ブランド人になることの難しさ
初noteです。この初めてのnoteでは、僕がブランド人になろうとして犯した失敗を書いてみようと思います。
遅れましたが、はじめまして。
株式会社LOGZで営業マンとして働く、小林冬芽です。とうがって読みます。
元芸人で、今は「笑い×テクノロジーで世界中の人々を幸せにする」ために日々生きています。
そんな僕の幼少期のヒーローは、松本人志さん。その後憧れたのは、矢沢永吉さん。そして、ビジネスの世界に入って憧れたのは、見城徹さん。
まぁ今で言う『ブランド人』ですか。
松ちゃんや、永ちゃんは、芸能人だから当たり前に感じるかもしれませんが、芸能界でも殿堂入りって感じで、『個』の魅力のある方々ですよね。
そんな方々に憧れて生きてきました。
で、最近のこの『ブランド人ブーム』。完全に触発された僕は「俺もブランド人にならなければ!!」と思いました。
そして、「ブランド人になるにはとりあえずツイッターをキャラ付けした方がいいらしい」とどこかで聞きつけ、とりあえずツイッターのプロフィールに「圧倒的社員になれない中途半端社員が見るべき圧倒的社員のツイッター」と書いてみて、いい感じじゃね?と悦に入るという迷走を繰り広げました。
そして、その次に僕が聞きつけてきたのは、ただ今『ブランド人』大量生産中、田端信太郎さんの「パンツを脱げ!」という格言。
意味は「ブランド人たるもの、ええかっこせず自分のすべてをさらけ出せ!」というもの(多分)。
「俺にさらけ出せるものはなんやろか…」と考えた僕は、ある結論にたどり着きます。
「そうだ!俺は営業マンなんだから、営業に関して全てをさらけ出せばいいんだ!」
僕は企業訪問した後に反省メモを書く習慣があるんですが、その反省メモをモロにツイートしました。
もちろん訪問先の社名など特定されるような情報は伏せてました。だから、誰にも迷惑はかからないだろうと。きっと見た人は楽しんでくれるし、なんなら営業に関してたまにつぶやく田端さんにまで届いちゃうかも。なんて考えていました。
そのツイートに一番にレスをくれたのは、田端さんでもフォロワーの方々でもなく、うちの社長。
社長「これは出さない方がよきかと」
妥当な意見ですよね。いくら社名は伏せてて、悪く書いてはいなくても、自分の会社のこと書かれてたら良い気しませんよね。
そこで僕はどう思ったかというと
「これはブランド人への第一の試練だ。上司の意見に潰されるな俺!!」
その後、取締役からも「載せるメリットなくない?」とご意見頂戴いたしました。それに対しては、
「メリット、デメリットで計り知れないものを俺は生み出そうとしているのに!!」
反省の色なし!!!あっぱれです。そんなあっぱれな(いや、喝な)状態からなぜこのnoteを書くことになったのかというと、ある一つのことに気づいたからです。
僕は毎日銭湯に行く習慣があるんですが、銭湯に行くときは必ず家にスマホを置いて出て、あえてボーッとする時間にしています。
湯の中でいつも通りボーッとしながら、この一連の出来事を思い返していて、気づいたんです。
「あ、俺パンツ脱いでないやん。他人のパンツ脱がせただけやん」
社名を公表しないとはいえアポの内容を公の場に書く。しかも、自分が失敗したアポでもなく、結局自分は痛くも痒くもない内容で。
恥ずっ!ほんで、全然for youちゃうやん!我が我がやん!(営業の世界では相手のために尽くす『for you』の精神が重要とされる)
パンツ脱がずして顔が真っ赤になりました。いや、実際には脱いでいたんですが。
つまり、『ブランド人』になることが重要で、『ブランド人』に見せようとすると失敗するよってことです。
そう思うと、いろいろ最初からおかしいんです。
僕別に自分で「圧倒的社員」とか言うキャラじゃないんです。どちらかというと、「圧倒的社員になりたい!」って頑張ってるのを応援してもらえるタイプなんです。
反省した僕は、ちゃんと正式な方法でパンツを脱ごうと思いました。
それがこのnoteです。自分の失敗をさらけ出して、しっかりと見ていただこうと。いかに至らない人間か見ていただこうと。
お恥ずかしい限りですが、それが僕のnoteデビューの理由です。
【まとめ】
・ブランド人になることとは、自分をブランド人に見せることではない。
・パンツを脱ぐときは、そのパンツが自分のパンツかしっかり確認してから脱ぎましょう。
P.S. 実はまだ田端さんの『ブランド人になれ!』読んでないんですw
ただ、お風呂上がって即kindleでポチったので、今から読みます。
では、最後までありがとうございました。