7つの習慣と外出規制~不要不急の甘さ
【不要不急では甘い?】
何故?不要不急では甘いのか。
実は7つの習慣を知ってる人は
普通に外出してしまう可能性が・・。
その理由は「不要不急」の意味を調べると一目瞭然です
不要不急の意味とは
『重要ではなく、急ぎでもないこと。』
そう・・・。
7つの習慣で言う第Ⅳ領域と同じですよね?
これでは、ほとんどの人が外出してもいいと
認識してしまう可能性があるのです。
なので、本来は、
「第Ⅰ領域以外の場合は外出を控える」くらいしなければならないはずなので、もっと他に言葉は選べなかったのだろうか?と考えてしまうわけです。
第Ⅱ領域は家で出来る事を考えれば良いし。
第Ⅲ領域は「コロナの影響で~」って断れば良い。
誰も文句を言える立場でも状況でもないから。
第Ⅰ領域や第Ⅳ領域とは?
これは7つの習慣では
4つの領域という考え方を用います。
7つの習慣をほとんど知らない人でも
充実した人生をおくる為には時間管理やタスク管理が大切だという話は聞いたことがあるでしょう。
自身の夢や目標に向けて的確な行動計画を立てて日々の行動を実践する。
当たり前の事ですが意外と難しい物です。
やるべき事とやらなくていい事
あたりまえのことですが、夢や目標を現実にするには、
今やるべき事を的確にこなすだけだということ。
目の前のタスクがⅠからⅣのどの領域に属するのかを判断して
行動を重ねていくことが大切だということなのです。
4つの領域の一覧
・緊急度【高】重要度【高】第Ⅰ領域
・緊急度【低】重要度【高】第Ⅱ領域
・緊急度【高】重要度【低】第Ⅲ領域
・緊急度【低】重要度【低】第Ⅳ領域
今回は、4つの領域を伝える事が目的ではないので
かんたんに説明しておきます。
緊急度の決め方
緊急度を決める最も大きな要素は「期限」です。
例えば来週末に納品しなければならない仕事の資料なんかは、まさに第Ⅰ領域になります。第三領域も期限が重要なのですが次に説明する重要度の決め方を理解してからでないと明確にしにくいので先に読み進めてください。
重要度の決め方
重要度を決めるために大切な要素は「ミッション・ステートメント」です。
いきなり横文字が出てきてしまいましたが、企業とかでいうと、経営理念のようなもので、社員や従業員が共有する「価値観・使命」といったものです。個人に置き換えると人生の理念・価値観・使命になりますね。
ミッション・ステートメントについては、同じ7つの習慣のなかで、4つの領域を学ぶ第三の習慣の前の第二の習慣で学んでいます。
痩せるという事が自分のミッション・ステートメントにあれば、「ジムへ行くこと」「プチ断食をすること」などは重要になりますが、体型を気にしてなければ、特に重要では無いことになります。
解釈によって大きく違ってしまう
上記の緊急度と重要度のマトリックスに則って
「不要不急」かどうかを判断することになるのですが。
不要不急というのは、意味からも理解できるように
基本的には「第Ⅳ領域」にあてはまります。
ということは、それ以外の部分については、
ミッション・ステートメントによっては、緊急度・重要度の誤差が発生して、誰かにとっては第Ⅳ領域なのに、他の誰かにとって第Ⅱ領域や第Ⅲ領域になってしまう可能性があるということです。
不要不急の範囲を拡げるには?
ではどうすればいいのか?
感の良い人ならお気づきでしょうが。
国家としての理念を明確にする必要があると言うことです。
国民が国が指し示す理念や価値観・使命に対して今回の事態にどう立ち向かうべきなのかを明確にしなければなりません。
今の「不要不急の外出を自粛」といったように、判断を丸投げしてしまってる状態では厳しいかと。
直接的に発言や発表するのが難しいのであれば。
「不足の事態である」と言うことを一時的に全国民のミッション・ステートメントに組み入れないといけません。全国民でなくてもより多くの国民に。
「健康の為にジムに行かないと行けないけど、不測の事態だから辞めておく。」というような思考になれば良いです。
責任感の強い人ほど自粛や対策をしっかりしている
責任感と言えば、企業や組織・興行事の主催者などは行動に大きな責任がかかるので、いち早く、イベントの中止を決めたり従業員を自宅勤務にしたりしている、また、営業を続けざるを得ない、役所や生活に関わる業種などではアルコール消毒剤の設置や従業員のマスク着用などの対策をきちんとやっている。個人事業主やフリーランスも、不特定多数との接触を避けたりオンラインでの打ち合わせを取り入れたりして対策している。
そして、これも時間やタスクのを含む自己管理を徹底することにも繋がるが、十分な睡眠時間を確保したり、食生活を乱れさせないようにして免疫力を維持する努力もしている。
日本的な曖昧さは決断が必要な時には危険
曖昧さを美徳とされているのが日本分がだからなのかもしれないが
大事な決断を迫られたときこそはっきりと決めなくてはならない。
曖昧さを美徳とする一方、武士のような潔さがあるのも日本文化。
第Ⅳ領域だけを行動制限の理由にするのは抑制になっていないと言うことを理解しておかなければならない。
2020/03/28 CopyWriting by Masaki Togawa
東川正樹
ブランディング・フォトグラファー
セールスコピーライター
奈良県生駒市生まれ 高校卒業後から土木・建築の写真撮影に携わり29歳の頃に建築関連事業で独立、法人や店舗案件と関わる中でマーケティングやブランディングの重要性を感じ、マーケティングやコピーライティングを学ぶ、あり方と魅せ方で「個」として選ばれる「人」になるためのブランディングの為の写真と伝え方を広めたいと、コンサルティングとポートレート撮影を武器にブランディング・フォトグラファーとして活動中。理想論ではなく、クライアントの価値観の本質に基づき、地に足つけたブランディング戦略を提案、優しいイメージとは真逆なS発言も。猫と甘い物が好き。