランディング・フォトグラファー
セールスコピーライター
奈良県生駒市生まれ 高校卒業後から土木・建築の写真撮影に携わり29歳の頃に建築関連事業で独立、法人や店舗案件と関わる中でマーケティングやブランディングの重要性を感じ、マーケティングやコピーライティングを学ぶ、あり方と魅せ方で「個」として選ばれる「人」になるためのブランディングの為の写真と伝え方を広めたいと、コンサルティングとポートレート撮影を武器にブランディング・フォトグラファーとして活動中。理想論ではなく、クライアントの価値観の本質に基づき、地に足つけたブランディング戦略を提案、優しいイメージとは真逆なS発言も。猫と甘い物が好き。