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経営者の彼女⑩〜地獄の台湾旅行完結編〜
前回までのお話はこちら💁♀️
完全に心をクローズした私はもう別人となっていました。
知らないおじさんが一人旅に同行状態なので、ベッドも一緒に寝たくないですし、基本話したくないです。
感情が入らないので全て真顔の棒読み対応。
それに対してまた彼はキレ始めます。
その中で「クズが!」と言われました。
😶
人生で初めて言われました。
もう完全に心は閉店、もしろ廃業し、早くいつもの「別れよう」の一言を言ってくれないかなぁと思っていました。
ですが、そう思うとなかなか言ってこないもの。
彼も自分の感情がコントロール出来ないようで、クズ発言後本当にごめんなさいと謝罪。(もちろん真顔でダイジョウブデスと返答)
とはいえ、ずっと行ってみたかった台湾なのでリサーチした観光地は全て周りました。隣に知らないおじさんを連れて。
屋台飯は美味しくて、九份は幻想的で素敵な国でした。
そして最終夜に事件が起きます。
当時タピオカが日本で流行り始める前で台湾では大人気!という状況でした。
ぜひこの旅行で飲みたいと思っていた私は、屋台で買うことに。
屋台は若い男女がやっていて、英語はあまり話せない様子。
私は中国語は話せず、英語もカタコトしか話せないのでメニュー表を指さして注文。
それに対して、屋台のお兄ちゃんが何かを聞いてくれたのですがわからず。(多分サイズとかトッピングとか?)
私がどういう意味?ということを英語で聞きましたが、それが通じず。
お互い一生懸命伝えようとし合うのですが、伝わらず屋台の男女と私でおかしくなってしまい3人で笑ってしまいました🤣
これも海外旅行の面白いところの一つだと思います。
それを見ていた彼が(彼曰く)中国語が少し話せるので、中国語で答え始めました。
ですが、その中国語が伝わらず。
それに対してまた通じ合えないので彼以外の3人でまた笑ってしまいました。
それを見た彼が激怒!
「バカにすんじゃねー!💢」と大声で屋台の男女に怒鳴り、スタスタと歩いていってしまいました。
屋台の男女はぽかん😧状態。
私はごめんよ!というジェスチャーをしてタピオカを頼まずその場を去りました。
そのままホテルに帰りました。
あまりにも子供でびっくり。
引くという言葉では足りないくらい引きました。
帰りの電車の中でもイライラが抑えられない様子。
もう病気なんだと思います。
電車で暴れられては困るので、ホテルの部屋に入り話そうとしたら、「こんなバカにされるなら別れよう」と神の声が😍✨
二つ返事で「うん。そーしよー!」と答えると彼はかなり拍子抜けしていましたが、お別れが無事成立しました。
タピオカ屋台の男女よ、ありがとう。
いつかまた台湾に行く際は必ずタピオカを買うよ🧋
お別れが決まったので翌日は別行動。
飛行機はとってしまっていたので、出発時間に直接集合となりました。
最終日の一人観光が一番気楽だった笑
そして帰りの飛行機も一切話さず、日本到着。
成田空港の電車乗り場で「ありがとうございました。好きでした。」と言われ、別々の電車に乗り別れました。
冷静に振り返ると彼はなにか病気だったのかなと思います。
その渦中にいると麻痺するもので、キレるポイントが子供過ぎるというか、異常。
手こそ挙げられたことはありませんでしたが、こうやってDVは始まっていくのかもしれないと思いました。
後日、2週間後くらいに短時間でいきなり5件くらいの着信が。
別に何も連絡を取るようなことがないので放置していたら更に着信が。
出ないと終わらなそうと思い、イライラしながら出ると、泣きそうな声で
彼「元気?」と。
私「元気だけどなに?」
彼「元気かなと思って連絡した」
私「用事が無いなら何度も電話しないでください」
あーこりゃ完全に病んでるわ。
その後も数週間後に電話が来て、今度はかなり元気な様子。
付き合っている時は自分も麻痺していたけど、この人はメンタルが不安定な人なんだと別れてから気付きました。
2名の経営者を付き合ってみて、
・彼女は彼のメンタルケアが出来るほどの器の大きさが必要。
・彼の多忙さを客観視出来る力。またその間自分自身で自分の時間を楽しめる自分のメンタルケアが出来る余裕さが彼女には必要。
・20〜30代苦労している経営者は40代で遊びたい、自由にやりたい願望が強いので実際の結婚願望は低め。(なので彼女は若くて華やかなこがベター)
・サラリーマンと違い、自分で全部を背負っているのでメンタルは強い一方でとても弱い面も持っている。プレッシャー度が会社員とは比べものにならないと思われる。
以上が感想でした。(あくまで個人的なものです)
それを踏まえて
今後はサラリーマンで結婚に対して現実的な人を探そうと決意。
その時、私は34歳になっていました。
婚活アプリを始めて1年経っているのにまだ学んでない自分に嫌気がさしながらもとにかく頑張ろうと決意しました。
その頃には世の中的にも婚活アプリがメジャーになってきてきて、周りの友人でもアプリをしている人、アプリで付き合っている人も増え始めた頃でした。
そしてまた新たに登録した婚活アプリで彼氏が出来ます。
果たしてその人と私は結婚できるのか?!