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【VDMX】ゼロから始めるVJ生活【難すぎ】

こんにちは。VJって知ってますか。クラブに行くとデカい音とともに映像が流れているじゃないですか。あの映像を出している人のことです。基本的にはなんかこうドラッギーな映像を流しているイメージですがアニクラやJ-popなどのイベントだとPVを流すのが一般的なようです。

で、このVJに元々興味がありVJさんが稼働中の画面をのぞいたりしたのですがマジで訳が分からずビビッて手を出さないでいました。ところが2月に自分でイベントをやることになりせっかくだしVJさん欲しいなー。でも気軽に頼める知り合いもいないし、せっかくVJで入ってもらってお客さん少なかったら申し訳ないし…自分でやったろかい!ということになりました。この時点で11月。3か月で人間は人前でVJできるようになるのでしょうか。現場デビューまでの経過を日記的に記録したので読んでみてください。

10月末


デカクラ@mole(札幌にあるナイスなライブハウス/クラブ)にいく。アニクラだったのでやはりPV系のVJが中心。某VJに話を聞いたらVDMX使ってるらしい。札幌VJ界隈はVDMXが多いとのことなのでやるならVDMXかなー。となる。※アニクラとはアニソンがかかるクラブイベントです

11月


ひとまずVDMX無料版ダウンロード。レイヤー数はmacのスペック依存っぽい。DJ脳としてはレイヤーはdeckなので複数同時に流していい感じにしたり単体でプレイしてもよしって感じの理解。そういう意味ではDJより自由度は高いかもしれない。deckというよりstemという理解の方がベターかも。stemを重ねてプレイしていくということか。テンプレに色々あったけど2レイヤーか4レイヤーが分かりやすい。でも色々考えると6~8レイヤーぐらいがよさそう。あとはひたすらネットをさまよっていろんな記事を見まくる。幸いMIDIコンはある程度(apc miniとnanoコン。apc40mk1もあるけどデカすぎなので不採用。)あるのでなんとかなりそう。今月末ブラックフライデーがあるのでその時にVDMX安く買えるといいなー

ブラックフライデーまではVDMX無料版を開いて色々機能を確認。TCM、ステップシーケンサー、LFOとかをclockと同期させて自動化、FXもclock同期でビヨビヨさせたりできる。いろんな同期のさせ方があるので例えばあるレイヤーにエフェクト3つかけてそれぞれ違う同期のさせ方をすればランダムっぽく見せることもできる。便利。レイヤー毎にmedia bin必要なのがダサいので一元化したい。あとそもそもの素材を全然持ってないのでそれも集めないといけない。beeple警察という言葉を覚える。macの内臓SSDには素材を入れたくないので外付けのSSDを買おう。容量は1TBあればいいのではないか。ついでにDJの時のレコボのデータも入れよう(購入後フォーマット形式の違いで入れられないことが判明した)。エフェクトが無限にあるのでそれぞれどういう効果なのか知りたい。まとめてるサイト無いかな。今のところ画面が9分割になるエフェクトが好き。ビートシンクさせるとかっこいい。media binでクリップを選択したらいきなりロードされるのでクリック→プレビュー→ダブルクリックとか→アサインという挙動をさせたい。できそう。

調べてたらVDMXの割引制度があるっぽい。なんかチュートリアルを翻訳して公開すれば割引コードをもらえるらしい。早速翻訳してnoteにアップ。そのURLをメールしたら1時間しないでクーポンもらえた。多分来週ぐらいにブラックフライデーの割引も始まると思うのでそれと併用できればメチャ安になるのではないか。

ところで各エフェクトをBPM同期させたりさせなかったりをコントロールしたいんだけどやり方がいまいちわからん。dry/wet右クリックでBPM同期を選択すると同期のオンオフが簡単にできないしclockの外音同期切っても最後に設定したBPMで動き続けてしまう。dry/wetとクロックの間にLFOかステップシーケンサー噛ませてそこのオンオフでコントロールすればやりたいことができるっぽいけどもっと簡単な方法がある気がする。強制的にBPMを0にする挙動とかできないかな。

使ってるmacが13インチなのだが小さい。VJが15インチガー16インチガーと言っている意味が分かった。とはいえそう簡単にmacは入れ替えられないのでサブディスプレイを考える。ポータブルで15インチ位だと玉石混合で色々ある。考えた結果元々もってたiPad pro12.9インチを活用することに。macのosが新しければsidecarでいけるのだがitunesが無くなることを恐れてアプデしていないのでサードパーティーのduet displayで対応することに。有料アプリ。セールで1,220円だった。macにもアプリをいれて有線であっさり接続完了。これはいいかもしれない。あとは安定性や長時間接続の場合にどうなるかだな。ちなみにDJ-VJ間の「次何の曲かけるんですか」問題もduet displayでミラーリングにしてVJブースにおいておけばいいのではないかと思った。ブース間の距離が遠ければ無理だが。とりあえず3mのusb-cケーブルを買ってみた。

ブラックフライデーがきた。とりあえずSanDiskのSSD1TBと2.5インチケースを買う。これで容量問題は多分大丈夫。あとはVDMXなのですがセールが来ない。調べたら去年は金曜日からで現地時間はまだ木曜。たぶん明日だなー。

などと申しておりましたら金曜日にセールが来たので速攻購入。上記の割引と合わせて99ドルで購入できた。あとは素材集めと練習あるのみ。とはいえDJの仕込みもしないとだしパーティーをオーガナイズするにあたっていろいろやることもあるので時間がないと感じるようになってきた。焦る。

DJとオーガナイズはやったことがあるので平日の自由時間1-2時間で少しずつ準備出来る。VJは初体験なのでまとまった時間が必要。これは休みの日に回す。これでしばらく運用してみよう。

12月


まずはプリセットを作る。画面の広さ的に6レイヤーが限界っぽい。ipad proを接続して画面拡張を考えていたがテストでvdmx+chrome+safari(のちにBraveに変更)+duet(ipadをサブディスプレイにするアプリ)を動かしていたらvdmxが落ちた。これはいけない。いつかOSをアプデしてside carを使えるようになったら再検討する。色々調べながら6レイヤープリセットができた。6レイヤーのプレビューとエフェクト、media bin1つ、clockとLFO2個とステップシーケンサー2個とTCM2個で画面がギチギチになった。LFOとかステップシーケンサーの動きを設定してうまいことできるようにしたい。

同時にネタを集める。まずはbeepleから。beeple警察とかはまぁとりあえず気にしない。DLしたはいいけどこれらをどう整理したらいいかわからん。itunesみたいにタグが埋め込めるわけではないしむずい。ネタの傾向毎にフォルダに分けてmedia binと同期というのが一般的なのだろうか。不明である。ここら辺の知見は意外とインターネットに転がっていなかった。そもそもネタの傾向とは?となっている。このままいったらフォルダ名「ビヨビヨ」「さわやか」「ぐるぐるサイバー」「宇宙」とかになるぞ。これでいいのか。

今後はLFO、ステップシーケンサー、TCMの設定する。出来たらcontrol sufaceの作成(apc miniとnanoコン)、これが出来たら実際のコントローラーへアサインとledの設定。この辺を1月上旬までに終わらせてあとは練習といったところか。懸念点としてはMIDIコンをしばらく使ってなかったので動作するのかどうかである。動かなかったら買うしかない。

あと自分の出番中にはiosアプリの100VJってアプリにVJをしてもらうのでそれの準備も必要。概ね設定はわかったのでクリップ何個かぶち込んでシーンチェンジの設定して後はよろしく!ってな感じだ。ipadが64gbなので何個クリップが入れられるかが問題だけどもう脳死でbeeple突っ込んでもいいかもしれない。ちなみにairdropの転送に対応していたのでそこは大変に便利だった(アプリで対応というより普通に転送したものを読み込んだ)。でもどうやらBPM検知機能が動いてないっぽいのでDJ中に自分でタップか数値で指定するしかない。だるい。

ところでVJでよく見るイベントのロゴがぐるぐるするやつやりたいのだがあれどうやるんだ。普通にロゴの画像でもいいけど背景も一緒にぐるぐるしちゃうよな。透過のロゴを作るにはどうすればいいか時間があったら考えよう。白と黒欲しいところ。

なんかネットを徘徊したら透過png作成サイトがあったのでイベントロゴだけ透過させた。文字色3色作ったけどよく考えたらvdmxのエフェクトやらステップシーケンサーやらで色を変えられるのではと思ったりもした。まぁよし。ロゴのぐるぐるはエフェクトのvidvoxの3dなんちゃらがそれっぽかった。

週末が来たので集中的にvdmxを触る。6レイヤーで1,2は映像、3,4はクリップのループ、5はクリップ汎用、6はロゴ系汎用としてみた。ネットにはtipsみたいのは転がっているがVJがそれぞれどのようなレイアウトでやっているかはあまりのってない。とりあえず最初に現場でやるまでは独学でやると決めているので模索してみる。3-4レイヤー間をステップシーケンサーとLFOを組み合わせてクリップ切替の時にエフェクトがかかるようにしてみた。clock同期してるけど微妙にずれることがある。謎。グループエフェクト便利。5,6は単独でエフェクトかければいい。1,2にもエフェクトかけれれるように準備しておく。というかエフェクトの種類がめちゃくちゃあるのでよくわからん。お気に入りのエフェクトに☆を付ける機能とかないのか。ありそう。ちなみにLFOうまく同期しない問題はLFOのtimeをclockのmesureなんちゃらにアサインすることで解決したが速度を任意で変更できなくなったので注意。後日談だけどfxのお気に入りはその名の通りfavoriteに入れとけばいいな。favorite2とか作れたら素のfxは1に入れて自作のfxは2に入れるとかやればいい。

最初画面

     ※最初に作った画面。6レイヤー。マスターpreviewは右下

つづいてcontrol surfaceに着手。直接midiコンを接続してもいいんだけどなんかあった時の復旧の速度を考えるとcontorol suefaceを経由した方が圧倒的に早い。あとmidiコンを変えたときも移行しやすい気がする。複数の機能を1つのキーで操作できるのもいい。これはmidiコン直でもできるかもだけど。nanokontrolとapc miniのcontrol surfaceを作成。すぐにできたけど各ボタン・スライダーのリネームが激しく面倒。あとバンクに保存する方法がいまいちわかっていなくて何度もやりなおした。出来たらcontrol surfaceに各機能を割り当てていく。普通の機能は割り当てできるんだけどmedia bin周りのアサインが全然できない。仮想apc miniのボタンに各レイヤー選択とクリップ選択を割り当てたいだけなのだが。というところで週末が終了。vdmxとapc miniの接続についてと各コントローラーのled制御の情報を収集して次の週末に備える。

midiコン

  ※control surfaceでnanoコンとapc miniの仮想コントローラーを作成

平日時間ができたので触る。色々検索してクリップ選択とページ選択、レイヤー選択をcontrol surfaceに割り当て出来た。これをapc miniと接続してうまく光らせられるとよい。つづいてnanoコンの割り当てに入りたいんだけどそもそもどの機能を割り当てたらいいかわからん。apc miniはクリップ選択とページ選択、レイヤー選択とレイヤーoutput最大値を割り当てたのでnanoコンはclock、エフェクト、ステップシーケンサー、LFOあたりを操作したいところ。ネットでサンプル探してみよう。ちなみになぜレイヤーoutputをvalではなくmaxにしたかといえばmaxにしておけばlfoとかでvalを自動制御している最中もoutputで出力を制御できるからです。

ところで比較的スムーズに(と自分では思っている)control surfaceへの割り当てが進んでいるのはtraktorとmidiコンでDJをやっていたことがあるのが大きい。それ自体は1年ぐらいでやめてしまった(荷物が多くなるので)が経験は役に立つものである。役に立たない経験もある。

まとまった時間が取れない時はVJ素材のDLを進めている。結構頑張ってDLしているのだが精々50GBといったところで全然容量を消費しない。VJがHDDガーSSDガーとよく言っている気がするのだが彼らはどういった素材状況なのであろうか。というか画面にそんなたくさんクリップ表示できないしな。

nanoコンの割り当てを考える。1-6は各レイヤーのfx操作、7,8はTCM or LFO or ステップシーケンサーの管理というところか。MIDIコンのレイアウトを考えるときは設計図を書くとやりやすい。記録に残したいので自分はgoogleスプレッドシートでざっくり考えた。

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            ※スプレッドシートでレイアウトを考えた(右側がnanoコン)

midiコンへの割り当ての前にcontrol surfaceへの割り当てをおこなう。
各レイヤーで求めるエフェクトが異なるのでレイヤー毎にエフェクトを作成、作成したらレイヤーのエフェクトのバンクこと呼び出しゾーン(端に+とRがある欄)に保存しつつsave assetで保存。他のレイヤーのエフェクトに同じエフェクトをアサインするときはpresetから呼び出してcontrol surface割り当て直しという手順で進める。nanoコンの割り当てとしてノブ:dry/wet、上ボタン:fx on/of、中ボタン:次のエフェクトをロード、下ボタン:前のエフェクトをロード、フェーダー:割り当てなしとした。フェーダーにはfxの任意の部分をエフェクト毎に設定して自動で動いててもアクセントをつけられるようにしようかな。中ボタンと下ボタンのエフェクトの変更がちょっとわからなかったんだけど保存エリアをクリックしてUI Inspectorを表示→Navigationのpage up,page downを割り当ててクリアした。ちょっと挙動が把握できないので要調整とした。その後フェーダーもdry/wetに割り当てることにした。複数のfxを使っているときに2軸で調整できるので楽しいかもしれないと思ったので。

各レイヤーのにfxを設定、control surfaceにアサインを進めていく。画面のサイズ上バンクには6種類程度までしか入れられなさそう。各エフェクトに自動と手動を用意したいので実質3種類になる。少ないけどしょうがない。

設定中ふと思ったんだけどレイヤーの下のsrcいらなくない?今のところ何に対してもリンクさせてないし。srcを決してできたスペースを他の情報表示に使いたい。

各レイヤーに対してLFOとステップシーケンサーを置きたくなっている。現状だとひとつのLFOに複数のfxをアサインしているので自由にLFOのパターンを変更できない。ステップシーケンサーも同様。上記のsrc削除でできたスペースにこれを置ける気もする。ただ置けたとしてMIDIコンでアサインするボタンの空きがないな。apc miniのクリップボタンを持ってくれば何とかなるかも。あるいはもう1台nanoコンを追加するか。今作ってるプリセットを作り終えたら検討しよう。

隙間の時間でDLしたクリップの整理。フォルダを10個くらい作って仕分けしてるんだけど明らかに効率が悪い。なんかクリップに対してタグを複数打ってそれで検索とかプレイリスト的なものを作れるソフトが欲しい。
探したらあった。pixaveかEagle ってソフトが良さそう。有料ソフトなのでそのうちトライアルでやってみよー。

あらかたアサインが終わったのでmedia binとssdのフォルダを同期させた。QTでは再生できないけどVLCだと再生できるファイルはvdmxでは再生できないことがわかった。コーデックの問題なのか。よくわからん。もしかしたらOSアプデしてないからかな。んー謎。放置。なので別フォルダに退避させた。

apcのmidiアサインはうまくいったんだけどLEDが全然うまくいかない。クリップのゾーンで未割り当て、クリップあり、再生中で色分けしたかったんだけど何をどうやってもできなかった。vdmxのフォーラム通りにやったんだけどなー。apc20/40向けのページだったのでapc miniは仕様が違うのかもしれない。とりあえずVJそのものが出来ない訳ではないので放置。

一通り完成したので早速適当にmixをかけつつVJをやってみる。難しすぎる。え、マジで無理なんだが。やること多すぎなんだが。かかってる曲を探してPV持ってきて曲と同期させてエフェクト用にBPM調整して他のレイヤー重ねてそれぞれエフェクトかけていい感じに調整する。無理すぎる。多分何をどのくらいやって何を捨てるかは経験すればわかってくるっぽいので練習するしかない。あとクリップも持ってるもの無尽蔵に表示するんじゃなくてパーティーに合わせて適合するクリップを厳選してそこから選んだ方がいいっぽい。エフェクトも同じ。ここら辺はDJの選曲に似ている。

ちょっとやりづらい部分もあったのでやっぱ各レイヤーにステップシーケンサーを置きたいな。LFOはコンスタントに変更するものではない気がするので一つでいい。旧nanoコンとnano padが発掘されたのでそこらへんもうまく使いたい。けどmidiコン3台は多い気がする。

そういえばmidiコンのアサインでちょっとトラブル。nanoコンとapc miniのメッセージが重複したため動きがおかしくなった。korgのeditorでnanoコンのメッセージの数値?値?を変更して解決した。apc miniはメッセージの値を変更できないっぽい。

clock周りでトラブル。midiコンに各ボタンをアサインしてるんだけどtapは問題なくbpmが画面に反映されるが0.1ずらすボタンと倍or半分ボタンだとbpmの変化が画面に反映されない。謎すぎる。clockのsetteingかsendingあたりだろうか。clock右のぐるぐるである程度判別つくけど気持ち悪いな。なんとかしたい。あとclockの停止もわからん。

自分がDJやってるときはipadの100VJってアプリにVJしてもらおうと思っていたんだけど自分がVJ中に席を外すパターンを考えていなかった(主催なので多分席を外しまくる)。VDMXで自動VJの方法を考えておかなければ。おそらくclockでbpm検出しつつLFO or ステップシーケンサでclipを制御できればある程度形になると思われる。media binからclipを一定時間か何ループかしたらランダムにlayerにロードしてほしいのだが可能だろうか。できそうな気はする。

各レイヤーにステップシーケンサーを置いたバージョンを設置。テストしてみたけどVJ中にそこをいじる余裕はあんまりなかった。なので元に戻す。既存のステップシーケンサーをうまく生かしていく方向にする。

現状media binは一つにして左上のレイヤ選択をmidiにアサインしてクリップを選択しているんだけど、media binが一つしかないためこのレイヤーはこのフォルダ内のクリップでやっていくみたいなことができない。あとクリップのランダム再生の場合も一つしかないのでこのレイヤーはランダム再生、このレイヤーは手動というのができない。(基本現在表示されているフォルダ内でランダム再生なのでランダム再生設定のレイヤーが現在表示しているフォルダに集まってきてしまう。)

なのでmedia binをレイヤー毎に用意してD&Dでタブ化。そのタブをmidiにアサインしてアクティブにしたいタブ(=レイヤー)を最前面に表示するスタイルに変更した。が問題が発生。タブはうまいこと表示されるのだが、media bin左側のフォルダがすべてのレイヤーがあるレイヤーで選択したフォルダを同じように選択してしまっている。例えばレイヤー1で上から2番目のフォルダを選択したらレイヤー2~6でも同じフォルダが選択されてしまう。これではやりたいことが全然できない。原因特定の為検証。マウスで操作すると各レイヤーのフォルダ選択は同じにならないし、control surfaceでもならない。でもMIDIコンでやると同期されてしまう。なので原因はMIDIコンになる。だけどMIDIコンをどう設定しても直らない。「最前面にないときは信号を無視する」という設定が怪しかったのでそこら辺をいじったけど解決しなかった。2日くらい触ったけど解決できず。なので設定と最初のmedia bin一つの体制に戻した。

クリップの選択について。現状apc miniの8*8のpadにクリップ選択を割り当てているんだけどクリップ選択の際、画面を見る→選びたいクリップが左から何列、上から何行の位置にあるか確認→apc見る→apcの行・列位置を確認してボタンを押す。という動作になっている。これがかなり時間の無駄になっている気がする。明らかにトラックパッドで選択した方が早い。慣れの問題かもしれないけどそもそも8*8に収まってないフォルダもあるしちょっと考えもの。もし8*8のエリアをクリップ選択に使わなくていいのであれば使えるボタンがかなり増えるので自由度がかなり上がる。というか物理スペース的に他のコントローラーでもよくなる気がする。nanoコン2台とか。ちょっと考える。

人のmix流して2時間くらい練習。曲をshazamしながらbpm同期→PVを検索→同期→タイミング見てエフェクトというワークフローには多少慣れた。けれどそれに加えて曲の雰囲気にあったクリップ選択+ロゴ掲出は時間がたりずクリップがそのままで時間が経過してしまう傾向があった。やはりクリップについてはフォルダ内ランダムにしておいて気に入らなかったら次のクリップに飛べるようにしたい。そうなると上記の問題にぶつかるのであった。詰んだ。思い返すにそれぞれのレイヤーのmedia bin作成時に最初のレイヤーのduplicateで作成したのでそれが悪かったのかもしれない。MIDI設定が引き継がれるので楽だったのだが。幸い時間があるのでduplicateじゃない手法で作成してみる。あとそろそろipadを用いたオートVJも調整していかないと。

12月31日。今日もvdmxを触る。上記の問題を解決するためduplicateではなく新規でmedia binを5枚追加してみる。試しにmedia bin1,2で設定したみたところうまくいった。やっぱ問題はduplicateだった。ということで残りのmedia binも全部削除して再設定。ページ8枚とクリップ64個のアサインをmedia bin5枚分やるのは結構辛かった。1時間くらいかかった。でもこれで各media binのページとクリップを独立して操作できるようになったので各フォルダーを任意にレイヤーに選択できるようになった。不在時のオートVJに目処がたった。よし。他にはclock同期をちょっと修正。エフェクトのmidiアサインも修正した。今後は練習しつつやりづらい点があれば修正していく。ちょっとエフェクトを追加したい。あとスマホでいちいちshazamやるの面倒なのでmacのshazamを走らせたい。走らせた時にmacへの負荷がどうなるかもテストが必要。

ところで↑の設定中再起動するとそもそも設定が消えるという事態が発生していたのだけどどうやらpresetとprojectを勘違いしていたらしい。レイアウトとか設定を保存するのはpresetであってprojectではなかった。じゃあprojectとはなんなのかと言われるとわかっていない。ということで今まで作った1bin verは無くなってしまった。これからはこまめにpreset保存していきたい。

1月

明けました。早速VDMXを触る。エフェクトが足りない感じがしたので色々試して追加。ショートカットのところにエフェクトを追加したのでmidiコンですぐ呼び出せるようにした。これは便利。プレイ中にエフェクトを変更することはあまりない(余裕がない)のでこれで行こう。

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  ※1/2現在の画面。各レイヤーのエフェクトはMIDIコンで遷移できる

自分がDJしている時の無人VJ用にiPadの100VJを仕込む。ネットにあった説明書を読みながら設定。VDMX用のクリップを300本くらいiPadにぶっこむ。airdropでまとめて転送できたので楽だった。デッキのトランジョンのパターンを何種類か設定してランダムでトランジョンを選択するようにした。クリップもランダム選択にしたので放置していても同じクリップが続いて飽きることはないと思う。ただBPM検知機能がやっぱ直っていないっぽい。うーん。しょうがないか。とりあえずこれでよし。ビデオミキサーがないので現場ではHDMIセレクターでガチャガチャやることになる。空白の時間ができるがしょうがあるまい。ビデオミキサー安くても5万って感じなので流石に買えない。本番までに実際の配線を含めたオペレーションを試そう。まずはhdmiセレクターを探すところからだけど。

本番のオペレーションをテスト。macのHDMIoutをHDMIセレクターに。iPadのHDMIをHDMIセレクターに刺す。でセレクターのoutをモニターに。HDMIをipadにした場合は問題なし。macにした場合はなんかノイズ?ちらつき?がたまに出る。ケーブル変えたりセレクターの差し口変えても変わらず。そうなるとmac側かもしれん。セレクターの給電不足も疑う。給電機能有のセレクターを買った方がいいかと思ったけどその前にmacへの給電をmac直接ではなくHDMIと接続しているUSBハブにusb-cケーブル接続して行ってみる。これによりHDMIに十分な給電がされるのではないかという推測である。これで出力したらうまくいった。謎。オカルトなので本番何が起こるかわからん。ビデオセレクター気軽に買える値段になってくれ。あと問題としてはセレクターでmac-ipadを行き来するとき繋がっていないポートは切断状態なのでmacの場合何秒か壁紙が写る。本番までに壁紙を真っ黒にしておくべきかもしれない。多分忘れる。あとはVJの練習とDJしながらipadの100vjってアプリのbpm同期をする練習が必要。100vjの方はむしろBPMを完全に理解した状態なので合わせやすいと思うがDJをやりながら他のことができるのかという問題がある。DJの時は本当に時間が無い(曲かける-フロアの反応を観察しながら次の曲を選択-音量とEQ調整しながらmixの仕方を考える-mixする位置を決める-mixする。をずーっと行っているので)のでちゃんとできるか不安である。

人のmixを流して練習。j-popやアニソンだとshazam→検索→シンクができる頃にはもうサビに入ってることが多い。そしてサビ終わりで曲が変わることが多い。なので実質PV出せるのが30秒くらいなのではないか。事前に選曲が見れるといいけど中々導線的に難しい気がする。またBPMを大きく変更したプレイや野良リミックスの場合は再生速度を調整しなければいけなくなかなか難しい。VDMXじゃないソフトならやりやすいらしい。バーチャルDJとかなんとか。あと3,4レイヤーの映像ネタはPVに重ねることが多いので凝ったクリップよりシンプルな方がいいっぽい。線系とか。この辺はジャンルによって変わってくる。「クリップが終わったらランダムでロード」という設定は大変にいい。PVとマッチしてなければ表示しなければいいだけだし。

2月

相変わらず練習。昨今のアレでパーティーは無観客配信になった。しょうがない。ローンチなので配信でやることでかえって見てもらえるかもしれないな。無観客でVJのプレッシャーも軽減するのでポジティブに捉えるしかない。ところで今の練習はmixcloudで人のmixを勝手に流してそれに対応するってやつをやってるんだけど、やってて「この人のmixイマイチだなー」と思うことがある。mix技術だったり選曲だったり。これはVJあるあるなのだろうか。DJのクオリティにVJのモチベーションは影響を受けるかを今度VJに聞いてみたい。

本日も練習。hdmiハブ経由でまたちらつきが発生。前回発生時と同じ配線にしても改善されず。いよいよオカルトである。やっぱAC付きのHDMIセレクター買った方がいいかなー。それかもうmac→ipad転換時HDMIぶち抜きおじさんと化すという方法もある。全く美しくはないけれど空白の時間ができるという点ではHDMIセレクタと変わらないかもしれない。確か今回使用するクラブにもセレクタはあるって言ってからそちらを使わせてもらえれば大丈夫な気もする。うむ。

当日。午前中に最後の練習。ワークフローは落ち着いてきたがここにきて不満が出る。だけどもう直す時間はないのでこのまま行くしかない。結局ハブを経由すると一度切断して再接続扱いになるのでケーブル引っこ抜きと変わらん。多分青画面が出るがそれも味なのです。

出発前。事前に作っておいたチェックリスト通りに荷造り。めっちゃ重い。登山より重い(登山したことない)。ヤク(エベレストとかにいるヤギみたいなやつ)に荷物を運んでほしい。mac,ipad pro,kindle fire hd(twitch確認用),PCスタンド,ipadスタンド、各種ケーブル、電源3つくらい、ミラーレスカメラ(結局使わなかった)acアダプタ等々…。VJの人のリスペクトが爆上がりである。地下鉄までの徒歩の間「今コケたら終わる」と思いながら慎重に歩いた。

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              ※これがヤク

会場着。DJ-VJ-DJ-VJを50分ずつやる予定です。まずはVJの準備。上記の通りこれでもかというほど荷物を持っていったので設営は順調。macからもipadからも出力問題なし。配線の結果HDMIぶち抜きおじさんとなることが決まった。あとはやるだけ。

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     ※当日のVJ環境。nanoコンとapcは縦にして使用した

反省点など

VJ中は余裕がなかった。2ターン目のVJではある程度できた気がするが1回目はあわわあわわしていた。エフェクトの準備が圧倒的に足りなかった。各レイヤーにあらかじめ5種類くらい用意して状況に応じて使い分けたかった。ステップシーケンサー同期エフェクトとマニュアルエフェクトを用意していたがほぼマニュアルエフェクトしか使わなかった。同期エフェクトはあんまり使わないな。エフェクトの選択が悪かったかもしれない。クリップのランダム再生が良かった。プレビュー見ながらいい感じの時だけ表示させていた。ただランダムが故しばらくこのクリップで行きたい!という時でも強制的に変わってしまうのでそのクリップでループするボタンを実装しておけば良かった。apcのクリップ選択ボタン全然使わなかった。自分に余裕がなかっただけかもしれないけど。やはりあのボタンを何か違う機能にアサインして有効利用したい。レイヤー3,4のtcmをあんまり使わなかった。これは基本PVに重ねて表示していたからというところもある。基本手動で出したりしていた。BPM検知がイマイチだった。キックがはっきりしている曲ならもっと精度が良かったのかもしれない。VJが1人は大変。少なくても2人はいる。PVがない曲の時はリズムに合わせてクリップやエフェクトをビヨビヨしていたが落ち着きがなかったかもしれない。VJの統一感というか方向性みたいなものを出せれば良かった。レイヤーを重ねるときアスペクト比が違うとなんか美しくない。使えないクリップはどんどん捨てていこう。あとやっぱ次何の曲かけるんすか問題はある。なんか調べたらbridge?とかbeat link trigger?とかいうアプリでpro linkの状況が見れるっぽい。pcdjだったりCDだったりだと多分見れない。でもlan接続いるからまた機材が増えるのである。タブレットで使えるといいんだけどな。あとDJブースとVJブースが離れてると使えないし。ちょっと検討。あとshowkontrolというソフトもあった。これは有料。$50くらい。あ、あと最後に一番大きい反省点。apc miniの裏のゴムが1個無くなっていて操作中カタカタいってそれがすごいイヤだった。


今後の課題や思ったこと

レイアウトの再考。ネタがもっと欲しい。できればPVに重ねていける感じのやつ。VJの素材とかどこで買っているんだろうか。boothぐらいしか思いつかん。海外サイトとかになるのか?コントローラーの効率的な使い方を考えたい。やってて思ったけど1人でPVとレイヤーをコントロールするのは結構大変。なのでB2Bユニット的に1人はPV担当でもう1人はレイヤー担当という感じはどうなのだろうか。1台のmacでうまいことできるのだろうか。それか2台でやってスイッチャーとかでかさねる?でもそれだとマスターアウトプットよくわからんしな。VJユニットの皆様はどうなされているのだろうか。自分でパーティーを主催する限りはVJをやる機会はあると思うので少しずつやっていくぞという気持ちである。

ということで知識0から現場でVJやるまでの忘備録となります。今回は配信のみだったけど次回こそ有観客でVJをしたいです。そしてできればもう1人VJが欲しいですね。あと自分の主催以外のパーティーでもVJやってみたいですね。

読んでくれてありがとうございました。



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