♯1 ポジション(EP アーリーポジション)
最初のテーマはポジション!!
Pokerはポジションのゲームだと言われています。
各ポジションの名称や特徴を紹介していきます。
Q1 「ポジションの有利」って何?
ポーカーは不完全情報ゲーム(全てが目に見えていないゲーム)です。
不完全情報ゲームにおいて情報は少しでも多い方が有利ですよね!
先にアクションしないといけないプレイヤーの状態を」「アウトオブポジション」、後から行動するプレイヤーを「インポジション」と呼びます。
通常、相手が先にどういった行動するのかを見れるインポジションのプレイヤーの方が単純に有利になります。
Q2 プリフロップで各ポジションにおける長所、短所って何?
アクション順に明記していきます。(10人プレイヤーを想定しています)
基本的な部分を書いていきますが、人数によって読み替えてください
(9人のUTGと5人のUTGでは参加手札は全然違います。)
今回はEP(アーリーポジション)と呼ばれている、プリフロップにおける少し不利な場所の説明になります。
①UTG
プリフロップにおいて一番初めにアクションをしなければいけません。
後ろにアクションが残っているプレイヤーが多くコールをされ、多人数での戦いにもなりやすいため、弱いハンドでの参加はやめましょう。
例 人数が9人や10人の場合 参加手札
得意 Aのスーテッドハンド、高いポケットハンド
苦手 A9や低すぎるポケットハンド、低いスーテッドコネクター
長所
・手札を強く見られる。
リレイズやコールされる可能性があるのに参加できる手札=強い手札だと相手に思われる可能性が高いです。
そして自分に対するリレイズが来た場合、基本的に相手は強い手札という情報が手に入ります。
・プリフロップにおいて全員のアクションを見た後初めて行動できます。
自分にリレイズを誰かが行った場合、その後の一周全員の傾向を見て行動できるためプレイの判断がとりやすい。
このため、コールだけしたのに後ろからレイズされてしまい、降ろされてチップを失う事がほとんどなくなります。(全くないことはありません)
短所
・プリフロップにて後ろに行動が残っているプレイヤーが最大数になる。
このためブラインドスチールは決まりにくく、リレイズやコールをされる可能性が高まります。
Pokerは人数が増えれば自分の勝率が減ってしまうため、少人数で戦うことが利益的です。
しかしUTGはリレイズを自分から行い参加するプレイヤー数を減らすことができません。
自分が相手にするとき注意すること。
・まずは相手のプレイヤーのレベルを考えて行動してみましょう。
上手なプレイヤーはテーブルに人が多い状態でUTGから参加する場合とても強い、もしくはプレイのしやすい手札と考えられます。
これに関してブラフでレイズしてきている、と思わず強い手札と想定して動きましょう。
多人数戦にもなりやすいので、自分よりも後のプレイヤーのアクションも考慮して参加する手札を選びましょう。
②UTG+1 UTG+2
イラストには表記されていません、UTGのすぐ左側のポジション、その更に左の事を指します。
普段ポーカーをしていて10人以上のテーブルになることは少なく、存在しなくなってしまう事も多いポジションでもあります。
注意点や特徴もUTGにほとんど似ているので説明を省略させて下さい笑
UTGがフォールドした場合、少しだけ参加できるようになる手札が増えます。(ほとんど変わらない方も多いです。)
UTGが参加してきた場合、コールで参加せず、リレイズでポットに参加した方がその後の行動がわかりやすくなる場合も多いです。